2021年夏、トレランTシャツ決定【patagonia AIRCHASER】
自粛に負けず、健康管理のために運動が必要だと血液検査を見ながら感じている姿勢治療家(R)の仲野孝明です。
夏にトレイルランニング(トレラン)で使うTシャツ
何を使われますか?
カラダの専門家的に、カラダの機能からトレランに必要な要素を考えてみます。
トレイルランニングは、山を走るスポーツです。
このぐらいのところを走る感じです。
急な上りは、歩きますし。
急な下りも、歩いています。笑
山のサイズによって、岩を登ったり、細かく足を動かして下ったり。。。
薮のような草木の間を抜けることもあります。
そんなスポーツのための服装を考えるにあたり、改めて人間の皮膚について調べてみました。
目次
皮膚の機能には主に6つあります。
・保護作用:体外からの刺激(機械的などの外力・化学刺激・微生物・紫外線など)から守る
・分泌作用:皮脂や汗を分泌します。皮脂は、細菌の繁殖を防いだり、乾燥を防ぐ役割
・体温調整作用:暑い時に汗を出し、体温の上昇を防ぎ、寒い時は立毛筋を収縮させて体温を奪われないように。
・貯蓄作用:皮下に脂肪を貯める
・排泄作用:老廃物を汗腺から汗として体外に捨てる
・知覚作用:触覚や痛覚・温感・冷感・かゆみなど感覚をとらえる
ちょっと難しいですね。
そのため夏のトレランでは、特に保護作用と体温調整作用が大切です。
そして、皮膚の機能として
何より大切なのは、人間本来のカラダの動き、身体の動作を邪魔しないことです。
せっかく日々のメンテナンスや正しい姿勢を意識した可動域が広いカラダでも、動きにくい服であれば影響を受けてしまいます。
トレランで避けたい服装
・動きを邪魔する服
・体温調整をしにくい服(通気性・発汗性など)
・体外から刺激を守れない弱すぎる服(草木の外力や紫外線、転倒時などの傷など)
※綿のものは、使用NGです。
汗をかき重くなるだけでなく、止まったや万が一怪我をしてビパークを行う時に体温を著しく奪われてしまいます。
アウトドアメーカーのものでも、綿のものもありますので要注意です。
生地感覚がわからない方は、製品のタグをチェックしましょう!
私は、主にランニング用のTシャツを使用していました。
ポリエステル100%などで、大会の参加賞で頂くものです。
トレランで選びたい服
・比較的動きを邪魔しない
・汗で濡れても乾きやすい
・適度に丈夫である(転倒などでも破れない)
この点をクリアーしたものであれば良いと思います。
私が今まで、走ってきた100km級の大会、UTMB(CCC)や阿蘇ラウンドトレイルなどでは、
砂漠などで大活躍だった気温調整の幅が広く、動きを邪魔しにくく、コンプレッションの機能を生かせる
スイスブランドのX-BIONIC (上下サイズM)を着用していました。
身長173センチ・体重72kg 胸囲100 ウエスト85
※写真は、2017年アタカマ砂漠マラソン第3ステージより
ただ、オレンジ色が派手なのと、
あまりにもピッチリの服なので、練習で軽く山を登るには、”やりすぎ感”が出てしまいます。(笑)
購入方法が、並行輸入になるのが難点ですが、
ご興味ある方は、ぜひ、最高の着心地です。(私は、上下Mサイズを利用してます)
温度調整の守備範囲が広く、寒いところから暑いところまでが一枚で対応できるのが最大の魅力です。
日本人は、ランニングタイツだけで走るのも抵抗がある方が多いので中々受け入れられないのかと。
2020年 夏
・ファイントラックのドライレイヤークール(タンクトップ)
・大会Tシャツ
活動時間が長くなると背中の蒸れ具合が気になります。
休憩時なども、背中だけバックパックを背負っている場所が濡れてました。
もう少し改良の余地がある感じです。
2021年 夏
パタゴニアのトレランシリーズ M’S AIRCHASER
サイズM
私の体型は、年齢のためかウエストの変動が激しいです。笑
ウエスト85cm±3は日替わりです。
洋服はいつも若干お腹が気になることが多いのですが、今回は大丈夫でした。
トレイルランニング用に設計されており、背中部分と胸の部分で材質を変えてあります。
そのため、長時間になった時に、通気性と吸湿発散性を備えているとのこと。
この部分が、とにかく薄いです。
なんか、透けてる感じ伝わりますでしょうか?
↓↓
素材は、HEIQ FRESHというスイス製の生地でアウトドアでも多くのブランドが使用している防臭・抗菌作用が強い生地を利用しています。
裏面↓↓
背中と表の部分が違う生地を使用していることが、最大の魅力でした。
背中部分が特に汗抜けが良さそうです!
重さも72g!
嬉しいスペックです。
ネットに入れて洗うとしてどのぐらい長持ちするかが今後の楽しみです。
毛玉にはならなそうなので、しばらく使ってみます。
小さなことですが、動きやすい服装が
動けるカラダを邪魔しない秘訣です。
毎日メンテナンスやケアを行なっている方こそ、ウエアーの違いがわかるかと思います。
カラダの使い方を最大に引き出す専門家
カラダの使い方を自ら実践、後世に人類のカラダの使い方を型としてを残す!!
そんな姿勢治療家(R)
仲野孝明でした。
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