スマホで痛めないために、今日から気をつけなければならない3つのポイント
目次
スマホを使っている方
体の不調を年々、感じるようになってきませんか?
スマートフォンの代表作
iPhone3G
日本で発売された記念すべき日は2008年7月11日でした。
11年が経過しました。
便利すぎて手放せないツールとなってしまいました。
それと同時に身体を痛めている道具であることも認識してください。
背中の痛み
首の痛み
肩甲骨の痛み
腕のしびれ など
少し体に意識を向けてみてください
もしも違和感を感じる時に見逃してはいけません。
痛みやシビレは、シグナルです。
その原因は、あなたの使い方にあります。
基本の3つのポイント
1)目線を下げない
2)肘を腕の下に保持する
3)姿勢を意識すること
1)目線を下げないこと
これが一番大切です。
電車の中でスマホを使っている人や、カフェで見ている方など
ふと30秒ほど周りの方の”スマホ姿勢”をチェックしてみてください。
かなり首が下向きになってませんか?
この姿勢が、本当に危険です。
頭は本来、体の中心にあります。
ちょうど、体重の8%〜13%と言われています。
約70キロであれば
5.6Kg〜9.1Kg
この重さが、ちょうど体の中心にあれば、
丸いボールを指一本で支えるようにバランスをとることができます。
けん玉の”けん先(軸)”に、玉が刺さっているかのように負担なく支えることができます。
しかし、
頭を下げていると、首の後ろ、首の筋肉にとって
大変なストレスになっています。
下を向いた時に、首の横、肩甲骨の部分を手で触ってみてください。
硬くなっていませんか?
首が下をむくことで、僧帽筋を中心とした頚背部の筋肉が過剰にテンションがかかっています。
首の角度を極端に曲げると、区部の付け根にかかる負荷は激増します。
0度で5kg
15度で12Kg
30度で18kg
45度で22kg
60度で27kg
というデータもあります。
この硬さが続くと、筋肉の緊張が取れず、血液循環を悪くすることで肩こりを訴えるようになります。
さらに続くと腕のだるさや、肩の重さ、ハリなども感じることになります。
さらに悪化すると、手のしびれや腕のしびれも出現します。
それだけならいいのですが、骨の間の椎間板を潰してしまい頚椎ヘルニアや狭窄症になります。
とにかく目線を地面と平行まっすぐに!!!
身長を測るような姿勢をとった時に遠くを見ている目線のラインで
スマホを見てください。
人類700万年の進化で、こん急激な環境の変化に追いついていません。
人生を本当に100歳まで使いたかったらいますぐ、目線を下げるのをやめましょう!!。
2)肘を腕の下に保持する
そのために、少しでも高さを上げる方法がこちら。
スマホを持っていない手を肘の下に持っていく。反対側の手を持つ側の脇下に入れる
↓この写真でもまだ低いです。(2017年の写真です)
2019年現在はこちら
↓
少しアップデートしました。
拳を握って、脇に下に入れています。
これで、拳の厚み分だけ高さを出しています。
3)姿勢を意識すること
”姿勢”を意識すること。
姿勢を意識するとより体幹部分から身体を安定させることができます。
椅子に座った状態では、座高を計ったような状態です。
1)坐骨が座面に当たっているのを確認する。
2)頭頂がなるべく高くする
3)お腹が引き上がる姿勢で完成
この姿勢の最大のポイントは、背伸びです!
そんなことを言っても
と思わないでください。
200年前、100年前と比べると
びっくりする速度で、便利なものに囲まれる時代で生活させてもらっています。
人類史上、ここまで急激に環境が変わっていたことはないと
地球の歴史の中でも学ばせてもらいました。
急激な変化で、ついつい忘れていますが
人間は動物です。
人類にとってこれは正しい使い方なのか?
もしも、健康で長く痛みない身体で使いたかったら、いますぐ見直してください。
私は身体を修理する仕事を、大正15年から代々93年生業としています。
現代を生きる日々が、将来苦しむように使ってしまっている身体を、何とかせねばと日々考えています。
まずは、このブログを通じて、少しでもお役にたてば幸いです。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
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