2023-11-17

リブレ血糖値計測から体質を学ぶ2023_49歳


血糖値を1年に2回ほど計測している姿勢治療家の仲野孝明です。

普通の日常生活で、血糖がどのように影響をうけているのか観察することで、
血糖値は、慢性的な健康問題になる早期発見や管理能力を高める練習になると考えています。
高血糖な状態が続くと、さまざな疾患をきたします。

私の場合は、家族因子がある、脳血管血管疾患の予防や肥満になりやすい体質のため、特に意識しています。
食品と血糖の関係、
日々の運動がどのように血糖値を変化されるなど、49歳の現在の年齢での実験として振り返ってみました。

血糖値計測を行う理由

血糖値スパイクを起こさない生活ができているか?
この一点が、最も大事なポイントになっています。

血糖値の値が一気に上がるのを血糖値スパイクといいます。
急激に上がった時に、インシュリンが出ることで体内に脂肪として蓄えます。
脂肪を増やすだけでなく、血管を傷つけたり、だるくなったり、気分も影響することがわかってきています。

血糖値の値は、糖尿病の検査して使われてきました。
⭕️休日のとある1日
”117” この数字は、とある休日に、私がソフトクリームを15時に食べ、その後1時間散歩しながら計測した、16時16分の計測の値です。

グラフだけでは、わかりませんが。
自分の生活と照らし合わせると、少し意味性が変わってきます。
この日は、朝6時に起きて、砂浜を200m✖️20本ダッシュしました。
その後帰宅、自宅での掃除や片付けを行なっています。

お昼前から、ジョギングで2時間ほど走っています。
ランチをパンとサラダをたべて、その後明治神宮に参拝。
明治神宮で、ソフトクリームを食べて、散歩した1時間後に計測しています。

朝から100以上の血糖値が続いています。
→運動時間が長かったため。
12時から14時時半ぐらいまでは、ジョギングをしていました。
→空腹でもジョギングしたら上がっている

・食事タイミングは適切だったか?
・ジョギングの負荷は?
・午前中の考え事や仕事のストレスは?
自分の行動した生活と、血糖のグラフの変化をみながら、自分の体調を振り返ることができます。

生活を振り返りながら、自分の血糖値と話し合いをする感覚でチェックしています。

大事なことは

血糖値スパイクを起こさない生活ができているか?
この一点は、大事なポイントになります。

⭕️平日(11/1)水曜日_仕事があった日の血糖値

・仕事中も安定しています。(8時から14時まで)
・診療室内でもあまり変化なし
・朝から朝食なし
・朝のプロティンのみ

平日と休日でグラフが異なりますが、生活と照らし合わせながら確認することで、自分自身のカラダの見直しになります。

血糖値が安定しにくくなるのはなぜ?

健康なカラダであれば、安定した血糖値になります。

年齢とともに、カラダにストレスをかけ続けると血糖値が安定しなくなります。
原因は、人間が、空腹で過ごすことが当たり前に設計されていたことが理由と言われています。

現代人は、人類の歴史始まって以来の飽食時代。

食べすぎに現代人に、体内のホルモンが追いついていないと考えられています。
狩猟時代であれば、食事が食べれない時に、動けなくては死んでしまいます。
そのため、空腹でも動けるように血糖値を上げるホルモンはたくさんあります。

現代社会の食事が多くすぎた時に、血糖値を下げるホルモンは、インシュリンのみ。
このため、インシュリンに多大なストレスをかけてしまうようです。

食べすぎた分を、体内に脂肪として保管するためインシュリンが使われています。
血糖値が上がりやすいGI値の高い食べ物をばかりを食べていると、血糖値が急激に上がり、下げるためのインシュリンが働き、糖質を脂肪に蓄えるます。長期間に及ぶと、インシュリンが限界を迎えて働けなくなり糖尿病になります。

血糖値が上がったり、下がったりを繰り返していると、
感情的にも疲れやすくなったり、イライラしやすくなったりします。

食生活を伺っていると、タンパク質不足や、太りやすい食べ方をしているのがわかり勉強になります。
糖尿病は、多くの疾患を併発する生活習慣病です。
変化がわかりにくくく、10年、20年の生活習慣の積み重ねで徐々に蝕んできます。

血液検査でも目安になる値はありますが。

血液検査、HbA1Cという値で確認することもできます。
HbA1Cは、1ヶ月・2ヶ月前の血糖値の状態が反映されると言われています。
私は、以前計測したらHbA1Cが、5.2 (正常値4.6〜6.2)でした。
しかし、日々の血糖値計測すると、私のカラダも、インシュリンスパイクがありました。

GI値(グリセミックインデックス)が上がりにくい食べ方は、理解していたつもりです。
・白米
・パン
・パスタ
・全粒粉のパン
・うどん
上がりやすい食品でも、どの食べ物がスパイクするかは、一人一人の遺伝子によって違いそうです。
家族やスタッフと全員で血糖値計測リブレを行った時も、個人差がありました。

私の2022年のHbA1c です。

決して問題がないのですが、実際に血糖値を測ると急激に上がりやすい時もありました。
2022年
食後に180まで上がってました。

これは、食べ方が良くないか
反応しすぎているので、糖尿病予備軍に入りそうなまずい状況です。

2020年8月の血糖値計測でも。
※当時はリーダーが必要で、スマホでなくリーダーを使っていました。

上がりやすい食品によっては、上がってしまいます。

血糖値スパイクを繰り返すことは、血管にとって良くありません。

私は、脳血管系が家族因子として弱点なので、特に気をつけています。
糖尿病は、
狭心症・心筋梗塞などの心臓病・脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患に直結します。
高血圧・脂質異常症、骨粗相症、歯周病などなど。

以前は、食後に、血液を一滴とって計測するような機械でしか計測することができませんでした。
今回も計測しているアボット社のリブレを知ったのが、2009年。
「HEALTH HACKSビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術」で紹介してくれていた、川田浩志先生。
当時は、日本国内で輸入できませんでしたが、2018年ごろから購入できるようになり定期的に計測しています。
<

過去のブログ
【リブレ】グルコースモニタシステム|血糖値計測リブレを使用した1日データ

血糖値の計測方法

リブレの計測はとても簡単です。
二の腕に計測の針付きデバイスをスタンプのようにつけます。
そのデバイスを、スマホのアプリで近づけ計測するだけです。
期間は2週間で、自動で電池が切れるようになっています。
15分前の血糖値が、リアルに計測できるため、空腹時に甘いものを食べた時や、
食事と関係を、知ることができ大変便利な道具です。

私と浅川先生、妻では、空腹を感じるタイミングも、ストレスも違うため、血糖値ベースで食事時間を変えています。

平常値は空腹時血糖 をまず確認
70mg/dl〜99mg/dl 平常
100mg/dl〜109mg/dl  ※正常高値
110mg/dl〜126mg/dl    空腹時血糖異常
70mg/dl未満  低血糖

食後2時間以内に、平常値内に戻ること。
食後も、150mg/dl 程度がのぞましい。

これ以上に食後の血糖値が上がるようであれば
糖尿病と診断される。(食後200以上など)

この数字を目安に確認していくと、自分体内での変化が少しわかってきます。
一生使うカラダなので、自分の弱点を知ることは大切です。

今回の結果

生活の中で、以前よりも血糖値コントロールができていること。
やや平均グルコースが105mg/dLと高めではあるが、もう少し有酸素運動を継続して結果を見てみたいと思う。

今回2週間では、以前よりも血糖値の上限が少なくなっており、インシュリンスパイクを起こさなくなっていました。
以前は、空腹時にどら焼きを食べて230程度まで上がることもあり、血管のダメージが心配でした。
今回は、空腹時で食べた時も、150程度の血糖値で落ち着き、以前よりも体調も体質も良くなっているのが数値からわかりました。

<学んだこと>
今回の計測が今までと一番違うのは、1週間に5回以上走っていること。
2023年10月(運動距離206km  運動回数46ワークアウト)
日々の運動習慣が、今まで以上に運動量が多い状態でした。
中学生時代よりも現在の方が多いかもしれません。
血糖値の安定性は、以前よりも明らかに安定していました。

結論
今までの計測の中で、もっとも運動していた時期での血糖値計測なりました。
私の体質は、有酸素運動量が多い方が、血糖の安定性には良いようです。
この辺りは、副腎の働きがよくなっていたり、脳脊髄神経の働きが良くなっているのかも思います。

引き続き定期的にチェックしていきます。

血糖値が気になっている方

ぜひ、一度チェックしてみてください。
血糖値スパイクが理解できると、食事の食べ方が変わります!

姿勢治療家
仲野孝明


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。


■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン
6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中

■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル
正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中

■PODCAST|姿勢が変わると、人生が変わるラジオ
毎週金曜日配信

■動画学習講座|いつでもどこでも学べる姿勢
一般社団法人 日本姿勢構造機構

■姿勢作法検定入門講座|姿勢は作法である
一般社団法人 日本姿勢構造機構


■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売

自分が使いたい商品をつくっちゃいました

■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE
実際に治療されたい方へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です