ルナサンダルが、パタパタする時のポイントはここ!!
正しい体の使い方を多くの方が身につけ
正しい姿勢で、人類の歴史が変わることを
目標にしている姿勢治療家(R)の仲野孝明です。
夏の暑い時期に履きたくなるのは、サンダル。
走れるサンダルとして有名になった
ルナサンダル。
ご存知ですか?
練習していると
サンダルや、草履で走っている方を見かけることはありませんか?
その原点は、メキシコのタラウマラ族になります。
2006年に、さまざなスニーカーで走り、足の故障に困っていた
テッド・マクドナルド(通称ベアフット・テッド)が
メキシコのコッパーキャンにオンを訪れた際に
裸足で走り回る民族に出会ったことです。
地形的なこともあり、
近年の高度成長の文化的な影響を受けていない場所でした。
彼らは、
使い古しのタイヤから、作り出したワサッチサンダル作り走っています。
サンダルで走りながら、長距離の移動を物ともしない
彼らをみて、
名人「マニュエル・ルナ氏」から、直々にテッドが
教わって創り始めたサンダルです。
写真の右側が、ベアフットテッド。
彼が、このように教わってつくり始めました。
彼の名前から、名前をとって
ルナサンダルといいます。
上の写真カタログですが
実際のテッドの足をみると、ワイズ(足の横アーチ部分)が広く
既存のスニーカーが極めて合わない
足なので、困っていたのも納得です。
その後、数年で立ち上げた
ルナサンダルは
現在もシアトルで、手作りで作られています。
私は、2012年に初めて
ルナサンダルを履きましたが当時は
一種類のみでした。
現在は、トレイル用や街歩き用など
多数あります。
近頃、来院される患者さんで、
そんなルナサンダルに
悩みを抱える方が多くなってきました。
上位2つはこちら。
・音がペタペタうるさいので気になる。
・砂がサンダルの間に入る。
この2つの解消法は
紐のテンションにあります。
まず、こちらを御覧ください。
こちらが、私が初めて履いたルナサンダル。
2012年
当時26.5cm サイズは6
とてつもなく、小さく履きました。
この頃は、スニーカーでALTRAを履いていません。
ビブラムファイブフィンガーでした。
チーランニングのワークショップを
やっている際に、ロータスさんとタイアップ企画で履かせていただきました。
当時のは、ソールが薄いだけでなく
紐も柔らかく、
カカトが脱げやすかったり
いろいろ問題はありました。
現在と一番の違いは
パフォーマンスレースという
カカトを脱げないようにする紐がないこと。
(カカトと足首を止めるストラップがありません。)
当時のモデルは
紐の微調整が必要でした。
今の商品は、
足首を抑えるためのレースがあるため
脱げにくくはなっていると思います。
しかし、
レースなしの状態でしっかり
紐のテンションを締めておかないといけません。
この紐がゆるいことで
・パタパタ音がする
・砂がサンダルの間に入ってしまう
が起こります。
当時2012年の頃は
調整が難しかったので、しばらくルナサンダルはお休みしました。
2012年秋〜は
自作のワラーチに変更しています。
今回の患者さんパタパタ
ケースを修正検証してみましたのでご参考まで。
Aさん。
ランニング歴約3年。
月間走行距離 100〜150km
男性
<モデル LUNA Sandale Oso Flaco>
サイズ8
足の実寸 右24.8 左24.5
ALTRAパラダイム 8.5
※ここで、わかった方は、かなり
ルナサンダル通です。(笑)
<私が気になってところ>
・足先が少し引っかかっている。
・足の甲にかかる紐がひくすぎる。
・サイズが合っていない。※実際には、ルナサンダルは6でもいいかと思います。
<改善方法>
1)写真の指の留め具部分を上に上げます。
左足が私が
調整した紐の位置です。
履いた感覚が
ピッタリしており、飛び跳ねるように
しっくり来ると喜ばれていました。
こちらが、左右調整後。
もう少し走ってみて
紐がぴったりしたら、爪先部分を切ることを
オススメしました。
指先ピッタリが
ルナサンダルの正しいサイズです。
参考までに
私もたまに同じモデルを履いているので
こちらにUPしておきます。
<モデル LUNA Sandale Oso Flaco>
サイズ8
足の実寸 右26.9
ALTRA 10.5 (通常)、砂漠等ロングレースは 11
<まとめ>
・ルナサンダルは、ALTRA計測より−1〜−2インチでよい。
・まず、パフォーマンスレースなしで、調整しましょう。
米国では、ルナサンダルは
ハーフサイズ展開していますが
国内は、インチサイズ展開です。
米国で購入される場合は、ハーフで考えてもよいかと
思いますが。
あまりそこまで変わらないのも事実です。
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姿勢治療家(R)仲野孝明
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