2017-12-21

【アタカマ砂漠マラソン】動物に戸籍を置く人間。


人間は、動物である。

この当たり前が、
以外に忘れてしまうのが、都会での毎日。

「夜は、寝る。昼は、起きる。これが人間の基本?」
そんなことを考えながら。。。

南米チリの砂漠で1週間。

日の出の前に、シュラフの中で目が覚める。
寒くて動きたくない。

暖かいお湯を飲み、体を温める。

朝日と共にテントの外に出て
ゆっくりと体をストレッチして、身の回りの荷物をまとめ
移動する。

日中は、10kgの荷物を背負って
40km移動。

目的地についたら、荷物をおろし
寝る準備をして体をふく。

ゆったりとしながら、
見たことがない大きさの
夕日をみながら食事をする。

一日が終わる感謝と
毎日の終わりに感動しながら、
日の入とともにシュラフに入る。

横になり、ゆっくりと一日を思い出し就寝。

そんな砂漠生活。

そこで感じたのは、
人間本来の生活って
太陽に生かされているんだと言う感覚でした。

宇宙の惑星の1つ、地球に
たまたまいる動物として、偉大さや
生きている実感に感謝をしながらまた翌日へ。

始まりと終わりがはっきりしていることで
毎日が
とてもありがたく
感動的に感じました。

私自身は、日本でも
健康だと思っていましたが
心も、体も
すこぶる体調が良くなってくるのがわかりました。

人間本来は、毎日
感謝し、そしてそもそも、幸せを感じるように作れているのではと
思うほど、
生命としての原点を
砂漠で感じることができました。

一緒に大会に参加した
180名の仲間は
国や言葉が違っても
同じことを感じていたのではと思います。

帰国して、
東京青山での生活は
とっても便利でありがたいのですが
あまりにも、
便利で快適すぎて、
すぐに、朝日も夕日も忘れてしまいました。

情報量や毎日考えることや
処理する仕事が多く
毎日の太陽のありがたさはしっかり忘れ
時間に追われてしまう生活に戻りそうになってしまいます。
先日、こんな一文に出会いました。

 

『人間は動物に戸籍をもちながら、
できるだけ動物から逃走し、動物性を拒否し、
動物であろうとしない、
奇妙な逆説的な動物だった。』

文化史学者 山内 昶(やまうちひさし)

2017年12月19日 朝日新聞より。

 

まずは、自分が人間である。ことを忘れずに
時間に追われ過ぎず
一日一日をしっかり味わえるように
生活していきたい。

 

現代のやりたいことが何でもできる環境、
社会に感謝して
30年後の子供達にももっといい環境を残せるように。

正しい姿勢を
心、体と共に伝えていきたいと思います。

 

2018年に向けて、あと10日ですが
改めて砂漠から帰国して、2ヶ月がたった今
振り返り感じています。

姿勢が変わると人生が変わる。

 

姿勢治療家(R)仲野孝明


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