フルマラソンで完走するための知識とカラダのチェック法
フルマラソンで完走するための
知識とカラダのチェック法
最短でフルマラソンを完走するためには、
まず正しく動ける体で、 正しい練習を行う事が必須です。
そのためには、 自分の体への知識と現状を知ることから始めましょう。
【覚えておきたい3つの知識】
◇知識1:体骨格に関しての知識
◇知識2:走る前の知識
◇知識3:走りながら使う知識
<知識1:体骨格に関しての知識について>
【自分の姿勢を確認してみましょう】
正しい骨の位置(アライメント)にあるか。
人間の正しい設計図通りであるかを確認する知識です。
姿勢をみると おおよそのことはわかります。
ここに6つの姿勢がありますが あなたの姿勢は、どれに近いでしょうか?
※誰かに横からと正面からの写真をとってもらうか
姿鏡で写真をとって確認しましょう。
次に
専門的には 【アライメントが取れているか確認してみましょう】
<自宅でできる簡単なチェック項目>
□壁に立つ かかと、お尻、背中(肩甲骨)、頭がつく姿勢になるか。
□フローリングや床の上に寝て、膝が伸びているか確認する。
□手をバンザイするように伸ばし、肘が床につくか確認する。
これらは、カラダが伸びるかの確認です。
<知識2:走る前の知識>
走る前の知識は、正しく関節と筋肉が動いているか。
股関節、肩甲骨、足関節 可動範囲をしっかり確認してみます。
<自宅でできる簡単なチェック項目>
専門的には、関節の可動範囲が動くことです。
□正座ができること。 足の親指だけを重ねた状態で座ることができるか。
□腕を伸ばし切れること。
□立った状態で、左右、斜め後ろ、横に均等に動くか。
□前屈で手がつくか
□手を後ろで組んであげることができるか
□首が左と右に対称に回るか。
<知識3: 走りながら使う知識>
◇上方向に姿勢の確認 常に、姿勢がよく走るための姿勢の確認
正しい姿勢のヒントとしては、
まず、天井に引っ張られているような姿勢
簡単に言い換えると 身長を測る時の意識です。
その意識をもって走ります。
◇足が平行か、 足をまっすぐに使えているか
走りながら平行を確認します。
◇腕を進行方向に まっすぐ振ることができるか
◇「リラックスと笑顔」「力みとストレス」ではなく
「リラックスと笑顔」で走る意識。 とにかくリラックスです。
なので、学生時代の部活は忘れてください。
楽しくなければNGです。
縄跳びをとんでいるような感覚で、足の力が入らないことも大切です。
自宅でできる簡単チェックで
ご自身の今の体を知る事ができたかと思います
カラダが固かったり動かなかったりした方や
怪我をしないように柔軟性をつけるためにも
日頃ご自宅でできるストレッチを次回は
お伝えしたいと思います。
フルマラソンを走りたい人に限らず
トライアスリート及びトライルランナーの人も
やみくもに練習するのではなく
短い練習時間で効率よく体を動かすために
自分の体の状態を知るという事が不可欠です。
そして
フルマラソンは自分には関係ないと思っている人も
日々外出や自宅で歩かない方はいらっしゃらないと思います
今回の〔自宅でできる簡単なチェック項目〕は
今のあなたの体の状態を知るためには
簡単ですぐ出来るものばかりですので
是非チェックしてみてください。
姿勢が変わると、人生が変わる。
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢治療家(R)仲野孝明
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第2章:フルマラソンで完走するための知識とカラダのチェック法
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