2024-07-19

北アルプス縦走2日目:雨と挑戦のスゴ乗越小屋から双六山荘へ


北アルプス縦走2日目【スゴ乗越小屋→薬師岳→黒部五郎岳→双六小屋】

トルデジアン練習で、北アルプスを縦走3日間しました。
TJARのコースを意識して、実際に走った内容を振り返ります。

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2日目のルート概要

  • ルート: スゴ乗越小屋 → 間山 → 北薬師岳 → 薬師岳 → 薬師峠 → 太郎平小屋 → 黒部五郎岳 → 三俣蓮華岳 → 双六山荘
  • 時間: 11時間15分
  • 距離: 28.88km
  • 累積標高: 2884m

スケジュール

  • スゴ乗越小屋 (4:30)
  • 間山 (5:13)
  • 北薬師岳 (6:10)
  • 薬師岳 (6:44)
  • 薬師峠 (8:02)
  • 太郎平小屋 (8:22)
  • 北ノ俣岳(9:35)
  • 赤木岳 (10:05)
  • 中俣乗越(10:28)
  • 黒部五郎の肩(11:29)
  • 黒部五郎小舎(12:53)
  • 三俣蓮華岳分岐(14:00)
  • 中道稜線分岐(14:54)
  • 双六小屋(15:28)

 


詳細な振り返り

スゴ乗越小屋 (4:30)

7/15 3:00 起床 で準備し始めました。
上下ともにレインです。
雨の中、食事ができなそうなので、お弁当のおにぎりを一つ食べての
4:30スタート。

憂鬱な雨ですけど、進んでいきます!

歩き始めたら、雨が小雨になりました。

やっぱり雪渓はあります。

スタートして景色がまったく見えない中登っていると、気のせいか、振り返ると近づいてくるヘッデンを確認。
目がボケていて、見間違いえたのかと思いました。

コースタイム✖️0.7で移動しているはずなのに

間山 (5:13)

昨年のきれいな朝日全くなく。。。
この写真が去年です。笑

間山で撮影した時に、早い方に追いつかれてご挨拶しました。

「どちらからですか?」
スゴ乗越以外に??と頭の中では疑問でした。

「スゴ乗越で、ツエルト泊でした」とのこと。

そのまま、道をゆずりましたが、足元はホカ。モンベルレイン上下。ブラックダイヤモンドのストック。足取りが早い理由を探る為、後ろから観察しながら少しついていきました。

早すぎないけど、早い。
細かい足運びと、ストックさばきを真似しながら、少し追いかけ気味であとを追いました。

移動しながら考えていたことは、なぜあんなに早いのだろう。。。

・このコースはTJARのコースであること。

・後1ヶ月後にTJAR2024のレースが開催されること。

・大雨の中のツエルト泊だったこと。

この3点で、確信しました。

絶対声をかけなきゃ!

北薬師岳手前で、休憩中に再びご挨拶できました。

#2024TJAR 選手でした!

田中謙一さん
僕達も練習な事を伝えると早すぎるとお褒め言葉をもらいました。w

 

北薬師岳 (6:10) 2900m

間山から北薬師岳までは、がれ場の急登が続きます。ストックワークと重心の位置を意識しながら慎重に進みました。

景色がみえないために集中して進めました。

薬師岳 (6:44)  2926m 100名山

北薬師岳から薬師岳への稜線は細く、風が冷たく感じました。頂上で宿でもらったおにぎりを食べて朝食タイム。

全く眺望がみえないおにぎりタイムになりました。

僕の頭の中では、昨年のこの眺望を妄想して食べてました。😆

そんなことをしてると、反対の富山湾側少しだけ青空に。

先を急ぎます。

薬師岳山荘 (7:19)

薬師岳からの下りはガレ場が続きますが、昨年よりも涼しくサクサクと降りてこれました。

標高が高いので残ってます。


残雪時に雪渓を直上しないように。と地図にかかれているとおり、直上したくなるような景色でした。

薬師峠(8:02)

さすがにテントはいませんでした。

このあたりで去年よりもタイムが30分ほど早くなっていることに気がつきました。成長を感じれました。暑さがきつかったのが、今回は寒さを感じるほどです。同じ地形でもこれだけ気温の差があるのが山なんですね。

太郎平小屋 (8:22)

ここからが私にとっては初ルート。
去年のブログ
去年は、高天原温泉に行くために、薬師沢小屋に降りました。
今年は、黒部五郎岳にすすんでいきます。
本来なら、左手に雲の平が見えるはずですが。。。
流石に眺望はゼロ。

またの機会を楽しみにして、足を進めます。

少しだけ雨が止みましたので、少し休憩。

唯一写真がとれる状況でした。笑

北ノ俣岳 (9:35)

やっぱり知らないルートは、止まって現在地確認の時間がかかります。
木道や整備されていますが、人が通るのは少ないようで少しマーカーが減りました。

赤木岳 (10:05)

赤木岳まで来た時に、山と高原の地図帳のアプリが2人の次までの目標タイムが違うことに気がつきました。
僕のマップが2019年のものを利用してました。

2019年版では、赤木岳から、中俣乗越まで、30分なのですが。。。
2024年版では50分になっていました。

山が大変になったのか?
そんな時間で行けないぞ!とクレームがあって伸びたのか?

そんな話題で進みました。
真実は。。。


結構激しい道でした。

中俣乗越 (10:28)

話題にしていて結果、23分。なんとも微妙な時間がかかりました。
ただ、乗越はかなり、岩場も多いので荷物があれば、確かに50分かかるコースでした。

なにかよくわかりませんでした。。
黒部五郎の肩にむかってます。

肩なのかなと思いながら。。
このあたりもさすが、100名山登らされます。笑

黒部五郎の肩 (11:29)

絶対眺望が良かったはず。ですが。。笑

結構登らされましたので、疲れました。

雪渓があると、稜線ルートに迂回と地図にありましたが途中の山小屋やすれ違った方々に確認すると通過できるということで、小休憩ののち
カールコースへ

カールコースなので、雪解け水が潤沢にあります。

黒部五郎小舎 (12:53)

食事が食べれる時間に到着しました。

食事は、カレーライス1200円とポカリスエット600円

思わず唸ってしまう美味しさでした。😆

昼食後のここからの登りがきつかったです。
食事をして身体が温まったこともあるのですが、疲労した状況での登りはやっぱりきつい。
内臓に食べ物が入ったので血液が筋肉よりも、内臓に回ったからでしょうか・・・そんなことを考えてました。

雷鳥どこ〜?

三俣蓮華岳分岐 (14:00)

計画の段階では今回移動距離が時間通りに動けるか心配してましたが、ここまでくると後は双六までまもなくです。

双六の文字に少しホッとしました。

中道稜線分岐 (14:54)

ここまでくるとカウントダウンです。
残りコースとタイムで40分で双六小屋。

双六小屋はもう数回泊まっているので、懐かしい感じです。

双六小屋 (15:28)

大雨の中無事到着しました。

昨日同様に、乾燥室へ
カッパ・衣類を入れて。
山小屋服装に着替えて食事までの時間乾杯!

生ビールと水で。
この後、黒ラベルを2本飲みました。

美味しい夕食は17時からでした。

 


宿に着いたらやること

  1. 着てきた衣類を乾燥室に入れる
  2. 体をナノタオルで拭く
  3. 就寝ウエアに着替える
  4. 山小屋のビールで乾杯

本日の夕食はご飯と味噌汁がおかわり自由。明日は、降りるだけなのですが、本日の復習と明日のコースチェックをして。
帰路のバスを調べて就寝


トレーニング記録

  • 時間: 11時間15分
  • 距離: 28.88km
  • 累積標高:2,884m

黒部五郎岳の登りと、昼食後の登りが特にきつかったですね。
先週のゼロ富士ダブルの方がきつかったかも。。


3日目に続く


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