2025年編|マラソン大会が近づき始めたら、準備するもの。
姿勢治療家の仲野孝明です。
最近、私の周りでもマラソン大会に挑戦する方が増えてきました。
「健康寿命を伸ばすためには、まず30分走れることが大切」と私は考えています。
走れる大人が増えれば、元気に動ける時間が長くなり、介護を受ける時間を減らせるかもしれません。
そんな背景の中、「マラソン大会完走に向けて、どんな準備をすればいいですか?」というご質問を多くいただくようになりました。
そこで、このブログでは 42.195kmを走り切るために姿勢治療家としてオススメできること をまとめました。
初マラソンから13年。
これまでに様々なレースを経験し、試行錯誤してきました。
- トライアスロン・アイアンマン(226km)
- サハラ砂漠マラソン(257km)
- アタカマ砂漠マラソン(250km)
- UTMB (160km)
- トルデジアン(330km)
これらの経験を踏まえ、より良い準備のために大切なことを整理しました。
このブログは、2017年に作成し、2018年、2019年、2025年1月に加筆アップデート しています。
姿勢治療家として、健康を6つの要素で考えます。
1)構造=姿勢
2)睡眠
3)食事
4)運動=今回は、準備
5)精神
6)呼吸
+α)服装
それでは、一つずつ確認していきましょう。
目次
1)構造=姿勢
マラソン大会では、姿勢を保つことが完走のカギ になります。
特に、長時間走るレースでは 「背伸び」 を取り入れることで、姿勢が崩れにくくなり、疲労軽減につながります。
✅ 1kmごとに背伸びをするのがオススメ
背伸びをすると、体が自然と引き上がり、呼吸がしやすくなる ため、後半の失速を防ぐ効果もあります。
✅ 苦しくなってからでもOK、でも早めがベスト
姿勢が崩れた状態で長時間走ると、肩こりや腰痛、足の負担が増えるため、できるだけ早めに取り入れるのが理想です。
※ 背伸びの詳しいメカニズム については、こちらの書籍で解説しています。
📖 [書籍リンク](https://amzn.to/42sKMuu)
体のトラブル予防策
① 乳首の摩擦対策(男性ランナー向け)
バンドエイドを乳首に貼ることで、摩擦による傷を防ぐ ことができます。
特に、低気温や長距離レースでは擦れが強くなる ため、初心者ほど注意が必要です。
② 靴擦れ防止(悪天候対策)
靴の中で足が動くと、靴擦れやマメができやすくなる ため、事前の対策が重要です。
🔹 カニーグー(トルデジアンや砂漠レースでも使用)
🔹 足の指にしっかり塗ることで、摩擦を軽減し靴擦れを予防
💡 ワセリンでも代用可能 ですが、水に弱いため 雨の日には流れやすい ので注意。
📌 [カニーグーの購入リンク](https://amzn.to/40qPKFe)
📌 構造=姿勢のポイントまとめ
✅ 1kmごとに背伸びをする(レース中の姿勢維持に効果的)
✅ 苦しくなってからでもOK、早めの背伸びがベスト
✅ 姿勢が崩れにくくなることで、疲労軽減につながる
✅ 「背伸び」が姿勢改善に最も簡単で効果的な方法
✅ 詳細は書籍で解説(リンクあり)
姿勢を意識することで、体の負担が軽減され、最後まで楽に走り続けられる。
2)睡眠(パフォーマンスを最大化する休息)
マラソン大会では、睡眠が最も重要なリカバリー方法 です。
十分な睡眠を取ることで、体力の回復だけでなく、精神的にも安定し、レース当日のパフォーマンスが向上します。
逆に、睡眠不足が及ぼす影響 としては、以下のようなことが考えられます。
- レース中の集中力の低下 → 走るペースやフォームが崩れやすくなる
- モチベーションの低下 → 「今日は調子が悪いかも…」とネガティブになりやすい
- 当日の忘れ物やうっかりミス → 補給食の準備を忘れたり、スタート時間を間違えたりする可能性
- 精神的なイライラ → 他のランナーの動きが気になったり、些細なことがストレスになる
穏やかに、感謝の気持ちを持って楽しく走るためにも、前日はしっかりと睡眠を取ることが大切 です。
🔹 質の良い睡眠をとるための工夫
レース前の睡眠は「長さ」だけでなく「質」も重要です。
以下の方法を取り入れて、深い眠りを確保しましょう。
✅ 寝る前のリラックス習慣を取り入れる
- ストレッチをして、体の緊張をほぐす
- ゆっくりお風呂に入って、深部体温を上げる
- 足の指や足裏をマッサージする(血流を促進)
✅ 日々のメンテナンスルーティンを作る
大会直前だけでなく、普段から 良質な睡眠の習慣を身につけることが大切 です。
- ストレッチポール を使って背骨をリリースする
- マッサージガン を使って筋肉をほぐす
- 足裏のマッサージ で血行を促進する
「普段からやっていること=いつものルーティン」となるため、大会前夜でもリラックスしやすくなります。
🔹 目覚ましなしで起きる感覚をつかむ
「目覚ましなしで起きる」感覚は、日々の生活で睡眠時間を一定にすることで身につきます。
理想の睡眠時間は 7時間半〜8時間 ですが、慣れないうちは 「8時間寝室にいる練習」 から始めてみましょう。
睡眠は、最も効果的なリカバリー方法 です。
自分の能力を最大限に発揮するためにも、普段から意識して睡眠を整えておきましょう。
📌 睡眠のポイントまとめ
✅ 睡眠不足は集中力・モチベーション低下、忘れ物やミスの原因になる
✅ 穏やかに感謝の気持ちで走るためにも、しっかりと睡眠を取る
✅ 寝る前のストレッチ・お風呂・足のマッサージでリラックス
✅ ストレッチポールやマッサージガンを使ったメンテナンス習慣を作る
✅ 睡眠時間は7時間半〜8時間が理想(まずは8時間寝室にいる練習を)
✅ 睡眠は、体力回復だけでなく、メンタルを整える最強のリカバリー方法!
3)食事(エネルギーを最大限に活かすために)
マラソンは 長時間にわたる持久系スポーツ です。
途中でエネルギーが切れると、30km以降に急激に失速してしまう「30kmの壁」に直面することもあります。
そのため、大会前日・当日の食事と、レース中の補給(補食)が非常に重要です。
🔹 大会前日の食事
✅ 前夜のアルコールは控える
→ アルコールは 睡眠の質を低下させる ため、翌日のパフォーマンスに影響を与えやすい。
✅ 就寝3時間前までに夕食を済ませる
→ 消化が終わっている状態で寝ることで、睡眠の質が向上し、翌朝のコンディションが良くなる。
✅ 炭水化物(糖質)を適度に摂る
→ ご飯・パスタ・うどんなどの 消化の良い炭水化物 を選ぶと良い。
🔹 大会当日の朝食
✅ スタートの3時間前までに食べ終える
→ 消化を終えた状態で走ることで、胃腸の負担を減らし、エネルギーを効率よく使える。
✅ 消化の良いものを選ぶ(コンビニで手に入るもの)
- バナナ(消化が早く、エネルギー源になりやすい)
- ゆで卵(タンパク質補給+腹持ちが良い)
- おにぎり(シンプルな塩むすびがオススメ)
- プロテインドリンク(軽めのタンパク質補給に最適)
⚠️ スタート直前に食べる場合は、さらに消化の良いものを選ぶ
→ ゼリータイプの補給食(オーエスワンジェル)がオススメ。
🔹 レース中のエネルギー補給(補食)
✅ 30km以降のエネルギー切れを防ぐために「補食(ほしょく)」を活用
✅ エネルギー源は「グリコーゲン」 → 長時間走るためには外部からの補給が必要
補食のタイミング(初心者向け)
🏁 スタート直前:ジェル1個
🏃♂️ 10km地点:ジェル1個
🏃♂️ 20km地点:ジェル1個
🏃♂️ 30km地点:カフェイン入りジェル1個(最後のエネルギーブースト)
💡 KODA(旧ショッツ)ジェルがオススメ(45g / 117kcal)
→ カフェイン入り・なしを選べる
📌 [KODAジェルの購入リンク]
カフェインなし4本(https://amzn.to/3EiVZU1)
カフェインあり3本(https://amzn.to/42ps2Md)
🔹 電解質・ミネラル補給
✅ 発汗によってビタミン・ミネラルが失われると、足がつる・痙攣のリスクが上がる
✅ 対策として、レース中に電解質を補給する
オススメの補給方法
🔹 KODAのエレクトロライトパウダー(粉末タイプで手軽に補給)※当院でも販売中
🔹 nuun(海外で人気の電解質タブレット)(水に溶かすだけで簡単)
砂漠レースなどは、Nuunを一本持参しています。
摂取タイミング(基本の目安)
💧 15km地点:エレクトロライト1本
💧 25km地点:エレクトロライト1本
💧 暑い日は追加で35km地点に1本
📌[KODAエレクトラライド_タブレットの購入リンク](https://www.kodajapan.jp/collections/electrolyte-powder)
[nuunタブレットの購入リンク](https://iherb.co/dHLMZYVR)
🔹 おまけ:脂質代謝を高める工夫
現在、脂質代謝の向上にも注目されています。
人間の本来のエネルギー源である脂質を使うための方法です。急に行うことは難しいですが、徐々に脂質代謝に切り替えていくと、自分の本来の脂質を使うことができるためロングレースなどでは、有効な方法です。
脂質代謝を練習していると、本番でもMCTオイルを使う方法もあります。
✅ MCTオイルを摂取することで、脂肪をエネルギーとして使いやすくなる
MCTオイルの摂取タイミング
🏁 大会3時間前:MCTオイルゼリー1本
🏁 スタート直前:MCTオイルゼリー1本
📌 [MCTオイルゼリーの購入リンク](https://amzn.to/42rzgiO)
📌 食事のポイントまとめ
✅ 大会前日は、アルコールを控え、就寝3時間前までに食事を終える
✅ 大会当日の朝食はスタート3時間前までに済ませる(消化の良いものを選ぶ)
✅ エネルギー切れを防ぐために、レース中の補食(ほしょく)を計画的に摂取する
✅ KODAジェルを活用し、スタート直前・10km・20km・30kmで補給する
✅ 電解質・ミネラル補給も忘れずに(エレクトロライトやnuunを活用)
✅ 脂質代謝を活用するなら、MCTオイルを取り入れるのもオススメ
4)運動=準備(ウォーミングアップでパフォーマンスを最大化)
レース当日の準備運動は、筋肉を温めて本来の柔軟性を引き出すことが目的 です。
そのため、「静的ストレッチ」ではなく「動的ストレッチ」を行うことが重要 です。
🔹 レース当日に「静的ストレッチ」をしない理由
「静的ストレッチ(体を伸ばしたままキープするストレッチ)」は、筋肉の柔軟性を高めるためのもの ですが、レース直前に行うとパフォーマンスが低下 する可能性があります。
✅ 筋肉が緩みすぎて力が入りにくくなる
✅ 反応速度が遅くなり、エネルギーロスが増える
そのため、静的ストレッチは 前日までに済ませておくこと がベストです。
🔹 レース当日に行うべき「動的ストレッチ」
動的ストレッチは 「体を動かしながら筋肉を温め、可動域を広げるストレッチ」 です。
✅ ゆったりラジオ体操(全身の血流を促進)
✅ 股関節の動きをスムーズにするエクササイズ
– 腰部回旋(骨盤を動かし、股関節をスムーズに)
– 足振り(前後・左右に振って股関節の可動域を広げる)
✅ 腕振り(肩や肩甲骨の可動域を広げる)
💡 レース前の準備運動は「軽め」に行い、エネルギーを温存することが大切
🔹 大会前日までにやるべきこと
✅ 柔軟性を高めるストレッチを行い、筋肉の可動域を広げる
→ 特に 股関節・足首・背中の柔軟性が重要
✅ 軽いジョグをして、足を動かしておく
→ 走り慣れた感覚をキープし、当日スムーズに走り出せるようにする
✅ 正常な可動範囲があるかチェックする
→ 姿勢治療家(R)が正確に判断し、起こりうる問題点を伝えることができる
✅ 事前に対策して、長く使える身体を作る
→ 不調や違和感がある場合は、早めに対処しておくことで、レース本番でのトラブルを未然に防ぐ
📌 運動=準備のポイントまとめ
✅ レース当日は「静的ストレッチ」をしない(筋肉のパフォーマンス低下を防ぐ)
✅ 動的ストレッチを行い、筋肉を温める(ラジオ体操・軽いウォームアップなど)
✅ 股関節を動かすエクササイズを取り入れる(腰部回旋・足振り・腕振り)
✅ 大会前日までに柔軟性を高めるストレッチを済ませておく
✅ 正常な可動範囲があるかチェックし、問題点を事前に対策する
✅ ウォーミングアップは軽めに(本番でエネルギーを温存するため)
適切な準備運動を行うことで、レース中のパフォーマンスを最大限に発揮し、ケガを防ぐ!
5)精神(レースを楽しむための心構え)
マラソンは、フィジカルだけでなくメンタルの強さも試されるスポーツ です。
しかし、「辛い」「苦しい」と感じるのはみんな同じ。
気持ちの持ち方ひとつで、レースの楽しさや達成感が大きく変わります。
🔹 走れることに感謝し、楽しむ
✅ 今、自分の足で走れることに感謝する
✅ 「マラソンを走る」ことを楽しむ気持ちを持つ
レース中に疲れたり、苦しくなったときこそ、「走れることは当たり前ではない」 という視点を持つと、ポジティブな気持ちで走り続けられます。
🔹 目の前の瞬間に集中する(マインドフルネス)
マラソンは、「いまここ」に集中できる絶好の機会 です。
✅ 余計なことを考えず、「この一歩」に意識を向ける
✅ 頭をクリアにし、リズムに身を任せる
苦しいときほど、「次のカーブまで走ろう」と小さな目標を設定することが大切 です。
次のカーブが見えてくると、また前へ進みたくなるものです。(笑)
🔹 スタートラインに立った時点で「目標達成」
✅ 「スタートラインに立った時点で、すでに目標を達成している」と考える
✅ ここまでの準備と努力を思い出し、自分を褒める
レースは「完走」だけが成功ではありません。
その場にいること自体が、新しい挑戦への一歩。
スタート地点に立てたことを誇りに思いましょう!
📌 精神のポイントまとめ
✅ 走れることに感謝し、楽しむ気持ちを持つ
✅ 「辛い・苦しい」はみんな同じ、気持ちの持ち方で変わる
✅ 「次のカーブまで」と小さな目標を設定して進む
✅ “いまここ”に集中することで心も体も安定する(マインドフルネスの実践)
✅ スタートラインに立った時点で目標達成と考え、自分を褒める
気持ちを整えれば、レースはもっと楽しくなる!
6)呼吸(安定した走りのための呼吸法)
マラソンでは、正しい呼吸を意識することで、体の負担を軽減し、気持ちを落ち着かせることができます。
呼吸は単なる酸素供給だけでなく、リズムを整えたり、精神的な安定にもつながります。
🔹 走るときの基本の呼吸法
✅ 「ゆっくり長く吐く」ことで気持ちが落ち着く
→ レース前に息を意識的に長く吐くことで、副交感神経が働き、リラックスしやすくなる。
✅ 苦しくなったときは、しっかり息を「吐く」
→ 酸素を取り込むためには、まず不要な二酸化炭素をしっかり排出することが重要。
✅ 吐くリズムを意識する
→ 例えば「2回しっかり吐いて、2回軽く吸う」など、自分に合ったリズムを見つけると、安定した走りができる。
🔹 鼻呼吸と口呼吸の使い分け
✅ 基本は鼻呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)
→ 鼻呼吸を意識することで、フィルター効果で空気が温まり、乾燥や異物を防げる。
✅ 苦しくなったら口呼吸を補助的に使う
→ 口呼吸は空気を素早く取り込めるが、喉が乾燥しやすいので、必要なときだけ活用する。
💡 「口は食べるところ、鼻は息をするところ」 という意識を持つと、自然と鼻呼吸を習慣にしやすくなる。ただ苦しい時はとにかく吐く意識を!!
🔹 呼吸もトレーニングの一部
✅ 呼吸は「鍛えられる」もの
→ 呼吸筋(横隔膜・肋間筋)を強化することで、酸素の供給能力が向上する。
✅ 普段から深い呼吸を意識することで、レース中に役立つ
→ 日常生活でも、息をゆっくり吸って長く吐く習慣をつけると、走るときの呼吸が楽になる。
✅ 呼吸に感謝し、リラックスする
→ 「今、自分は自由に呼吸ができている」ことを意識するだけで、気持ちが軽くなる。
📌 呼吸のポイントまとめ
✅ 苦しいときは、しっかり「吐く」ことで酸素を取り込みやすくする
✅ 基本は鼻呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)を意識
✅ 口呼吸は苦しくなったときの補助として使う
✅ 呼吸リズムを意識し、安定したペースで走る(例:「2回しっかり吐いて、2回軽く吸う」)
✅ 「呼吸もトレーニングの一環」と捉え、楽しみながら調整する
✅ 呼吸ができることに感謝し、リラックスを心がける
7)大会の服装(快適に走るためのギア選び)
マラソンは 長時間走り続けるスポーツ だからこそ、装備選びがパフォーマンスに直結 します。
「走れる環境を整える」ことが、快適なレースにつながります。
🔹 シューズ(足を支える最重要アイテム)
✅ 靴紐は 2重結び でしっかり固定
こちらのブログを参考に。
姿勢が良くなる靴ヒモの結び方
✅ つま先はゆったり、足首はしっかり締める(フィット感を調整)
足の姿勢を考えると2018年ベストはALTRA。
シューズに関しては、また別途ご紹介しますね。
※2025年1月もアルトラを使っています。現在はアルトラバニッシュカーボンがレースシューズです。
✅ 現在のおすすめ:ALTRA バニッシュカーボン(2025年1月時点)
※ALTRA エスカランテレーサー
💡 足の形に合ったシューズ選びが重要!
当院では、足型の計測、走り方、歩き方、トレーニング状況を加味したシューズ選びをサポート しています。
🔹 ソックス(靴擦れ・疲労軽減)
✅ タビオ レーシングランプロ(5本指) がホールド感・耐久性◎
https://amzn.to/3E447b3
フィット感、ホールド感、耐久性
2018年11月現在では、ベスト5本指ソックスです。
2025年1月現在も、やっぱりレーシングランプロになります。
✅ 雨の日はドライマックスを選択(濡れても快適に保つため)
🔹 カフスリーブ(ふくらはぎのサポート)
✅ CEP・ザムスト・COMPRESSPORT R2 Oxygen などを使い分け
CEP 蛍光イエロー
腓腹筋のブレを最小限にするために使っています。
筋肉のブレが少ないくなり、足が軽く感じます。
ふくらはぎのサイズが、個別に形状が違いますので、試着して購入がおすすめです。
次はゴールドウインさんをチェックする予定。
※2025年1月現在は、ザムスト・コンプレスポーツ COMPRESSPORT R2 Oxygen・ファイントラック(廃盤商品)などを
使い分けています。
💡 筋肉のブレを抑え、足の疲労を軽減!

🔹 ランパンツ(快適性&収納力)
✅ ノースフェイス エンデュリスレーシングショーツ(ストレッチポケットが便利)
ウエスト部分についたストレッチのポケットが絶品です。
このおかげで、ウインドブレーカー、スマホ、ジェル、クレジットカードなど
レースだけでなく、旅ランで必要なものもがすべて入ります。
海外の旅ランは手ぶらで走れ楽ちんです。
ウエストのサイズがしっかり計測して購入しましょう。緩いと荷物が揺れてしまい機能が軽減してしまいます。
少しキツめがベストです。
💡 スマホ・ジェル・ウインドブレーカーなどを収納できるため、旅ランにも最適!
🔹 インナーシャツ(汗冷え・気温調整)
✅ ファイントラックドライレイヤー ベーシック ノースリーブ(天候を問わず快適)
これまで10年間、トレラン、マラソン等数々を一緒に着てきました。
大雨、雨で濡れる時などは、
この一枚で全く寒くありません。
天候が真夏以外は、よく着ています。
https://amzn.to/4jooujj
ノースリーブなのは、気温調整のためです。
クール・ベーシック・ウォームと3種類の温かさがありますが、一枚目は間違いなくベーシックです。
※20190814 追記
真夏は、CRAFT ノースリーブスーパーライトを使用しています。夏は、クールタンクトップを使うこともありますが、オススメできるほどは使いません。
✅ 寒い時は「ファイントラック アクティブスキンアームカバー」を併用
寒いときは、
これに、
ファイントラック_アクティブスキンアームカバー
を装着します。
サイズ展開が2種類
S・M /L・XL
スタート前に装着しておき、走り始めてポケットに入れることもあります。
色々なアームスリーブを10年使ってきましたが、寒さ対策には絶品です。
🔹 ランニングシャツ(速乾性が必須)
✅ ポリエステル素材などの速乾性Tシャツが基本
綿以外のポリ等であれば、どんなものでも大丈夫です。
これは、さほどこだわりがありません。
大会等のTシャツでも構いません。
ポリエステル等、速乾でスポーツ用であれば。
気分が盛り上がるものがいいですね。
横浜マラソン2018では、オフィシャルスポンサー
アンダーアーマーで頂いたので走りました。
本気で走る時は、コップレッション物を使うこともあります。
✅ レースTシャツやコンプレッション系ウェアもOK
🔹 ゼッケン留め(シャツの穴あきを防ぐ)
✅ 安全ピンではなく、ゼッケンホルダー(トライアスロン用など)を使用
ゼッケンを留める時に、安全ピンで留める方が多いと思います。
安全ピンでゼッケンをつけて走ると、Tシャツに穴が空きます。
その予防として、ゼッケンを挟んで止めるものがあります。
ただ、真っ直ぐに装着が難しいです。
https://amzn.to/4aq6MYR
もしくは
トライアスロン用ゼッケンホルダーなどでも代用可能。
🔹 ウエストポーチ・ランニングベルト(補給食・貴重品管理)
✅ Naked SL Running Band(鍵・ジェル・スマホなど収納可)
こちらは、トライアスロンベルトに、収納性プラス、ゼッケンまで付けれる優れものです。
富士登山競走でも使いました。
サイズ選択が難しいかもしれませんが、一度使うと便利でやめられません。
どんなウエアーを選んでも、着用できます。
鍵・財布・携帯・ウインドシェル・ジェル・電解質など全て、お腹周りにしまうことができます。
下着アンダーウエアー
汗を含んだ際に乾きやすいもの
mont-bell ジオライン、ファイントラック スキンメッシュ
こんな繊維のものがオススメです。
※20190814
濡れても冷たく感じないのが最大の特徴です。
ユニクロさんの繊維は、水を含むためオススメしません。エアリズムは、走りっぱなしであれば使えそうな感じです。
🔹 雨の日対策(上着のみ)
基本的に上着しか使いません。
✅ モンベル ウルトラライトウインドシェル(小雨ならOK)45g
以前からあるmont-bellの名作。
小雨程度なら問題なく弾きます。
ゼッケンが見える。
もしくは
✅ ノースフェイス ストライクトレイルフーディー(本格的な防水対策)
2018年現在。
ノースフェイス史上最軽量の防水シェル
耐水圧20,000mm、透湿性40,000g/m2-24h(B-1法)の防水透湿力
ゼッケンナンバーが見える
110g
動きやすさも最高な商品です。
アタカマ砂漠マラソンもこちらで行きました。
2017年使い込んだので、2018年リピート購入させて頂きました。
UTMFのレギュレーションもOK。トレイルで土砂降りで、厳しい時があったので、トレイルではレギュレーション用に使います。は、常に一緒です。
雨のマラソン大会でサブ4よりも遅い方にはオススメです。
💡 レインウェアを着るかどうかは、目指すタイムによって変わる!
サブ4よりも速く走る場合 → 濡れて走ることを前提にするのもアリ
サブ4以上 → 防水対策が重要
🔹 サンバイザー・帽子(日差し対策)
✅ 集中力を保つために必須! 好きなメーカーでOK
日差しが強い大会には必修です。気が散らず集中できます。
大会に出た記念で購入したものを使用しています。
好きなメーカー等
どんなものでもOK
トレイルだと、サロモンなど。個性がでるので楽しいです。
バフ派の方もみえます。
🔹 サングラス(目の保護&視界確保)
✅ オークリー RADAR LOCK PATH(調光レンズ)(光の変化に対応)
https://amzn.to/4g8OD2Y
💡 2025年1月時点で、調光レンズのレイダーロックを2個所持!(スペアが増えてしまった)
一日中外で活動するレースに出るなら、調光レンズが圧倒的に便利!
2011年〜 RADERを使用しています。
砂漠でも、レンズを交換し使用ました。
現在3種類のレンズをもっているため、状況に応じて交換しています。
偏光レンズ、スタンダートレンズ、クリアーレンズ
現在は、RADERLOCKが主力商品です。
この写真は、2018 コペンハーゲンアイアンマンの後ですが
こんな感じです。
※20190814
現在は、調光レンズがあるため天候によってサングラスの色が変わる調光シリーズがオススメです。
※20250123
調光レンズのレイダーロックを2個持っています。(笑)スペアーが必要で増えてしまいました。
現在はホワイトフレームですが、時期によってカラーが違います。
調光の便利さは、一度使うとやめられません。一日中遊ぶレースに出る方には、お勧めです。
アジアフィットにすると、鼻が少し低めでも対応しているので走りながらブレません。
🔹 大会後のリカバリーウェア
✅ コンプレッションパンツ(足のダメージ回復用)
→ 2025年1月現在は未購入だが、C3fitやアシックスが気になっている
✅ サンダル(足の開放用)
・コンプレッションパンツ
ダメージを受けた足を、早期回復させるのに
オススメです。
SKINS A400
リカバリーコンプレッションを持っていないので
通常のコンプレッションを使用しています。
私は、まだ使ったことがないですが、
アマゾンでは、テスラが格安でコンプレッションタイツを販売しています。
大会後、寝る際に使用するならこれでも
いいのではと思っています。
2025年1月現在、コンプレッションタイツを持ってません。
購入するなら、ゴールドウインのC3fit、アシックスが気になってます。
・サンダル
疲れ切った足を開放したいので
あれば便利です。
以上です。
まだまだ書けそうですが。
こちらをご参考にしていただければ幸いです。
スニーカーだけあれば走れるマラソン大会ですが
実際に記録を書くと、いろいろありますね。(汗)
またバージョンアップしてきます。
📌 大会の服装のポイントまとめ
✅ シューズは2重結びでしっかり固定(ALTRA バニッシュカーボン推奨)
✅ タビオ レーシングランプロの5本指ソックスで足を守る
✅ ふくらはぎのサポートにはカフスリーブを活用(CEP・ザムストなど)
✅ ノースフェイスのランパンツは収納力が優秀
✅ ファイントラックのスキンメッシュで汗冷え対策
✅ 速乾性Tシャツやコンプレッション系ウェアで快適に走る
✅ ゼッケンはホルダーで固定し、Tシャツに穴を開けない
✅ ウエストポーチやランニングベルトで補給食・スマホを携帯
✅ 雨対策はウインドシェルや防水シェルで調整
✅ サングラスは調光レンズが便利!(特に長時間レース向け)
✅ 大会後はコンプレッションパンツやサンダルでリカバリー
服装を適切に選ぶことで、レース中の快適さが向上し、パフォーマンスが最大限に発揮できる!
身体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)
仲野孝明
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