渋谷駅から東京駅への移動でわかる、人間の劣化具合。
人間は、動物です。
2本足で歩くこと、走ることを基本としています。
しかし
その当たり前だった基本動作が
知らないうちにできなくなってきてしまっているのが
現代社会で生きる人間です。
例えば、
渋谷駅から東京駅まで約7キロあります。
もし、平日昼13時に移動しなければいけない時
どんな手段で移動しますか?
手段1)電車に乗る(JR山手線)
手段2)地下鉄に乗る
千代田線→銀座線
丸ノ内線→銀座線
京橋から銀座線のみ
手段3)タクシーに乗る
いかがでしょう?
他にも手段を思いつきますか?
手段4)歩いていこう。
手段5)走っていこう。
こんな選択を考えられた方
とっても立派です。
実行しなくても
もちろん構いません。
手段4と5は、
人間が人間らしくいるために
とっても大切な選択肢だと思います。
歩く、走るが通常の生活の中に全くない
または、できなくなってくると
4)歩く
5)走る
の選択肢は思いもつきません。
人間の体は、動物です。
動けてこそ、本来の力が発揮されます。
3.11東日本大震災後、電力をなるべく使わないよう
エスカレーターがとまっている駅やビルが沢山ありました
久しぶりに体のメンテナンスのため来院された
都内で働いている女性の患者さんの
骨格と筋肉の状態が以前より良いので
最近何か生活で変わった事はありませんか?と
聞きましたところ
震災後いざっという時自分の足で帰宅できるよう
スニーカー通勤をし
駅もオフィスもエスカレーターが使用できないので
階段を使用しています
そのせいか体調もよく
熟睡できるとの事でした
地球のためにも、我々人類のためにも
エネルギー資源をなるべく使わず
自らの力で移動する不便な時代へのシフトチェンジが
必要なのではないでしょか
いつでも
いざっという時、動ける体をめざして
本来の人間の基礎スペックを
意識して取り戻しましょう!!
使わない能力は日々日々劣化していきます。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)
仲野孝明
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