【体の車検】あなたの首、錆びてませんか?
姿勢治療家(R)ラジオ【姿勢が変わると、人生が変わる】(PODCAST)に
ご質問ありがとうございます!
>いつもPodcastを拝聴させて頂いております。
>突然のお問い合わせとなり恐縮ですが、
ありがとうございます!
>もともと猫背気味で姿勢が悪く、腰痛があります。
>解決方法についていろいろ調べておりましたところ、
>Podcastを聞き始めたおかげで、腰痛の改善のために
>「耳の後ろを引っ張られているような」良い姿勢を心がけよう!
>そして、
>腰痛改善のためにも、続けていこうと思っています。
>ありがとうございます。
見つけて頂きありがとうございます!
日々変わる変化を楽しみながら、
続けられるとよいかと思います!
>このような状況ですが、1点ご質問させて頂きたい次第です。
>前述の「良い姿勢」をすると、のどがつまるような、
>このことが起きるのは体がどのような状態になっているのか、
>更に調べますと、
>この息苦しさについてストレートネックは関連があるのでしょうか
>考えられる原因や対策など分かる範囲で構いませんのでお聞かせ頂
>ご多用中に恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
まず、第一に考えられること。
1)頚椎・胸椎の可動範囲の低下
2)斜角筋・僧帽筋・大胸筋などの、筋のバランスの不良
今までの姿勢が悪かったために、
正しい姿勢を取る際に、気道を狭くする状況になっていること。
頚椎の可動範囲低下や
胸椎の可動範囲低下が疑われます。
喉の部分は、首の中心に背骨(頚椎)があり
その前に気道が通っています。
首は、7つの骨で、頭と胸の骨の間にあります。
簡単に伝えると
7つの骨には、骨同士がスムーズに動くための関節が1つの骨に対して6つあります。
その関節があるために
左右に回ったり、前後に動いたりとスムーズに関節が動くことができています。
これらの関節が可動しにくくなっている
たったこれだけのことでも
顎をひくような動作をする際に制限があります。
<正しい首の回旋簡単テスト法>
1)椅子にまっすぐ、正面を向いて座ってください。
2)首を左に回してみてください。
3)鼻の位置が、肩におおむね、重なってみえれば90度まで回っています。
反対側もテストしてみてください。
<可動範囲がなかった場合>
・正しい姿勢で、耳の後ろをしっかり引き上げる
・左右に片側5秒ほどでゆっくり息を吐きながら回す。
・1日に数回行う
同様に
胸椎の可動範囲も低下があれば、さらに
胸をはりにくいことがあります。
胸椎は、胸に12骨があり、
さらに、肋骨があるためより可動範囲に制限を加えていることが多いです。
胸椎も、
前後
回旋
左右側屈
する動作ができます。
それらの制限がある場合、頚椎への負担もさらにかけるため
より起こしやすいと考えられます。
こちらの、6体の絵をご覧いただくと
左側の姿勢が正しい姿勢です。
しかし
右側の姿勢や、左から2番めの姿勢が長かった場合
背中を伸ばすことで、少し苦しくなってしまう感じが伝わりましたでしょうか?
対策方法
1)胸椎の可動範囲を戻すためにポールストレッチを行なってください。
(著書『疲れない姿勢のつくり方』をご参考にしてみてください)
2)頚椎の回旋を行う
3)可動範囲をひろげるような運動をやってみる
ヨガやストレッチポールなど。
姿勢を見直す時間は、人生を見直す時間である。
姿勢治療家(R)仲野孝明
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