2023-05-12

フルマラソン経験なしから、サハラ砂漠マラソン完走までの8ヶ月の道のり


8か月間で、正しい姿勢・正しい身体の使い方を、身につけサハラ砂漠マラソンを無事に完走された52歳のご紹介です。
私が完走する以上に、嬉しい出来事がありました!

【僕、サハラ砂漠走れますか?】

2022年9月、久々に診療の予約をいただいた浅井先生を拝見した時の一言でした。
予約の際に、相談したいことがあるとは、聞いていました。
まさか、いきなりサハラ砂漠を走れるかとは、思いもしませんでした。

・フルマラソンを完走したい
・トライアスロンでアイアンマンが完走できるようになりたい
・走れるようになりたい

マラソンも走ったことがないのに、いきなりサハラ砂漠マラソンだったので。笑

【浅井先生の当時の状況】

・富士山登った事がある
・皇居を一周走れる(5km)
・52歳
・喫煙歴あり
・激務
・公認会計士
・日常生活は車移動(オープンカーで走るのが好き)

走ることはできるが、ほとんど運動はされていませんでした。
就寝時間も不規則なデスクワーカーでした。

【サハラ砂漠マラソンとは】

モロッコのサハラ砂漠で行われるステージレースです。
現在まで37回開催されています。
一週間の開催期間で走る距離は、250km。
毎日フルマラソンを走り、一日は夜も走り続け90kmもの距離を走ります。

合計7日間のステージレースです。
レース中に必要な水以外のものは全て、自分で持参しなければいけません。
食事も、衣類も、寝袋など移動中に持っている荷物は、10kg-15kg程度になります。
気温は昼は40度、夜は10℃まで下がるため、世界一過酷な大会言われています。こんなマラソンを走ってみたい!
普通の方は、想像しないと思います。w【なぜ、走りたいんですか?】・砂漠には、子供の頃から憧れていた
・パリダカも走ってみたかったこの2つが元々あったそうです。
普通の大人は、そこから進まないとは思いますが。。・仲野孝明が身近にいること。

これが、もしかしたら、時間がかかるかもしれないけど、走ることはできる可能性があるのではないかと思ったそうです。

難しいと言われるか、できないと言われるかは、先生の委ねて、とりあえず聞くだけ聞いてみようと思ったそうです。

「仲野孝明のミッション、人類を健康にすること」
の一つには、
人間が動物である以上、
”走れる大人を増やしたい”が一つにあります。

なので、迷わずやれるかどうか、よりできるところまでやってみましょうと
”サハラ砂漠チェレンジ・オリジナルプログラム”を作成しました。

【初めに確認したこと】

・現在の身体の可動域状態
歩く走るに関して、動く関節や筋肉であるか
・筋力
正しい姿勢をキープできる筋力があるか
・心臓血管のコンディション
心臓血管系の有酸素運動を行うことで問題ない心臓か

【2022年9月の問題点】

初診の段階での2つありました。
・外反母趾
・喫煙者であること

心臓血管系に関しては、日本・ドイツで実績がある権威の先生にお願いしメディカルチェックを行いました。
喫煙者であったものの、循環器系には問題がありませんでした。

タバコは絶対にやめて!と伝えました。w

【8ヶ月間で順番に行ったこと】

・レースエントリー方法
・24時間の生活の切り替え(睡眠時間・仕事中の姿勢・筋力強化方法)
・毎日の練習内容の指導
・レースまでの、長期的考え方のレクチャー
・トレーニングプログラムの作成

・運動に必要なもの購入(買い物帯同)
・痛みや改善に関する治療
・歩行指導
・ストックの使い方
・給水方法

・エネルギー補給方法
・ケト
・食事指導
・テーピング指導
・体幹トレーニング

・24時間対応のチャット開設
・オーバーナイトトレーニングの帯同と実践
・ロング走の並走
・レース前ランニングフォームの確認

【レース対応にむけた最大の課題&練習の一部】

・12時間移動できる身体ずくりが間に合うか

この一点でした。
骨格的に外反母趾がひどく、横アーチが完全に消失している状況でした。
10kg以上の荷物を背負って、250kmを完走する際に必要な骨格が作ることができるかでした。

膝が内側に入り、足の痛みを伴うのは想像に難しくない状況でした。
もし、痛みが出現したり、問題が発生したら翌年に変更すること視野に入れながらできるところまでやってみましょうのスタンスでした。

一番初めに一緒に走ったのが、日曜飛脚の初日2022年10月9日です。

東海道53次を日本橋から京都まで走る、主催イベントに参加してもらいました。

その時も、痛みや違和感があったら途中でストップにしましょうと約束してスタート。

10km以上走ったことがないとのことでしたのが、日本橋→川崎まで走れました。
少し膝の痛みが出現したため、人生初の20kmでしたが中止に。

毎週走るイベントでしたので、
様子をみながら、少しずつ走る練習を繰り返していきました。

痛みがあれば、週初めに治療し、週末のランニングに備える。
この繰り返しでした。
もちろん、自宅でのトレーニングなどは、スペシェルメニューでお伝えしています。

10月-11月の間は、週末に日曜飛脚を一緒に参加してもらい、20km〜30km程度のロングランの練習。
1月-2月はトレイルランニングを同伴したり、オーバーナイトの練習を一緒に行いました。
2023年3月には、痛みなく50kmを走れるようになりました。

ただ、仕事が多忙で、練習時間が取りにくいのがネックでした。

2023年4月
練習不足ではあるものの、痛みや違和感なく8kgの荷物を背負ってランニングができる状態になりました。

結果的に、とっても暑い最高に辛い大会だったそうですが、
無事に無傷で、サハラ砂漠マラソン37回を完走!!

【サハラ砂漠プロジェクトを通じて学んだこと】

やってみたいと思った時に、挑戦する姿勢が大切であること。
万が一できなくても、翌年に再度挑戦すればよい。
そんな気持ちで、私もできるノウハウを全力で提供させていただきました。

自分がレースに挑戦するよりも、始まってしまうとドキドキで嬉しいこと。

#姿勢が良ければ、何でもできる!
実は挑戦してみたい!!
もしもそんな気持ちがあれば、是非挑戦してみてください!!

人生は一度限り。
【姿勢が変わると、人生が変わる。】

この冒険の話は、6月のPodcastで配信予定です!お楽しみに!!
一回では無理でしたので、二話分お話ししました。笑


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