【姿勢構造】ズボンの前ポケットは、使ってはいけません。
1週間の生活を、姿勢治療家健康指標(6ヘルス)で、振りかえりました。
今週は、【姿勢構造】です!
※姿勢治療家(R)健康指数は、”健康”という漠然とした言葉を、6つの要素に分類し、
誰もが実感実践できる指標にすることを目的に創りました。
【姿勢構造・睡眠・食事・運動・精神・呼吸】
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【ズボンの前ポケットには、物を入れてはいけません】
【歩き時だけ、後ろポケット利用はOK】
【デニムは、ストレッチがオススメ】
目次
【ズボンの前ポケットには、物を入れてはいけません】
・財布(二つ折りの財布)
・携帯電話
・鍵
前ポケットに、無意識に入れてませんか??
・ジーパンやチノパンなどのズボン
・身体にフィットしたズボン
こんな服装の時、どのようにお財布・携帯電話を持ちますか?
手で持っている方やカバンに入れる方は、もちろん大丈夫です。
もしも【前ポケット】に物を入れて使っているとしたら!
大幅に関節の運動制限を起こしています。
股関節の動きを大幅に制限。
歩行に必要な腰椎の動きも制限。
座ること時も、腰部や骨盤部分の可動範囲を伸ばせない。
こんなことを起こしています。
臨床で拝見していると、結果的に
”長年の腰痛の原因”になっていたことも多数あります。
デニムなどの前ポケットは、デザインとして考えてください。
実際には使用せず、非常時以外は、ポケットに荷物を入ない習慣をお勧めします。
歩く時には、股関節が動くだけでなく、腰椎も骨盤も動きます。
その理想的なイメージがこのイラストです。
”みぞおち”から歩くように。
姿勢治療家(R)として長年実践してきて、現在このように伝えています。
今、初めて読まれた方は、なんのことか分からないかもしれません。
ぜひ、この書籍をご覧ください。
前ポケットに物を入れることで
P43で説明している使い方が出来なくなります。
人間が歩く時には、股関節から下が動けばいいだけではありません。
股関節も骨盤も、腰椎も動かしながら歩行の動作します。
その大切な動作が、前ポケットに荷物を入れることにより制限させています。
A. 前ポケットに、物を入れていた方は、今すぐ取り出して、姿勢治療家歩行”みぞおち歩き”をしてみてください。
B.前ポケットに入れてたことがなかった方、
実際に前ポケットに財布や携帯などを入れて歩いてみてください。
姿勢治療家”みぞおち歩き”がやりにくく感じられるはずです。
本当にちょっとしたことです。
ですが、ちょっとしたコダワリが積み重なって身体を蝕んできます。
人生100年時代、
一生自分の身体を大切に使わないと、交換はできません。
【デニム系は、ストレッチがオススメ】
ストレッチがないデニムであれば、かなり動きにくく感じるかと思います。
ちょっと話がずれますが、
5ポケットデニムと言われているリーバイスの一番メジャーな #501 のコインポケット。
右ポケットのポケット上にある、小さなポケットです。
昔は、小銭を入れて利用する場所でした。
現在、デニムタイプを履かれる方でもコインポケットを使用してる方は少ないと思います。
あの部分にコインを入れるだけでも、股関節の屈曲動作を制限してしまいます。
電子マネー時代は安心関係ないですけど。。
1973年生まれの私は、アメカジが流行った時に、高校・大学と育ったので、デニムは大好きです。
学生時代、古着を探しにロサンゼルスのローズボールのフリーマーケットに行ったこともあります。笑
リーバイスの#ビッグE、#66 、Lee の101Zなども、楽しんで探してました。
色落ちやヒゲを楽しんでいましたが、今は、一本も持っていません。
コットン100%のデニムは、丈夫な生地である反面、人間の可動域を大幅に制限します。
501XXの1890年デニムは、太めでサスペンダーで利用するような形でした。
太めの作業着として
少し動きやすくデザインされていたように感じます。
その後、少しずつタイトに履くようになり、より身体に制限を与えるようになりました。
丈夫な生地であることは、反面伸び縮みが少ないことになります。
私も昔は、洗い立てのデニムを乾燥機で縮みを作り、無理やり履きながら、生地に当たりを作っていたこともあります。
同じ年代の方しか、わからない話題かもしれませんが。。笑
動くべき関節に、与える制限は身体にとって決して良くありません。
股関節の自由がある関節を大幅に制限させてしまいます。
伸展 :後ろに伸ばす
屈曲 :曲げる
内旋 :内側に回す
外旋 :外側に回す
内転 :内側に入れる
外転 :外側に開く
こんな動きが制限されてしまいます。
お相撲さんの四股(しこ)の動作ができるのが、股関節が動きやすい目安です。
股関節の制限があると、座る際に、骨盤が後ろに倒れてしまう形になります。
骨盤を立たせる形で座りたくても、
デニム時に伸縮性が無いために後ろに引っ張れてしまうのです。
正しい姿勢で座りにくく、腰椎に負担をかける。
これが、デニムのズボンのおこなっていることです。
窮屈でデニムほど、この傾向が強くなるので気をつけましょう。
ポリエステル
ポリウレタン
ウルトラストレッチ生地をお勧めします。
コットン100%の色落ちは大好きですが、諦めましょう!
ズボンを購入する際に、四股このポーズをしてみるのもお勧めです。
破れないように、最新の配慮をして更衣室で行ってみてください。
これだけで、正しい姿勢で使いやすい洋服に出会えます。
歩行時に、
腰椎の回旋、骨盤の動き、股関節の動きをできるだけ妨げない洋服を!
股関節の制限を作らずに、いつまでも動ける身体をマネージメントしていきましょう!!
【歩き時に、”後ろポケット”の利用はOK】
歩行時に、前ポケットに物を入れない。
ならば、手で持つしかない。。
それ以外にも方法があります。
<手ぶらで歩く時>
前ポケットはNGですが。
後ろポケットであればOKです。
携帯電話や財布は後ろポケットに!
階段でなければ、お尻の大きな筋肉、臀筋の働きを大幅に制限することはありません。
歩行に、さほど影響を与えませんので大丈夫です。
ただし、座る際時には、
財布も携帯電話も全て取り出し、何も入れていない状態で座ってくださいね。
骨盤を起こして座ることができなくなりますので。
姿勢治療家 仲野孝明
姿勢を骨格構造から考えて使えていたか?
そんな振り返りの週でした。
臨床で、ちょっとした質問から、久々に前ポケットの話題を思い出しブログにさせていただきました。
姿勢治療家的な動きができる洋服も将来作ってみたいと思いながら書かせてもらいました。
今週の私の”姿勢構造”の振り返りは、5点満点中5点でした。
いかがでしたでしょうか?
今週の”姿勢構造”を5点満点でふりかってみてください。
点数をあえてつけると、何点でしたでしょうか?
◯点/5点。
その点数から
どんなことが、感じられましたか?
もし、1点だとしても。。。
大丈夫です。
その点数をきっかけに
今日から、少しでも良く出来ることを始めていただければ大丈夫で
今日が人生で、一番若い年齢です。
いまから始めていきましょう!
姿勢を見直す時間は、人生を見直す時間である。
姿勢が変わると、人生が変わる。
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