姿勢は、なぜ大切なのでしょう?
姿勢がなぜ、大切か
「姿勢から人生を変える」、姿勢治療家の仲野孝明です。
日々の習慣から原因を分析し、87年間で180万人を診てきた仲野整體。
4代にわたって磨き続けた屈指の技術に加えて、患者さん自身でできる治療法まで指導することで、
今日の痛み解消のみならず、一生楽しめる体を手に入れるメンテナンスを行っています。
姿勢は、なぜ大切なのでしょう?
それは、姿勢=毎日の体の使い方の積み重ね、だから。
起きている時間を18時間としましょう。毎日その18時間、体をどう使っているかで、
その人の体ができてゆきます。体には生活の癖が出るのです。痛みの出る原因はここにあります。
意識していない多くの人は、生死に関わるような健康上の大きな問題がないかぎり、
今のまま将来も同じように生活ができ、最期を迎えると思っているかもしれません。
でも実際には、老境に入ってまで長く健康を保つことは、非常にむずかしい。
それをわかっていながらも、健康に長生きできる自分を勝手にイメージして、
なんとなく毎日の生活を送っているというのが、現状ではないでしょうか。
私たちの体はもともと、正しく使えば120歳まで痛みなく過ごせるようにできています。
ところが間違った使いかたをしていると、最初こそ大きな問題でなくても、
やがて10年もたてば、つらい不調となって表に出てきます。
現在の姿勢は、あなたの過去を表わしているもの。
目をそむけてメンテナンスを怠っていると、どんどん衰えていくばかりです。
だからこそ今行うべきは、意識を変えることにほかならないのです。
これから姿勢をよくしようとするとき、いやなことや無理なことを繰り返す必要はありません。
日常生活の体の癖を直すだけで、夢に描いていた健康で幸せな将来が手に入るのならば、
こんなにラクで効果が高いものはないのではないでしょうか。
その必要性に気づいたあなたは、人生を変える第一歩を踏み出したと言えます。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
この記事は姿勢治療家(R) 仲野孝明が連載している
【NPO法人心とからだ研究会機関紙】へ掲載したものを再編集したものです
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