2023-07-21

槍ヶ岳にて初テント泊_槍ヶ岳山荘


北アルプス今年の一回目は、槍ヶ岳に登ってきました。

小学生時代、キャンプ特集で手に取って読み込んでいたBE-PAL(小学館)。
夏山キャンプの写真で、憧れだった山岳キャンプも楽しんできました。

仲野孝明キャンプの歴史

キャンプを初めてしたのは、2歳か3歳からだったと思います。
米国で1975年、父が米国カイロプラクティック大学の留学中、カリフォルニア州でキャンプに連れて行ってもらっていました。今では、復刻モデルも出ている布テントのコールマンでした。
ヨセミテ国立公園の写真など、実家のアルバムには懐かしい写真がたくさんあります。

帰省した時には、こちらにUPしなおしてみます。
我が家は、兄弟が4人だったこともあり、家族で旅行に行くときはキャンプスタイルが多い家でした。

アメリカでのキャンプ感覚だったこともあり、目的地を決めずに、行き当たりバッチリ的なその場で、泊まる場所を決めていくスタイルです。
予約も取らないでキャンプ場に行くため、お盆には、まず有名どころのキャンプ場では泊まれないこともよくありました。

そんな時に、すぐに次のキャンプ場を検索して、助手席でナビゲーションするのが、長男の僕の役割になっていました。
いまでも、地図をみるのが得意だったり、
ナビゲーションをするのも苦痛でないのは、この当時の父からの修行のおかげかもしれません。

夏休み=キャンプ が仲野家のスタイルでしたが、私が好きだったのは、キャンプに使う道具が特に好きでした。

小学生が、地元四日市の町で、キャンプ用品をみれる場所は少ないですが、雑誌で調べたものを、お店に聞きに行ったりしていました。
キャンプが好きだったというよりも、キャンプ道具を調べたり探したりするのが好きだったのかもしれません。
冒険する道具を探すような楽しみだったと思います。

今も道具が好きですが、当時は、今以上に綺麗にパッキングしたり、
キャンプに行く前には、車にキャンプ道具をパズルみたいに詰め込んでいくのも大好きでした。

そんな時期に、BE-PALで山岳キャンプの写真に出会い、いつかやってみたいキャンプスタイルでした。
北アルプスの山の綺麗さと、小型軽量のテントなど。

家族でのキャンプは、中学生が最後だと思いますが、その後は
山岳部もワンゲルもない高校に進学し学生時代には、山には縁がない時代を過ごしました。

大学生時代に、バイクに乗ってキャンプで再びテントなり、
32歳の新婚旅行では、バイクで日本一周するために、テント泊として、また身近な存在なってきていましたが。

妻は、あまりにも過酷だったようで、それ以来は、キャンプは嫌いになっています。笑

今当時の記憶をたどると、北アルプスの穂高涸沢のテント場だったのではないか、北アルプスに行くようになり分かってきました。

 

人生初の待望の山テントは、初体験だらけ

トレイルランを通じて、山を走るようになりました。
この3年で、暑い夏のトレーニングとして、北アルプスを表銀座・裏銀座縦走していました。
山小屋で見たテントを見つけた時に、とっても気になりました。
なにかが、ワクワクする感じがあり、昔の記憶を思い出しました。

TJAR(日本海から駿河湾、北アルプス・中央アルプス・南アルプスを越して駿河湾に走る大会)でも、テントやツエルトで宿泊することになります。

せっかくであれば、今年は、可能であればテントも泊まってみたくなり挑戦してみました。
初めてのテントを張る場所として選んでいただいたのが、槍ヶ岳のすぐ横にある槍ヶ岳山荘でした。

山としては、天気が良く最高でしたが、
陸でしかテントを張ったことがない僕にとっては、新鮮すぎる体験でした。

・風がつよい :うまく晴れない
・ペグがささらない:硬い岩盤で、石を利用する
・テントが狭い:一人用なので、ほんと狭いです。
・テントが張りにくい:強風・空間の狭さ・ペグが刺さらない
・風音がすごい:基本、山の上は強風でした。笑
・畳みにくい:風のため

2泊3日(車中1泊)でしたが、短時間で充実した時間になりました。

こちらの左の小さいテントが、私の人生初
山テントです!


私のテントは、
一番左奥の小さな、黄色のテント(ヘリテイジ クロスオーバーf)
どのテントよりも小さい
570gのシングルウォールテントを楽しんできました。

小さいために、すぐ室内がグチャグチャに。。

無駄なものは、一切もてない仕様でした。笑

 

槍ヶ岳登頂

北アルプスといえば、槍ヶ岳というほど、どこにいても見えている槍。
表銀座・裏銀座の時に、ずっと見えていた槍ヶ岳についに登頂できました。

しかも、またまた最高のお天気です。
天気に恵まれているようで、ありがたい限りです。

登山道で、槍ヶ岳山荘まであがり、テントを張ってお昼ご飯を食べてサクッと
登ってきました。

3180mの槍ヶ岳。20分ほどで山頂まで、岩登りやハシゴ・くさりを使って登ります。

ランチは槍ヶ岳の形のカレーライスでした!

山の天気は、7割曇り・3割晴れなので、ここまでの晴れは珍しいそうです。

日本第5位の高さを誇る 3,180m 槍ヶ岳。

初めての急な登りや、ハシゴが多く、手に汗握る怖い感じでした。w
カメラ目線の余裕なく。。

頂上は360度最高の展望でした!

鷲羽裏銀座方面の眺望。
ほんと登れてよかったです。

 

槍ヶ岳テント場に16時間でやった8つのこと

1)見晴らしの良い場所で背伸び!

尖ったセンターの山が常念岳です。

セドナのような写真を撮ってもらいました。笑

2)景色や雲の流れをゆったりと観察し、自然の素晴らしさを感じる

3)テントの歴史や山の歴史を聞いて勉強する

テントの歴史は、タープスタイルから。
室内ができて、現在はダブルウォールがメジャーとか。

新道ができた歴史など。

ゆったりとした山時間を楽しんでました。

4)お湯を固形燃料で沸かしてみる

固形燃料でお湯をつくるのも久々でした。
風強い中でチェッカするために、燃料アルコールを少量持参。
このおかげで、簡単に着火できました。

 

5)夕日でブロッケン現象ができないか、探してみる

日没で、太陽を背にして立つと、雲や霧に自分の影が投影されて後光がさす現象なのですが
今回は、もう少しのところでみれませんでした。。

6)足が釣りそうだった場所をストレッチする
久々の山で、内転筋が悲鳴をあげてました。
電解質が少なかったこともありそうです。

7)星空を堪能する

夜は、20時には就寝。
夜中に目がさめて、テントが小さいので頭だけ外に出すと
星空が見事でした。
3000mであることと、天気がよかったこと。
新月の前日だったこともあり、最高の夜空でした。

頭をだして、空をみているだけで、1分毎で、流れ星が!

iPhoneで撮影して、撮れないかと思ったら少しだけ移りました。
実際には肉眼では、アタカマ砂漠でみた星空と同等の星の数でした。

新月の1日前だったこともあり、とてもよく星がみれました。

8)最高の朝日を拝む

朝は3時起床で、ゆっくり
シュラフ
シュラフカバー
テントマットなど順番に片付けを開始。

テント以外をしまって外にでると朝焼けの時間に。

見事な雲海、少し尖っているのが常念岳です。

 

9)眺望を楽しむ

中央アルプスの奥には、
日本最高峰の
1位富士山が見えています。

2位の北岳(きただけ)
3位の間ノ岳(あいのだけ)

これはまた別の機会に登ってみたいと思います。

槍ヶ岳。

4時半すぎから下山開始。
登りと同じルートをピストンで戻りました。

 

 

今回のアクセス・日程と登山コース

日曜日夜行バスを利用

2023年7月16日(日)-7月18日(火)
22:45
出発
新宿バスタ

到着
上高地バスセンター 05:10

到着後、荷物を簡単にパッキングしてスタート。
徳沢
横尾
槍沢ロッジ
経由して槍ヶ岳山頂へ。

往復のピストンスタイルでした。

今年初めての

後半の登りは、今年初の山だったのでかなり苦しく感じました。

 

◎下山
下りは時間があったため
明神館から、明神池方面から木道を通るルートへ。

 

槍沢キャンプ場 6:44

明神橋9:11

自然探勝路は、綺麗に整備されており、いろんな年齢の方々が歩かれていました。

岳沢湿原。
前穂高登山道との分岐の橋でしたが、綺麗でした!

 

今回は、
アルペンホテルで、お風呂を

河童橋で記念撮影。

上高地バスセンター 11:25→新島々駅→松本駅
松本駅→新宿


20Lで行きたかった荷物も、終わる頃には30Lが一杯になってしまう
初心者のキャンプでした。

荷物


初めてのキャンプなので、荷物が結果多くなりました。
最後まで迷っていたのが、この3つ。

・シュラフ モンベルダウンハガー#5 :重くなるため躊躇してましたが、持っていき正解でした。
・シュラフマット NEMO テンサー:冬対応のものだったので、暖かく寝れました

ガスバーナー :持参せず

ガスバーナーは、固形燃料で対応。
シュラフとシュラフマットは、テン場での滞在時間が長いため持参しました。

<姿勢を意識していたポイント>

初の山キャンプがお天気恵まれて最高の経験ができました。
荷物が重いと、特に正しい姿勢が大事だと感じました。

・背伸びを意識すること
・骨盤を立てること
・肩甲骨を寄せること

この3つを意識することで、丹田を意識しやすく、股関節から足が上げやすかったです。
次回は、もう少しだけ荷物を減らしてまたキャンプに挑戦してみます!

姿勢治療家(R)
仲野孝明


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