自然の時間感覚を取り戻す【睡眠と健康への姿勢VO.1】
昨夜はよくお休みなれましたか?
国民の5人に一人は、
睡眠で疲れが取れていないと感じているのをご存知でしたか?
現代人は、慢性的な睡眠不足だと言われています。
厚生労働省の最新の調査によると5人に一人は、
睡眠で疲れが取れていないと感じるそうです。
知らずのうちに、“体のパフォーマンス”をも、下げてしまっています。
もしも、日中に眠い。前日の疲労が翌日に残る。
そんな方はすでに、体調不良や効率低下を起こしているかもしれません。
いつまでも、若く健康に、そして人生を謳歌するにも、まずは、睡眠から見直してみませんか?
そんな時、一番の基本は、“太陽のサイクル”に立ち戻ることです。
そもそも現代のような社会となったのは、エジソンが電球を発明して普及してからの150年ほどのこと。
電気をパチッとできなかった時代には、“明るくなったら起き、暗くなったら寝る”しかなかったのです。
ぜひ、自然の時間感覚を取戻してみましょう。
平日に7時間半の理想睡眠を確保できていない、大半のビジネスパーソンのみなさま。
「どうにもならないよ~」というジレンマがおありかもしれませんが、
そんな生活が長期化すると、免疫力が下がり、体が見えない部分で壊れてきます。
心当たりがある方は、私が臨床でお伝えしており、とても簡単で評判がいい方法を試してみてください。
それは、1週間の真ん中の水曜日だけ、早めに就寝すること。
難しく考えずに、とにかく寝てみる。夜10時ごろに就寝できれば最高です。
木曜日の朝がびっくりするほど元気で、月曜日が2回来た感覚になれることでしょう。
週末に向かって、心身ともに持ちこたえられる実感があると思います。
ぜひ、今週から実践して見てください。
姿勢治療家(R)仲野孝明
この記事は姿勢治療家(R) 仲野孝明が連載している
【NPO法人心とからだ研究会機関紙】へ掲載したものを再編集したものです。
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追伸(2018.07.31)
1966年〜2009年のアメリカ、日本、フィンランド、スイス、台湾、イギリスの
多くのリサーチデーターを調べ、総計130万人以上の男女を
対象に5年から25年の期間を調べたリサーチによると、
睡眠時間は長くても、短くても死亡率は上がると結論付けられました。
死亡率がいわゆるUの形になり、7時間を堺に時間が延びても、
減っても死亡率が上昇してしまいます。
私は、毎日、7時間の睡眠を取ることを逆算する生活をめざしています。
National Sleep Foundation より
https://sleepfoundation.org/
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