2017-05-10

スタンディングワークのススメ


日本でオフィスワークする方は、労働人口の4割とのこと。(朝日新聞調べ)
そのオフィスワークの要は、現在、椅子と机です。

しかし今の時代だからこそ、
この仕事スタイルを見直す時期にきているのではないでしょうか?

机と椅子は、小学生になって座り始め、大人になっても使い続けています。

仕事をしていれば、少なくとも、一日の約3分の1、
つまり8時間ほど座っていることになります。

小学校4年生ごろ(10歳)から座り始めれば、38歳の方であれば、
28年間座ってきたことになります。

これは、一日8時間すわっていると考えると、一年で、2400時間。
なんと、28年では、6万7000時間にもなります。
その長時間座っている姿勢そのものが、間違えているとしたらどう思われるでしょうか?

私は、間違えやすい座り方になってしまうのが、現在の椅子だと考えています。
ほとんどの椅子は、人間の構造を考えると、正しい座り方になるようにはできていません。
意識せずに座ると、誰もが、猫背のようにもたれかかってしまうようにできています。

そのため、腰部を後弯させ、背中が丸くなってしまうのです。
椎間板が圧迫され、椎間板自体も弾力がなくなるだけでなく、
自ら伸ばすことができない慢性的な腰痛の腰になってしまいます。

その結果、腰痛は、現代人の約4割の悩みとなってしまっているのです。
腰痛の原因は、医学が進歩する中でも、進化しておらず、レントゲンなどで問題がない、
非特異的腰痛といわれています。

しかしこれは、筋膜性によるものがほんどで、多くの原因は日々の姿勢であり、
使い方を間違えてしまっているからです。

そもそも、人間の体は、座ることに向いていません。

だからこそ、正しく座ることを意識しなければならないのです。

楽に座ると、背中が丸くなり、頭が体の前にでて、アゴが突き出る姿勢になります。
そうすると、「ストレートネック」になります。肩も前方に巻き込みます。
この姿勢が、腰痛と肩こりをひきおこしています。

人間の基本所作は、正しく立つことです。
歩くことが当たり前だった明治、大正時代から、あまりにも便利になりすぎた平成の現代。

だからこそ、座らずに立って仕事をする、「スタンディングワークスタイル」が必要だと考えています。

これは、ホテルのカウンターのような高さの机で、立ったまま仕事をするイメージです。
立ちながら行う時間をつくることで、本来の姿勢を取り戻すだけでなく、
基礎体力としての、基本、足を鍛えることにつながります。

これは、日本の課題である、健康寿命を延ばすことにつながります。
まずは、パソコン使用時に、1時間だけで立ちながら仕事をすることを当たり前にし、
『オフィスワークは立ちながらする時代』を流行に。

そんな働き方へ体の使い方の変化が、現代の姿勢をみなおすきっかけになると考えています。

多くの方が、気功太極拳の基本でもある「伸展」を意識するきっかけになれば、
30年後の人類の健康につながると考え発信しています。
姿勢が変わり、人生が変わるきっかけを作っていきたいと思います。

姿勢治療家(R)仲野孝明

この記事は姿勢治療家(R) 仲野孝明が連載している
【NPO法人心とからだ研究会機関紙】へ掲載したものを再編集したものです

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