初心者ランナー足の痛み、初診から29日間の治療で変わること
合計7時間
姿勢治療や指導の臨床レポートです。
初心者ランナーが痛みで
苦しんでいたところから、
わずか29日間で
初フルマラソンを4時間35分で完走した
姿勢が変わり人生が変わった話。
49歳女性
ランニング歴11ヶ月
の方が
来院されました。
<姿勢治療を受けたい目的>
・1ヶ月後の初フルマラソンに出たい
・練習したくても痛みが出現するためできない
<症状>
・右足の痛みが走った後に続く
・右のお尻の痛みが強い
・背中の痛み
・肩こりは長年あり、偏頭痛にもなる。
・右肩の痛みあり。
<ランニングの歴史>(11ヶ月)
2016年3月 3㎞ほど走り始める。
2016年10月 10kmマラソン完走。
2017年1月 ハーフマラソン完走。
※直後から、右足の痛みが出現。
2017年3月 フルマラソンにエントリー済み
<治療経過>
整形外科で3週間リハビリを行う。
15km走ってみるものの改善せず、右臀部の痛みが出現。
この月は走行距離 200キロ。
<当院を見つけた経緯>
練習できないため
どうするべきか探しており
信頼できる友人の紹介で来院されました。
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<2017年2月21日初診時検査状況>
少し専門的ですが、角度等の状況だけ。
大会まで 残29日
ケンプテスト 左右可動域低下
側屈 左右可動域低下
右 ラセーグテスト 70度/90度
左 ラセーグテスト 90度/90度
右 パトリックテスト 40度/90度
左 パトリックテスト 70度/90度
股関節右 内旋40度/30度 外旋30度/60度
股関節左 内旋40度/30度 外旋50度/60度
右腕 前方挙上 160度/180度
左腕 前方挙上 170度/180度
<初診から、6回診療>
その間に行なっているポイントや
治療改善点
大幅な関節可動域改善
+
使い方の指導
を行いました。
意識してほしいこと
・生活環境の中での正しい姿勢の使い方
・足先を平行にすること。
・背伸びを意識する。
・腕の振り方。後ろに振ること
・体幹の意識。
治療内容
・股関節可動域改善
・足関節可動域改善
・足指関節可動域改善
・腰椎の可動範囲改善
<2017年3月19日 フルマラソン本番>
4時間35分にて初マラソンを完走。
痛みなく、初マラソン完走。
<2017年3月21日検査> 大会後
ケンプテスト 左右可動域低下残
側屈 可動範囲(-)
右 ラセーグテスト 90度/90度
左 ラセーグテスト 90度/90度
右 パトリックテスト 70度/90度
左 パトリックテスト 70度/90度
股関節右 内旋40度/30度 外旋60度/60度
股関節左 内旋40度/30度 外旋60度/60度
右腕 前方挙上 180度/180度
左腕 前方挙上 180度/180度
<診療及び指導時間に費やした時間>
7時間
<次なる目標>
名古屋ウイメンズプラザ、3時間半とのこと。
引き続きサポートしていきます!
<感想>
特に特別なケースではありません。
多くの方が、このようなケースでマラソンを諦めてしまうことが多いことも
よくわかります。
正しい姿勢で、正しく使えば、誰もがもっと
人生を豊かに過ごせる。
引き続き、姿勢と運動の鍛錬も重ねながら
指導治療にあたっていきたいと
思います。
姿勢が変わると人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
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