TTバイク・ロードバイクについて|2014年6月8日過去記事移植
TTバイクに、乗れない身体であることを
伝えられ、嬉しい反面少し
見直す機会を手に入れた姿勢治療家®の仲野孝明です。
TTバイクってご存知ですか?
トライアスロンや
タイムトライアルで乗るためのバイクです。
12月のアイアンマン絶対完走のため
180キロに向けて
思い切って購入しようと思っていました。
そのために考えた事。
姿勢を仕事にする以上プロフェッショナルな視点から
いまできるかぎり
最高の学びになる買い方をすること。
長距離を走る大会にチャレンジする方に
貢献できるように
私自身も知識をつけたい。
とこの数ヶ月いろいろ聞いていたことを
まとめると
2014年
現在の購入するとよい理由
(ネットやお店などで)
・アイアンマンは、バイクのパートが勝負を決める。
・海外のロングディスタンスのレースは9割が TTバイク。
・タイムをお金で買う
・フレーム>ホイール>コンポ の順番で大切
調べられる限り
現在バイク購入にあたりもっとも勉強になりそうだったのは
本場のロードレースに帯同されており
治療などもする
中野喜文さんの計測が一番魅力的でした。
経験的に
計測は、最終的には、経験値が一番の強みです。
大切にされているポイントや
いままでの自転車で感じている悩みなどを
頭の片隅に入れて伺いました。
新規購入なので、バイクをもっていくか
なやみましたが、念のため
今使っているロードバイクと
先日まで使っていたシートなど
一式持参。
<開始>
☆問診
自己紹介と
職業そして目的を伝えます。
※身体のプロとお話する際には
専門用語に対応できることと
私も質問がマニアックになるので、事前に
お伝えしています。
☆計測
身体の柔軟性をチェックします。
姿勢チェック
前屈チェック
ラセーグテスト
トーマステスト
足首の堅さ
挙上スクワット
挙上片足スクワット
私の場合は、この片足スクワットで
問題のきっかけが少し浮上しました。
まさかのトレンデンブルグ徴候(右足)
肋軟骨の開き
確かに、
今までのさまざなトレーンングでも
気づいていましたが。。。
やはり
ハムストリング
スクワット
に課題ありでした。
☆フィッティング
この後、待望のバイクフィット
3Dモーションキャプチャー
RETUL リトゥール でしっかりセットアップ!!
そのために
まずシートが大切との事。
現在、ほとんどの人に
この
シートを2種類から選び装着してもらっているという
最高傑作2つ。
フィジーク TRITONE
<最新テクノロジーから生まれた荷重分散に優れるパッドに「チャンネル(溝)・デザイン」を施して快適性とパフォーマンスの向上を図った、軽量なフィジーク初のノーズレスサドル。>
スペシャライズド SITERO
<人間工学に精通するエンジニアや博士、そしてボディージオメトリーの プロダクトチームが設計し、トップトライアスリートの幾度にも及ぶテ ストとフィードバックを経て誕生した新型トライアスロン専用サ ドル。>
この2つから
しっかり選び次に進む予定でした。
しかし・・・
人間工学を駆使したシートで
さまざまポジションを探します。
こいでも、こいでも、シートのOKがでません。
少し恥骨の
痛み感覚があることなどなど
恥骨>尿道の痛み>坐骨
で詳細な身体の感覚をお伝えしました。
「そんな感じですよね」
「おしりの動きがおさまりの感覚が、見ている中でまだ十分でない」
すかさずシートの
微調整が入ります。
中野さんの経験値から、すぐに
乗れていない事が分析。
あの手この手で
そして
さまざな角度から
調整するもののNG。
シートに乗れていなければ、バイクとしては使い物にならないとのこと!
その間30分~60分あったと思います。
最後に、
本来の正しい
ポジションでのシート感覚や、
TTバイクとしての
上半身の
乗り方の意味を教えてもらいました。
腑に落ちる感覚でした。
しかし、私の場合は
ポジションが合わないのです。
そして・・・・・
<結論>
TTバイクは無理です。
ロングディスタンスのポジションは
35キロを継続して走るための
自転車と考えること。
ステムが高めで
前方への体重加重が必修。
しかしそのポジションで
シートの収まりが悪いため
現在の身体では
TTバイクの良さを出せない。
だから、TTバイクは
使わないことにしましょうとのこと。
<私の課題>
骨盤の前傾が苦手なため、どうしてもシートの上で
しっかりと体重がささえられないため。
この理由を、
帰宅後分析してみました。
これは、
私の仕事の姿勢でした。
座って
日々の問診している姿勢や
治療している身体の使い方を
思い返すと
骨盤の後傾ポジションが
実は多かったことが判明。
左向きで仕事をしていることも。。。。
多くの方に伝えている
正しい姿勢を
まだまだ
自分ができないことを再確認。
※克服するべき課題が明確になりましたので、
克服して行きます!
※中野さんも、大変興味深い症例とのことで
今後も追いかけていきたいとの嬉しい言葉をいただきました。
ありがとうございます!
そして、
この時点で
<ロードバイクでアイアンマンへ行く事が決定>
すぐに
ロードバイクでセッティングを割り出します。
私の
マニアックなシートも、中野さんの目に留まりました。
※先日ネットでさがした
ウイスコンシン製の
タイタニコ
シートが少し後ろに下げる
ハンドルをより上げる。
などなど、
モーションキャプチャーの数字と
中野さん視覚的チェックから
どんどん変わります。
結果かなりの初心者ポジションに
逆もどりしました。
上が、Before
下が、after
実感としては、無理して乗っている感覚から
街乗り自転車に変わる感覚でした。
数字のうらずけは
こんか感じです。
今後の課題
現在のセッティングは
85%
切ってしまった
フロントフォークコラム
を戻すか
ロードバイクのフレーム選び
フレームスタック550㎜以上
フレームリーチが373㎜を超えない
とのこと。
姿勢の道は、奥が深い。
2014年6月8日に作成した記事です。
折をみバージョンアップしようと思います!!
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家®仲野孝明
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