別海町アイスマラソン対策2023
アイスマラソン対策
マイナス20度でのランニングを考える
ここでしかできないことがある!!
北海道の道東、別海町、日本初開催のアイスマラソンに参加するために色々考えている姿勢治療家(R)の仲野孝明です。
アイスマラソンは、そもそも北極や南極で行われているマラソンです。
日本から参加すると、南極であれば、集合場所まで、プンタ・アレーナス空港まで、東京→ロスアンジェルス→サンティアゴ→プンタ 2回乗り継ぎで34時間程度かかります。
そこから、フェリーもしくは、飛行機で南極大陸へ。
そんな大会に近いものが、日本で開催される!!
これは、出るしかありません。笑
どんなモチベーションになっているのか、自分でも理解できなくなってきてます。笑
滑りやすい・寒い
環境での姿勢の実験です!
目次
<大会特徴>
気温:−20度前後
路面:氷上(北海道野付半島の流氷)
標高差:なし
障害物:氷ができた地形
風:海の上(障害地物なし)
天候:快晴〜吹雪まで
距離:42km (4.2km✖️10周)
制限時間 9周回で6時間半 15時半最終回スタートが最終。
日出:6:30
日入:16:30
<事前練習>
2023年1月に、−18度で走って実験してきました。
【陸別 氷上実験終了】
<アイスマラソン大会標準装備_大会ガイドラインより>
レギュレーションに合わせて本番用を考えてみました。
body
・ベースレイヤー:ファイントラックドライレイヤーベーシックノースリーブ L or X-BIONIC THE TRICK LAMBORGHINI M 127g
この2種類を着用するかは、迷っています。
ファイントラックの得意とする汗びえは、走りっぱなしを考えるといらない?
xbionicは大好きなインナーですが、今回のノースのエクスペディションフーディとの繊維的な相性が未知数、コンプレッションは欲しいが、グリッドフリースの生地にひっかかり動きを邪魔されそうなところで悩んでます。
思い切って、ベースレイヤーをやめてしまおうかとも考えてます。一層目のベースレイヤーをグリッドフリースで使用するかもです。
・ミドルレイヤー:
この二層目は、グリッドフリースを一層目にすると、二層目がベントリックスになります。
どちらも、ハイテク素材なので、きている感覚がないのでよさそうです。
TheNorthFace エクスペディショングリッドフリースフーディ L 205g
TheNorthFace ベントリックストレイルジャケット 130g
・ウインドシェル(フードとベンチレーションジッパー付き推薦):
三層目のウインドシェルとして、ストライクトレイルフーディーも考えましたが、10デニールの3層構造ハイベントフライウェイトが、やっぱりGORE-TEXの機能性に勝てません。汗の出方や機能は、ゴアが無敵な感じがしています。
私が持っているゴアが、トレラン本番用の、メンブレン剥き出し大雨の正装ウエアーだけですが、こちらをトレランタキシードのように使ってみようかと思います。
艶消しの真っ黒で、多分、氷の上ではバエルはず。笑
TheNorthFace HYPERAIR GTXフーディ 225g
LEG
足回りは、2パターンで考えてます。
<パターン1>: 冬ランニング用タイツ+シェル
・ベースレイヤー:パタゴニア ピークミッションタイツ(冬用)234g
写真は現行ですけど、旧タイプを考えてます。旧タイプは少し厚めです。
・ウインドシェル:ファイントラック スカイトレイルランナー 175g
この商品は、左右にジッパーがあり温度調整が可能です。
これで、寒かったら三層目に。
・ウインドシェル 三層目
ストライクトレイルパンツ 130g トレラン用なので、着脱はしやすくてもやや短いかも。
※本当は、サイド全開ジッパーのGORE-TEX同等でストレッチ素材で探したいです。
<パターン2>ランニング用タイツ+カフスリーブ+アクティブインサレーションパンツ
ランニング用のいつもの服装で、こちらのパンツを履いてしまう方法
AXESUIN Active Insulation Pant 336g
やや足が上がりにくいため、今後寒いとき実験してみたいと考えてます。
-30度の悪天候ならこのシェルが役立つ予定です。
さらに寒ければ
ウインドシェルを三層目に。
FOOT
・インナーソックス:なし
大会での装備としてあるものの、実際に試走段階では必要なしのため、現在未使用予定
・ウールソックス:FITS ミッド ランニング用でなく、保温性を考えてハイカー用を選択しました。
ハイカー用として、10年ほど日本に入ってきている、フィット感がいい、高品質メリノウール素材。
メリノの滑り感を抑えた商品です。アメリカテネシー州のメーカーです。
試走でやや滑りをかんじたので、本番はドライマックス寒冷地使用も検討中。
こちらだと、必携整備からメリノではないので外れます。
・トレランシューズ(通常より大きめのランニングシューズ):
アルトラLONE PEAK ALL-WTHR LOW 10.5
僕にとって、ランニングシューズは常にアルトラなので、今回の防水という選択肢ではこちらになりました。
Hand
・インナーグローブ :ファイントラック ドライレイヤーインナーグローブ
最悪の時に使用を想定。基本的には使いません。
試走では、ポーラテック+オーバーミトンでOKでした。
・手袋:ポーラテックパワーストレッチグローブ 42g
この生地が汗を吸い上げて外に発散、そして動きに追随する、フリースを30年前につくったポーラテック社のパワーストレッチプロ。
この材質のため、一枚で汗びえもしません。
参考サイトhttps://yamatabitabi.com/archives/150212/
・ミトングローブ:extremies GORE-TEXミトン 88g
extremiesは、過酷な環境用の商品を作っているメーカーです。
2014年に雪のトレランを走る大会にエントリーしており、今はない、渋谷アートスポーツに駆け込んで購入した商品です。
そろそろNGかとおもっていたましたが、GORE-TEXは丈夫なようで、まだまだ大丈夫そうなので、活躍してくれそうです。
Head &Neck
・防寒キャップ:Arc’teyx WARM HAT 30g
こちらはもう、長い僕にとってはMDSの砂漠からなので、2016年からのお付き合いです。
・フェイスマスク:バラクラバ付きミッドレイヤーで対応 ウエアーで対応します。
・ネックカバー:バフで対応
・アイウエアー:
ゴーグル クロカンゴーグル サングラス
サングラスが全く曇って使えませんでした。
そのため、クロカンのゴーグル BLIZ ゴーグル
こちらは、シェードがあげることができます。バイアスロンなどでも使われています。
少し曇ることがあるので、気温と呼吸によるかと思います。
ゴーグル:友人からいただく予定になりました。
自分の息が凍らないためには、ゴーグルがよさそうでした。モンベル・オークレー等で探そうかと思ってました。
個人的にオプションするもの
アイゼン:NORTEC TRAIL 2.1 XL 185g
1979年イタリアのマイクロクランポン専門ブランド”NORTEC(ノルテック)”
最軽量モデルの“TRAIL”は、片足90g程。氷上であれば、可能性がありそうなので、ワイヤーのこちらの商品を使ってみます。
去年7月に思わぬところに雪渓があり、泣きそうになりました。今度からは、これをリュックに忍び込ませます。
この軽さは、マイクロクランポンが各メーカーありますが別格です。
まだわかりませんが、将来トルデジアンでも可能性がありそうなので。
ゲイター:NORTEC MICRO GAITER L 84g
同じくフィットしてくれるので、こちらを選択。
やっぱり試走してみて感じたのは、快適なこと。
ストック :レキ ウルトラトレイル FX.ONE スーパーライト 115cm
UTMB用に新調したポールですが、雪面でもいい仕事をしてくれるはず!
レース前後の暖かい服装ウエアー
ノースフェイス サザンクロスパーカー
ファイントラック ポリゴン2ULパンツ 183g
マムート アルパカニット 48g
補給食
当日までに、食事の準備を考えます。冷えた状態でたべられるものがよいです。
保温ケースに入れてもっておくのも良いかと思ってます。
ナッツ(ボトル)
塩(タッパー)
ジェル
水筒(サーモス)山用
以上です。
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