2019-12-26

椎間板ヘルニアと言われたら、するべき3つのこと。


このブログは
3つ以上が揃った方のために書きました。

・病院でMRIの検査を行い腰の椎間板ヘルニアと診断された方
・診断されたが、手術は今すぐ必要ないとされている方
・痺れや痛みが、消えたり、楽になったりする姿勢がある方
・リハビリ等で様子を見ようと言われている方
・痛み止めだけ処方されている方

病院で診断された時、途方に暮れて検索させているかもしれません。

「自分の場合は、結局何をしたらいいのか??」

と探しているかもしれません。

椎間板ヘルニアも、原因があり結果があります。

<原因>
今までの人生で”カラダに対する使い方”が間違えていたこと。

「間違える??」とはなんだろ?と思われてもおかしくありません。
そもそも、正しい状態も、間違えた状態も学校では教わっていません。
なので分からないのは当たり前です。

実は、カラダの使い方を間違えて、今のヘルニアの症状がでているのです。
歳のせいでも、ありません。体を構造的に間違って使ってきた人生の中で、壊しただけなのです。

痛みは、身体を間違えて使ったシグナルです。
決して痛みが消えたから、治ったと思わないでください。
たとえ、いつの間にか楽になったとしても、さらに悪化し痛みに襲われることも少なくありません。

根本的な痛みの原因である、”間違えたカラダの使い方”を治さない限り、繰り返します。

またまだ、一般的には当たり前ではありません。
しかし、臨床を実践してきている治療家の中では当たり前です。

”間違えたカラダの使い方”を変えること。
これが一番大切です。
ずばり、現代人の間違い・・・

それは・・・
座り方です。

当たり前のように座っている毎日。
それこそ間違っているのです。

カラダにとっての痛めない座り方は、深く座ることです。
まずは、深く座ること。
+坐骨を立てて座ること。

”坐骨を立てるコツは、椅子に深く座ることです。
それだけで、自然に坐骨は立ってきます。深く座ろうとすれば、お尻を後ろに押し出すイメージになります。
その意識が、骨盤が寝るのを防ぎます。
また、深く座って、お尻を背もたれにくっつけてしまえば、寛骨の上部が背もたれで支えられるかたちになります。
背中のウエストあたりをさぐって、やはりコツンと触れる骨を背もたれにあてるのです。ここを背もたれに固定すれば、坐骨が後ろに転ばず、安定します。椅子の座面に坐骨をつき立て、背もたれで寛骨を支える。”

仲野孝明. 座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる! (Japanese Edition) (Kindle の位置No.804-810). Kindle 版.

 

2013年に上梓させていただいたこちらでも詳しく記載しています。

 

まず、正しい座り方をぜひ学習してください。
そして、カラダの使い方を徹底的に学んでください。

それこそが、本当の根本対策になります。
ちょっとだけお時間がない方のためにポイントだけお伝えすると。。。

誰もがすぐできる、人生を変える”正しいカラダの使い方”で大切な3つのこと

1)背伸びをする
2)歩くこと
3)環境を見直す

 

背伸びをする

【背伸びをする】冗談のような簡単な動作を行うだけで。
人間本来の設計図通りのカラダのポジションになります。

カラダが正しいポジションであれば、背骨の動きがよくなるだけでなく、関節への負担が過剰にかかることが減ります。
もし、今足にシビレが出ていたり、手にシビレがある方は、背伸びをするだけで軽減するのが実感できているかもしれません。

背伸びをオススメする3つの理由

①かんたんで負担の少ない動きなので、誰にでも可能。三〇秒もあれば十分にできる。
②高価な器具なども不要で、いつでもどこでも思い立ったときにトライできる。
③姿勢を正しく整える効果が得られ、インナーマッスルを効果的に使える体勢をつくることができる。

2015年こちらでも、230ページほど詳しくお伝えいたしました。

歩くこと

人間にとって基本動作は、立つことです。
そして、歩くこと。

決して、椅子に座るようにできていません。

通常のあなたの1日を思い出してみてください。

「あなたは、何時間立っていますか?」
「あなたは、何時間歩いていますか?」
「あなたは、何時間座っていますか?」

この記事を読まれている多くの方が、座っている時間が圧倒的に長いと思います。
人間本来の使い方は、立つことです。

座っている使い方が長ければ長いほど、ヘルニアのように構造的な問題を起こします。

とにかく立つ時間を、作ること、そして伸ばすことです。

どうしても座り続けなかればならない場合は、30分に一度は姿勢を変えましょう。
シビレや痛みがある場合は、特に大切です。

本当の働き方改革は、”座り仕事を立ち仕事に変えること”。この改革こそ人類にとって大切な改革になります。

痛みがあったり、不具合を感じる場合の時でも
歩けるのであれば、ゆっくり歩くことです。

痛みで、動けない場合は、動けるようになってからでも構いません。
1日の中で、立つ時間、歩く時間を増やし、人間本来の使い方に戻して行きましょう
2019年に上梓させていただきました、ほぼ絵本のこちらが実践しやすいと思います。


自分の環境を見直す

日々の座り方。
毎日座っていた椅子や自宅のソファー。座りやすい状況でしょうか?
骨盤が立つ、坐骨が意識しにくければ、今すぐ買い直しを検討しましょう!!上のようなソファーであれば、横になって寝ることをオススメします。座りにくい環境から、座りやすい環境に変えることは、本当に大切です

人間の意識は長くは続きません。
今日このブログを読んでいる時に、変えなきゃと思ってもすぐに忘れます。
今すぐ、行動を起こしましょう。

日常生活を自分で改善する。
そして、その後で治療するべき骨格を修理しましょう。

関節可動域を取り戻せるところまで、取り戻しましょう。

”ところまで”というのは、

すでに骨が変形している場合には、完全に元に戻せません。

例えば、腰部の椎間板ヘルニアで、腰椎の四番目、腰椎の五番目の椎間板が潰れているとMRI画像で診断されたケースなどは、潰れてしまった椎間板は戻せません。

潰してしまった箇所(ヘルニア部位)に負担をかけないように、他の関節可動範囲を治療し、よりよく動くようにします。そして、現在動ける関節をケアすることで、患部に負担をかけないようにします。

・今動かせる関節可動域をできる限りメンテナンスする。
・動かない関節への負担を最小に抑えること。
このようにケアしていけば、まだまだカラダは上手に使えます。

そのためにも、人生にとって一生役立つ”カラダの使い方”を身に付けてください。
お正月など時間がある時にぜひ!!!

目から学ぶことに疲れている方には、世界中どこからでも耳から学習できる”ポッドキャスト_”姿勢が変わると人生が変わる”オススメです。

姿勢が変わると、人生が変わる。

姿勢治療家(R)仲野孝明

 


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