【膝痛】40代その膝の痛みを見逃す事なかれ!!
左膝の痛み。
47歳。
2年前に営業中に突然起こった違和感。
2社目に転職してから
15年営業であったものの
膝の痛みが突然起こり、その後違和感が続く。
整体や整骨院にも行くが
これといっては変わらない。
それなら
運動が必要なのかもと、
プールに通うようにしたが、良くも悪くもないので継続中。
現在は、日によって症状に違いがあり。
寝返りで痛みがあったり
朝、起き上がる際に痛みがあったり
屈伸で痛みがあることも。
継続しての痛みあり。
当院に来院されていた御友人と会った時に
”痛い”と話してたところ紹介され来院。
しっかり、お話を伺い、
からだの車検(R)※姿勢治療家(R)130以上のオリジナル検査項目
を行いながら、確認していくと。
左膝は正座の痛みや
抱え込みをする際の不安感
伸展制限及び不安感など。
<医学書院 プロメテウス解剖学アトラス第二版より>
膝はもちろん問題がありました。
でもなぜ、急に痛みが出たかを
過去の体の歴史をさかのぼりお話を聞きながら
ご本人も忘れかけていた些細な事、気にもかけていなかった事などヒアリングし
原因と思われる事実を見つけました。
本当の原因は足首でした。
20才の学生時代に
体育館で、急ぎ足で移動してた時に
急に転んだことがありました。
突然、つんのめって
ものすごい音がして捻挫したので
周りに人が群がってくるほどの捻挫でした。
当時は、
『一生正座できないから』と病院の先生にいわれて
そんなものなのかと納得していたそうです。
今回の膝の痛みの原因は、
ご本人にとっては
そんなものなのかなと納得した足首でした。
足首が完全に機能していないため
膝はいつも
足首をかばって使うスタイルになってしまっていました。
それが、27年の歴史で
耐えに耐えかねて痛みとして出てきていました。
なので、
2回目の診療の際に
しっかり左足首を治療しながら、
自宅でのセルフメンテンナンスを指導しました。
現在4回目
2週間ほどですが、かなり経過よく
膝の痛みや不安感は、無くなっています。
今回の
足首捻挫の後遺症には、内くるぶしがありますが
この内くるぶしを形成する関節の
可動制限が顕著でした。
脛骨と距骨の関節
距腿関節のアライメントに制限があり、
同様に靭帯も。
<医学書院 プロメテウス解剖学アトラス第二版より>
捻挫をしっかり
治しておくことが大切でした。
体の不具合は必ず
その後、他の症状悪化へと導きます。
今回、御友人のご紹介で来院されましたが
もしも出会えていなかったら
その後、違和感を抱えたまま
数年たち、その後は、歩行時に起こる膝の痛み
そして、股関節もしくは腰痛と
どんどん悪化してく可能性がありました。
もしも、痛みや違和感を感じている時
それは、けっして見逃しては行けない体からのシグナルです。
そして
ご存知でしょうか?
今日本の平均寿命が毎日4時間寿命が伸びている事実を。
超長寿国家日本。
元気に生きるためには、いままでの常識で生活してはいけません。
いつまでも体は動くと思ってはいけません
劣化してからは取り戻せないのです。
日々の体のメンテナンスはこれからの世の中をサバイブするには
必須となってきます。
いつまでも自由に自分の思い通りに体を使えるよう
一緒に人生100年時代を進んでいきましょう。
姿勢治療家(R)仲野孝明
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