2022-11-18

【吉田→四日市_飛脚】東海道53次_6日目_83.8km完走

歩くのが当たり前だった時代、飛脚という仕事がありました。そんな飛脚に会ってみたい。同じ体験をしたら、効率の良い走り方や姿勢がみえてくるかも。。。
そんな片思いから始めた53次も後半戦になってきました。

”人間は走る動物である。”と確信し、天候は最悪でしたが、最高の1日を体験した姿勢治療家仲野孝明です。

2022年11月13日　日曜日　5:00−20:40
気温　14度−20度
気候　晴→雨→晴
雨予報だったため、雨対策行いました。カッパ（ゴアテックス）・靴下（ドライマックス）・サンバイザー
日の出時間　6時25分
日の入時間　16時49分

”日曜飛脚”　Stage 6/8
江戸から数えて35宿場町→43宿場町まで
吉田→御油→赤坂→藤川→岡崎→知立→鳴海→宮→タクシー→桑名→四日市　合計　83.8km

吉田（豊橋） 5:00 →御油(ローソン豊川御油町店）6:45 11.4ｋｍ
御油 7:00→赤坂(赤坂休憩所）7:20 2.1ｋｍ
赤坂 7:30→藤川(ローソン岡崎市場町店）8:45 9.4ｋｍ
藤川 9:05→岡崎(ローソン中岡崎店)10:40 11.3ｋｍ
岡崎 11:00→知立(ファミリーマート知立駅店)12:55 13.0ｋｍ
知立13:20→鳴海(ファミリーマート名鉄鳴海駅店) 15:10 13.2ｋｍ
鳴海 15:40→宮 (宮の渡し公園内）17:05 8.0ｋｍ
特別区画（7里の渡し）：宮→桑名（タクシー移動）
桑名（７里の渡跡：九華公園裏）18:15 →四日市(満殿の湯）20:40 14.7km

★カロスでの記録

今回のダイジェスト動画

宿場町間の移動と振り返りメモ

34吉田→35御油　 11.4ｋｍ　２里半４町

吉田（豊橋駅） 5:00 →御油(ローソン豊川御油町店）6:45 11.4ｋｍ

仲野整體本院の四日市を目指すため、桑名→四日市間をどうしてもクリアーしたいために少しタイトな時間配分になってます。
計画段階で日出前でしたが、実際にスタート当日になると、やっぱり早いですね。笑

早朝、スタートで暗いため、ヘッドライトを利用しました。

スタートに集まっていただけたのは、こちらのメンバーです。
柴山さん＠名古屋　日曜飛脚歴4日完了
沼地さん＠東京　日曜飛脚歴5日完了
田中さん　東京より日曜飛脚初参加
本当遠方より、ありがとうございます！

先週よりは、少し暖かく、手袋なくてもぎりぎり出来そうな雰囲気です。
本日一番気になっていたのは、天候です。

すべてのランニング中に、降ってほしくないな〜と思っていましたが、こんかいはついに振りそうでした。
天気予報では、9時から雨模様、日中降り、夕方には上がる予想です。

荷物も、服装も雨対策をしっかり行ってのスタートになりました。

カメラDjiアクション２の防水機能などもしっかりチェックしました。

電源ユニットに関しては、防水性なし。ビニール等でサポートが必要とのこと。雨の中撮影するのは、ハードルが高そうです。
どうなることか楽しみです。

＜食べ物＞　　ギーコーヒー　バナナスムージー
＜前泊＞　東横イン　豊橋

豊橋の駅前二階は
ライトアップもされており、まだ深夜の雰囲気がある駅前でした。

豊橋は走り出してすぐに川を渡ります。
はじめに渡る橋が、豊橋（とよはし）と名付けられた橋です。
もともとは、吉田大橋。
この地名が多かったそうで、改名になり、豊橋になったそうです。

新幹線で何度も通っている豊橋が、橋の名前だったことを始めてしりました。宿場町の名前も”吉田”ですが、現在の地名は”豊橋”になっています。

現在の地名になった橋。
特に現在の橋には特徴はないですが、昔はこの長さで、東海道三大大橋だったようです。

左折し、少し暗い旧道の少し昔ながらの街並みを走ります。
空襲がなかったところは、街並みが綺麗に残っていたりと、歴史を振り返ることができるのも旧東海道ランニングの楽しみの一つです。

この区間は、県道496号として使われていますが、コンビニが多く日中なら交通量が多そうでした。
日曜飛脚は、生活道路でも早朝でスムーズに走れるのも魅力です。
魚市場の横を通過したり、神社やお寺の風景が残っており魅力的な景色が多いのも印象的です。

1号線の横を並走しながら走るルートが多かったです。
御油の街は、旧東海道沿いにお店が見当たらなかったので、今回はローソン豊川御油町店で。
無事にスケジュールより早めに通り到着しました。

この区間、一点だけ反省点がありました。
私以外が、ヘッドライトを点けていなかったこと。次回からは、暗い時にはヘッドライトを点灯することを必修にしたいと思います。

＜食＞　豆乳

35御油 →36赤坂 2.1ｋｍ　　一六町

御油（ローソン豊川御油町店） 7:00→赤坂(赤坂休憩所）7:20 　 2.1ｋｍ

次なる飛脚はお一人加わりました。
ポッドキャストリスナーさんのTJさん合流。TJさんは、私のポッドキャストを通じて走り始め、今年フルマラソンまで完走されたヘビーリスナーさんです。

TJさんの地元らしく、いろいろご案内いただきました。
ここからは、5名で日曜飛脚！楽しくなってきますね！

ポッドキャスト”姿勢が変わると、人生が変わる”番組も6年目突入、本当継続してきてよかったです！

天然記念物！！と表記されることにすこし驚きがありました。
松って、天然記念物なんですね。

関川神社

営業が終わってしまった、大橋屋。2015年3月で最後の幕を閉じたそうです。
現在は、10時から4時まで、覗くことができるようです。
次回の東海道では覗かせてもらいたい場所です。

短い距離なのであっと間に到着です。
赤坂宿の案内がある、案内所よらまいかんへ。

ここで、田中さんとお別れてになりました！

トイレのみで、次なる宿場へ

36赤坂 →37藤川　 9.4ｋｍ　二里九町

赤坂（赤坂休憩所）7:30　→　藤川(ローソン岡崎市場町店）8:45

４人の飛脚で次なる宿場町へ。

TJさんに藤川近郊の現在の状況など伺いながら楽しく走れせてもらいました。
途中、走り方のアドバイスを行う箇所もありましたが、上下運動が少しおおかったので、このカバー方法だけお伝えしました。

実際に一緒に走っていると、すぐにアドバイスできることと、そしてなにより、喜んでいただけることがまたまた、姿勢治療家としては嬉しかったです。

一緒に走るイベントをもう少し考えてみようと思いました。

本宿の案内

お話していると、あっという間に
藤川宿　に到着しました。
TJさん奥様が迎えに来ていただけるそうで、公式にはこちらの宿場町までのご参加になりました。
お忙しい中ありがとうございました！

＜食＞　コンビニで購入したのは３つ
水
カゴメビタミンスムージー
デラックスナッツミックス

手ぶらなので、なにかとコンビニでお世話になってます。
なんでも手に入るから便利な時代ですね。

37藤川→38岡崎 11.3ｋｍ　一里二十五町

藤川 9:05→岡崎(ローソン中岡崎店)10:40 11.3ｋｍ

藤川からは３人の飛脚でスタートです。

少し走ってみると、いろいろと江戸の雰囲気が残っていました。

TJさんも、少し並走してくれましたが、こちらでお別れに！！
また、お会いできる日を楽しみしています！
ポッドキャストの大好きな回や、今後期待することなども色々伺いました！
ご意見を活かして配信してきます！

３人で、地図をみながら走っているとさすがに、雲行きが悪くなってきました。

ふと後ろに走ってくる方がでいるような気がして。
ふりかえると！！
まさかの、レッドさん！サプライズ応援だったようですが本当驚きました！！
僕とは、サハラ砂漠マラソン250kmを2016年に走った時のテントメイトです。２回目の挑戦だったレッドさんから、たくさん砂漠完走にむけたアドバイスをいただいたのが懐かしいです！

レッドさんは、大阪でランニングコーチをしています。
東海道の時間配分も色々アドバイスを頂きました。
以前、東京から飲み会の帰りに、東海道で帰宅するほどのランナーです。

5日後には、沖縄本島1周サバイバルラン2022（沖サバ）といわれる大会に参加される予定です。本島1周377kmを72時間で完走する大会で。
そんな過酷な大会に出場する直前に、応援参加してさらっと20km以上走ってお帰りに。。。すばらしすぎます。
人間ってほんと、すごいなと。走り方もしっかり勉強させてもらいました。

そんな話や、近況を伺いながら走っていると。あっという間に岡崎へ。

岡崎は、とにかく曲がり角が多く、”岡崎二十七曲がり”と言われて観光名所になるほどです。
城下防衛と街道筋に店舗をたくさん設けて、旅人の経済効果を狙ったそうです。金のわらじが妙にいい感じでした。

そんな、歴史話を伺っている間に、岡崎のチェックポイントに到着。
岡崎は、ローソン岡崎市場町店へ。
ここでパラパラきました。
４人でゴールできました！

＜食＞　コンビニで購入したのは３つ
伊藤園　濃いお茶
焼き鮭ハラミ
味付たまご

38岡崎 →39知立 13.0ｋｍ

岡崎 11:00→知立(ファミリーマート知立駅店)12:55 13.0ｋｍ
この区間からは、私も少し聞いたことがある地名が増えてきます。
岡崎は、子供の頃から、東京に高速道路に乗る際に走っていた下道でした。

名古屋の今枝さんが合流！一緒にアタカマ砂漠を走った先輩です！

ここからは、5名でスタート！

名古屋の味噌といえば、八丁味噌。
その２社が同じ場所にありました。
売上の1/3はヨーロッパでリピーターがみえるとか。。

少し裏道を走りながら、矢作橋で千春さんと合流。
早速、雨がふってきました。

このあたりから雨のランになってきました。

この区間13kmですけど、ほぼ雨に。

でもカッパや雨対策していたので、寒さも問題なく走れる状況でした。

後ろからのアングルは、自分では見えませんが、フォームがついつい気になりますね。

明治川神社の前で、リセット背伸びでした！
足先並行がポイントです！

雨はやむことなかったですが、無事に知立の駅へ。
ここで、今枝さんとお別れに！
雨の中、ほんとありがとうございました。

走りながら、自称雨男とのことを伺いこのあたりで、雨が終わるのかと少し期待をしてしまいました。笑

ありがとうございました！

＜食＞
ベースパン
カフェオレ

39知立→40鳴海　13.2ｋｍ

知立13:20→鳴海(ファミリーマート名鉄鳴海駅店) 15:10 13.2ｋｍ

次なる区間は石田さんが参加してくれました。
僕がマラソンをそもそも、走るきっかけをいただいたのが石田さん。
出会ってなければ、みずから走ってみる実験は行っていなかったはずです。笑

Q東海道53次で一番辛かったところは？
A 日坂です

Q もう一度いくならどこ？
A　由比からの峠と宿場町です

そんな会話をしながら、地名が走ったのに少し出てこない自分にもびっくり。少し雨と、疲れがこの辺りからでてきてます。
すでに7時間走っているので当たり前といえば、当たり前ですけど。。

石田さんから地元の銘菓を教えていただきご馳走になりました。
知立名物”あんまき”
今回の東海道で、初の銘菓。買い食いかも。。。

黙々と走っていることが多かった旅でしたので。
この名物を食べるという普通の出来事でしたが、感動的な美味しさでした。

手に持っているのは、撮影のカメラと
マップをみるための携帯。
いつも、こんな感じで走ってますよ〜。笑
歩きスマホならぬ、走りスマホ。
安全のためにはお勧めしませんが、東海道５３次アプリがないとかなり時間がかかります。GPSで現在地も教えてくれるすぐれものです。
（五街道を歩くシリーズ：東海道五十三次）

ここから、少し写真も動画も、雨が強くなったため少なくなりました。
石田さんオススメのポイントへ。

桶狭間古戦場
いろいろ歴史の転換になった場所です。
もっと早く来ていれば歴史が身近になったかも。w

古戦場を後に、染め物で有名な
ありまつに到着。
このあたり、かなりの雨でした。笑

５人の後ろ姿もいい感じですね。
いろいろ会話をしている中で、
レッドさんが、石田さんのメルマガの影響で走り始めた事実が、発覚。

今回のメンバーは、僕やレッドさん、柴山さんが石田さんきっかけで走り始めたことが分かり、大雨の中、さらにグループ感がアップしました。w

歴史的な建造物の前で一枚。

大雨の中、石田さんを走らせてしまったことが申し訳なかったですが
無事に完走。

お忙しい中、ありがとうございました！

そして、大会前の大事な時にレッドさんも大阪から。
本当ありがとうございました！！

今年一番走ったと話されていた石田さんと、石田さんの影響で走り始めたメンバーでした。

土砂降りの中、本当ありがとうございました！！

＜食＞
とん汁
納豆巻き
バナナ

40鳴海 →41宮 8.0ｋｍ

鳴海 15:40→宮 (宮の渡し公園内）17:05 8.0ｋｍ

ここでの合流は、飛脚の服装まで準備してくれた二村さんと神野さん。
ほんと、感動しました！！！

合流した瞬間に、疲れがあったのかわかりませんが、瞬間に吹っ飛びました。w

東京から参加してくれた、Kさん
名古屋在住の二村さん、二村さんのお兄さん
名古屋といえば、ガイーナ＠名駅
翌日からイタリアというハードスケジュールの中、まさかの服装まで合わせていただいた神野さん。
僕が、雨のため装備を置いて走ることになり恐縮しています。笑

そんなメンバーで浮き足立ってスタート！

雨ですが、ほんと楽しいランになりました。

地元の方と一緒だと、詳しい解説が聞け観光気分になります。

楽しく走っていたら、あっという間に
船着場へ。
ゴール地点では、またまた多くの方と合流させていただきました。
本当、雨の中ありがとうございました！

いつものメンバー＋4名もの並走飛脚の方と一緒に走れ幸せでした！

特別区画（7里の渡し）：宮→桑名（タクシー移動）

次なる桑名までは、タクシーで移動。
高速をつかって、ちょうど12000円ほどでした。（ご参考まで）

桑名18:15 →四日市 14.7km

桑名（７里の渡跡：九華公園裏）18:15 →四日市(満殿の湯）20:40 14.7km

いよいよラストのステージ。三重県に入ったらさらに、たくさんの応援が駆けつけてくれました。ありがたいです。。
写真を撮り忘れてしまいましたが、親戚もたくさん待っていてくれました！！
そして、中日新聞さんまで、記事にしてくれるとか。。
天候の方は、小雨で降ったり止んだりでタクシーを移動しましたがなんとか上がりそうです。

スタート前には、刈谷武人くん、現職桑名市議会議員まで来てくれてました。
僕の幼馴染の弟です。小学校時代からの後輩なので、一言
「なにしとんの？？」

最高の言葉でした。笑
「俺も、よう分からん！」（爆笑）
12時間も走っていると、いろいろ脳も壊れてきますね。

ここからは、一番の山場です！
いつもの飛脚３人＋石川淳二（石川畳店：ヨンテツ主催者：右から2番目）
仲野有草（三男・左側）
どうしても、今回最大の山場を考えた時に、桑名から四日市までの距離をナイトランで走り切るイメージができませんでした。

・土地を知っていることで、距離感が実感でき辛く感じる
・夜暗く疲れている
などなど。
そんな時に、私が知っている中で、
・夜に走れる
・どんな時でも元気である
・話したい共通の話題を豊富にもっている
人物はたった一人でした。笑
石川淳二くん。僕がマラソンを走っただけのころに、UTMFを完走、その後UTMBも完走したトレイルランナーであり、人生を最大に挑戦し続ける友人です。