2021-10-15

【呼吸】腹式呼吸がやりにくいのも姿勢ですよ。


・腹式呼吸が大切と言われているけど、どうもできない
・大事なのはわかってるけど、できているかイマイチわからない
・どうも、お腹が膨らませられない

こんな感覚があると、
50代女性・60代女性が、今週ご来院され、問診している中で悩みとして伺いました。

腹式呼吸を実感できない状況には、理由があります。
呼吸を”つかさどる部分”に構造的な負担がかかっていることです。

・胸郭(肋骨・胸椎)の可動範囲が低下している
・横隔膜が動かしにくくなっている
・脳脊髄神経から、呼吸器に分布する神経を圧迫している

こんな状況が起こっていることが臨床の中で多く拝見してきました。
全身が、脳から脊髄神経支配で制御されているため、骨格的な問題点を抱えると使いにくくなってしまいます。

呼吸には2つのユニットがあります。
・肋骨が広がる動き(胸式呼吸)
・横隔膜が下がる動き(腹式呼吸)

この2つの呼吸を行うには、正しい姿勢であることが負担をかけずに使うには大切です。
ですが、生活の中で、
姿勢が悪い時間を過ごしているのが長いと、動かせなくなってしまいます。

こちらが、胸郭です。↓↓

姿勢とダイレクトな影響がありそうな感じがしませんか??(笑)

こんな姿勢の方は要注意です。
・肩が内巻きになっている方
・背中を曲げて座っている方
・腰椎が後ろに曲げて座っている方
・いつも足を組んでいる方
・お腹の力が抜けて座っている方

身体の機能は、必要でなければ”サボるように”できています。

”楽をしたい”
疲れた時に、何にもやりたくない日がありますよね。
人間のカラダも一緒なんです。

人体も、使わなくていいことが解れば簡単にサボります。(笑)

これから、人生100年時代の本当に大切なことは、
楽を選び続けると、介護まっしぐらになってしまうことを自覚することです。

診療をしていると、20代から仕事を始めてから、
楽な姿勢で座っている時間が長く
座りっぱなしの生活で、ほんの少し歩くこと意外、常に座っている。
こんな生活で過ごし続けた場合
40代、50代でもかなり、構造的に動かせなくなってきている方を多数拝見します。

・前屈で手が付かない。
こんなのも、身体のサボり癖シグナルの始まりです。

長年、動かさない時間を過ごすことで、
介護が必要になるのが早くなっています。

現在の、介護が始まる年齢が73歳。

動かせていない身体で日々生活を行なっている方は、この年齢から動かしにくい人生が始まると覚悟してください。
53歳なら、動ける年齢があと、20年。
63歳なら、動ける年齢があと、10年。
日数にすると、7300日、3650日。

意外に短くないですか??

”背中を曲げて座る時間が1日の半分以上である”

この生活では、肋骨を丸めたまま、動かす機会がありません。
その積み重ねで、深呼吸なども行わないと、動かせない胸郭になっていきます。
気がつくと、背中が丸く伸ばせないだけでなく
浅い呼吸しかできなくなってしまいます。

背中が丸くなっている方は、胸郭、肋骨の動きの制限が出始めているシグナルです。

少し脅してしまいましたが、
改善方法はとってもシンプルです。

正しい姿勢になるように、背伸びをしっかり行いましょう。
私の動画や、書籍でも毎回お伝えしている
あのシンプルで、簡単な方法です。

今日拝見したのはこんな方でした。

・長年背中を曲げている日常生活が多い
・床で足を投げ出して、座椅子に持たれている姿勢が長い
・背中が丸くなり、胸郭の可動域を狭くなった
・学生時代、高い身長が嫌で、いつも肩をすくめ小さく見えるようにしていた

骨盤は、この生活だったので、後傾に丸くなったポジション。
体育座りで丸めているような背中の使い方が多く
胸郭を丸めて下部の横隔膜の動きが大幅に制限されていた状態でした。

横隔膜は、息を吸う際に下がる必要がありますが、
胸郭が丸くなっているため、上手に動かせません。

もちろん、生活できる程度の呼吸はできていますが。。。

脳脊髄神経の胸部分、ちょうど背中を曲げて使っているあたりになります。
胸椎2番から胸椎12番あたりまでの広い範囲から出る神経が
横隔膜へ、脊髄神経が分布します。

背骨が曲がり負担がかかりすぎることで、脊椎の働きを圧迫し、脊髄神経の働きを制限している可能性があると考えます。

ご本人にも丁寧にをお伝えし、本日から改善のための生活を提案しました。
少しでも早く改善するために、当たり前のように使っている日常生活の環境にも踏み込んでアドバイスしていきます。

ノートPCを32cm上げて利用する方法や
椅子の高さを3センチほど上げる使用方法
机の高さを110cmまであげて利用する方法など
具体的に実践できることをお伝えしています。

必要な筋組織に治療をし
脳が自分自身身体を運転できるように再教育をしていきます。

診療後には、初めての感覚だったとのことですが
お腹を膨らませる呼吸ができるようになりました。

次回までの一週間どのように変わってくるか楽しみです。

今週は、呼吸に関しての振り返りでしたが、
姿勢を意識していない生活で、悪化されている方々を拝見すると、
もっと早く伝わるように、頑張らなければと思います。

少しでも若い年齢で気づいて欲しいと、今日も感じる1日でした。

明日からも頑張っていきます!

今週の呼吸はいかがでしたでしょうか?
私の呼吸は、5点満点中5点でした。


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。


■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン
6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中

■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル
正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中

■PODCAST|姿勢が変わると、人生が変わるラジオ
毎週金曜日配信

■動画学習講座|いつでもどこでも学べる姿勢
一般社団法人 日本姿勢構造機構

■姿勢作法検定入門講座|姿勢は作法である
一般社団法人 日本姿勢構造機構


■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売

自分が使いたい商品をつくっちゃいました

■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE
実際に治療されたい方へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です