【厳選姿勢治療家コレクション】ムービングディスク
座りすぎに有効なトレーニングアイテムのご紹介
今回ご紹介するのは、リモートワーク時代に抜群の商品です。
私の祖父からのお付き合いしている
京都府長岡京市の江崎機器さんのオリジナル商品です。
診療機器のメンテナンスや整備など、多岐に渡りお世話になっている会社です。
治療機器だけでなく、トレーニング用品や
カイロプラクティックの分野の商品も多数取り扱われている歴史ある会社です。
ご紹介するのは、とってもシンプルな
空気を入れてふくらますタイプのディスクです。
高さ5センチ、横幅30センチほどです。
似たような商品をたくさんご覧になったことがあるかと思います。
私が特に使っているのは
2つの方法です。
1)立って使う
空気を入れて不安定なディスクの上に立って頂き利用します。
捻挫のあとのリハビリとして、可動範囲の制御練習
足首の不安定性の強化
足底の筋力アップ
バランスの能力向上
足と体幹の連動トレーニング
2つを利用することで、スクワットの練習に負荷をかけることや
ゴルフの練習などでも使用しています。
片足で立ち、ボールを壁に投げたり。
バランス強化でも応用が効きます。
2)座って使う
空気を入れてイスの上に乗せて使用します。
こちらの方法がリモートワーク向きです。
座りっぱなしで、腰部が後弯しやすくなってしまう時に利用。
お尻の下で
骨盤をゆっくり動かします。
・前後に動かす
・左右に動かす
・円を描くように大きく動かす
ゆっくり動かし可動範囲を広げることや
少し、強めに動かすことで、ストレッチ効果もあります。
とっても簡単な使い方ですが、
腰部の深部筋肉の可動域向上と股関節の可動範囲向上ができます。
ディスカウントショップでも
類似商品が多いので
ご覧になったことがある方も多いかもしれません。
しかし
決定的に違う点があります。
商品の”固さと厚み”です。
江崎機器さんより、開発エピソードを伺う機会がありました。
強い信念を持った商品開発の秘話でした。
私は、他社の商品は
固さがないために避けていました。
例えば、
立って利用を考えた場合。
ディスクの上に乗ってバランスを取る時に
商品の性質上、
軟らかすぎると空気が移動する前に、ディスクが潰れて足が地面についてしまいます。
捻挫を防ぐリハビリに使用する点からも
ゆっくり動かすには、固さがあるとコントロールしやすいのですが
薄いと急に角度が変わり危険なのです。
機能回復のトレーニングをしながら
怪我してはNGですので。。。
一回は触ってみるのですが、
どれも薄く、柔らかすぎ
実用的には使えない商品ばかりでした。
江崎さんは、この固さの大切さに気づき、
作成を試みるものの
”固さ”をつくることが大変だったようです。
この”固く”の秘訣が、可塑剤でした。
ブロー成形と呼ばれる成型方法で作られるそうです。
PVC(ポリ塩化ビニル樹脂)を金型に入れて、空気で膨らませながら中を空洞にします。
可塑剤(かそざい)と呼ばれるPVCを固くする薬品をいれて成形します。
こだわりの”固さと厚み”を出すために、可塑剤を多く入れることが必要なのですが
結果的に、PVCの伸びも悪くなってします。
表面ではわかりにくいものの、内部の厚みにムラが出現することが最大の難関だそうです。
最低2mm以上の厚みがないものは工場で廃棄され
現在製品になっているものは、通常の使用で破損することはないとのことです。
PVCという薬剤も、環境に配慮したATBC-PVCを使用されているとのこと。
人体に有害性が懸念されている”フタル酸エステル”を使用しないそうです。
見た目は、同じように見える商品なのですが、
本当に使えるもの。
長く使えて、環境に優しいものを地球のためにもご紹介していきたいと思います。
一番いいものご紹介できるように
ベストな商品を厳選し日々研究しています。
姿勢治療家(R)セレクト
ムービングディスク
4,180円(内税)
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
公開:2017年11月20日
更新:2021年9月9日
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