血糖値計測リブレ装着|横浜マラソンでの血糖値の動き
血糖値の測定器FreeStyleリブレをつけて
横浜マラソンを走ってきた姿勢治療家(R)の仲野孝明です。
2018年11月3日 作成
2022年1月20日 加筆
目次
マラソンをしている時に、どのような血糖値の動きをしているのか
ランニングを始めてから興味がずっとありました。
マラソン大会では、
一般的に、30kmからがつらいと言われています。
その原因は、体内のエネルギー源
グリコーゲンが使い切ってしまうため、エネルギー不足に。
結果、体が低血糖になってしまうためです。
その対策として
スポーツ用品店や、いろいろ手軽に
とることができる補給捕食が発売されています。
・ハニー系
・メダリスト系
・粉飴系
いままで、いろいろな補給食を試しましたが、
今回は、その代表的な
血糖を上げにくいと言われている
ショッツを使用して、大会中の摂取における血糖値の変化を調べてみました。
リブレは、アボット社から発売されている
血糖値がわかる器械です。
<補給食の血糖値に関する結論>
血糖値の上がりにくい
ショッツ(現在 KODA)も想像以上に、血糖値は上昇する。
<血糖値計リブレとは>
こんな商品です。
血糖コントロールのために、豊富なグルコース情報を「みえる化」する商品です。
医療用で、糖尿病の日常自己管理をサポートするアイテムです。
※2022年現在、左側の読み取り装置は入りません。現在は、スマホアプリで可能になりました。
センサーの丸いプラスチックが14日間連続計測できるので
つけ放しになります。
こんなスタンプのような形でカラダに取り付けます。
針が思いの外、太くみえるので
とっても怖かったです。。(^^:
写真は、自分で押していますが、その後、スタッフにつけてもらいました。(笑)
こんな形で、装着されます。
マラソン大会中は、落ちないように
念の為、テーピングで補強しました。
テーピングを剥がす時に、
剥がれないよう
接触面に
アンダーラップを巻きました。
アンダーラップは
ミューラーを使用。
テーピングは、伸縮性があるものであれば
大丈夫です。
今回は、横浜っぽい??
アーガイル柄のROCKTAPEを使用。
RockTapeは、米国でトライバル柄など
格闘技やトライアスリートに人気のある商品です。
米国のアマゾンでも
$19ほどで購入できます。
<マラソン大会前の食事と血糖値の値_リブレ計測>
直前の朝食は、5時50分に食べました。
鳥のささ身
目玉焼き 2個
ご飯 一膳
プロティン 1杯
写真を取り忘れました。
渋谷からみなとみらいへ
7時の時点で
107mg/dl
この計測器を
持って走れなかったのが少し後悔しています。
次回は、持っていきたいと思います。
こちらが、今回のサポート用品一式。
・大会直前使用
ココナッツオイル(脂肪燃焼増加)
OS-1 500ml用
・大会中使用
ショッツ(現在 KODA) カフェイン入 グリーンプラム 2個※
ショッツ電解質(現在 KODA) 2本※
オーバードライブ 10錠 ※
・サポート用品(大会中持参)
塩熱サプリ(ミドリ十字)1錠 ※
ロックテープ 迷彩柄 4コマ (20cm)×2本
キネシオテープ 4コマ (20cm)×1本
<大会中の使用>
ショッツ 20km 地点
ショッツ 30km地点
ショッツ エレクトラライドパウダー 17km
ショッツ エレクトラライドパウダー 34km
オーバードライブ 4錠 30㎞
注意:この使用量は、実験のため通常より少なくなっています。
本来は、ショッツは走り出して、1時間経過から、30分〜45分に1本。
電解質は10㎞ に1本を目安に使用するとよいです。
<大会の結果>
4:17:31
AppleWatch4 では。
35kmぐらいから急激に足が動かなくなりました。
今回は、いろいろ走り方の意識を変えていました。
ラップをみてもイーブンペースでは走れていません。
20km(10;39分) で一度トイレに行き、シュッツもそこで一本目を使いました。
2本目は32km地点(11:52分)
リブレ計測の機器の感知まで、15分〜30分程度あります。
ゴール後に計測したリブレ大会中データー
13時にゴール後、やや上がっています。
その後急低下。
89↓(グルコース値が低下)の原因はゴール直後に飲んだアクエリアスの影響だと思います。
スポーツドリンクは血糖値が急激に上がり
血糖値スパイクを起こすのではと感覚的には感じていましたが
数字でも現れている結果になりました。
アクエリアス 100ml あたり
(HPより)
エネルギー:19 kcal
炭水化物:4.7 g
塩分相当量:0.1g
カリウム: 8mg
マグネシウム:1.2 mg
アルギニン:25 mg
イソロイシン:1mg
バリン:1mg
ロイシン:0.5mg
つまり、500ml であれば
23.5g
これに反応したのでと思います。
角砂糖1個=4g
約6個分。
このあたりは、別の機会に、自分のカラダの反応を
飲料別でチェックしてみたいと思います。
リブレから読み取る血糖値が150以上になった箇所
上昇したポイント3箇所
・11時 25㎞地点
・12時 35㎞地点
・13時 ゴール後
ショッツ(現在:GODA)は、多糖類のマルチデキストリン100%なので
吸収が早く、すぐにエネルギーになやすい商品です。
血糖値が上昇しにくい商品と紹介されていましたが、上昇していました。
私のカラダの場合、空腹時に単糖類を
運動時に摂取すると想像以上に上がると思われました。
リブロの結果を確認すると血糖値は、低血糖になっていないので
35kmからの失速は、私の練習不足です。(笑)
次回の3月の東京マラソンに向けて
少し走る時間を増やしていきたいと思います。
参考までに
その後の食後のデーターも。
頂いたのはこちら。
その後、ここまで。
血糖値的に、スパイクしていますが
よくなかったのは写真の真ん中のある、
クリームが入ったビスケットが原因だったのかと思います。(笑)
レジ横につい、美味しそうに並んでいたので購入してしまいました。
<夕食>
プロテインが多い食事へ。
18時頃。
アボカドサラダ
ハンバーグ
鮭の切り身
ポテトサラダ
この食事では、スパイクしません。
その後安定した血糖値で、朝まで。
以上です。
<次回東京マラソン大会の時に、忘却メモ>
大会前48時間から、炭水化物を体重1kg×10〜12g 摂取する
大会直前1時間前に、ショッツ2本。30分前、60分前 (肝臓のグルコースを一杯にするため)
大会中1時間経過から、ショッツを45分1本
クエン酸 持参 途中での作用を知りたい
水をボトルで300mlほどを持って走る。(大会で混雑するため、持参のボトルで給水をさけるため)
※2019年おかげさまで
無事に東京マラソンサブ4達成できました。
身体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家Ⓡ仲野孝明
P.S 血糖値は、勉強不足なので、またこちらの記事も
追記していきたいと思います。
<関連記事>
グルコースモニタシステム|血糖値計測リブレを使用した一日
http://takaakinakano.com/libre/
血糖値計測リブレ装着|鎌倉トレイルランニングでのエネルギーチャージによる変化
http://takaakinakano.com/freestyle_libre_trailrunning/
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