自分を客観視するススメ|最後まで自立して、健やかに過ごすために。
最後まで自立して健やかに過ごすために
我が国の総人口は、平成27(2015)年10月1日現在、1億2,711万人。
65歳以上の高齢者人口は、3,392万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は26.7%になっています。
(内閣府平成28年版高齢社会白書(全体版)高齢化の現状と将来像より)
「人生100年時代」に向けて、内閣府でも
少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため対策を急いでいます。
(首相官邸サイト人生100年時代構想会議 )
人に迷惑をかけないように、可能な限り自分の事は自分で。
自立した生活を人生100年時代にむけて、過ごしたいと誰しもが考えますよね。
では、自立した生活とは?。
心もカラダも機能に問題なく、日常生活動作(ADL)ができて
生き生きと生活ができること。
ですが、
2段階の日常生活動作で区分されています。
基本的日常生活動作(basic ADL=BADL)
日常生活動作(ADL:Activities of Daily Living)
ADLのAはアクティビティー(動作)、DLはデイリーリビング(日常生活)を指します。
・起居動作
・移乗
・移動
・食事
・更衣
・排泄
・入浴
・整容
次の段階では、
手段的日常生活動作(instrumental ADL=IADL)
・掃除・料理・選択・買い物などの家事
・交通機関の利用
・電話対応などのコミュニケーション
・スケジュール調整
・服薬管理
・金銭管理
・趣味など
買い物へ行って食事の準備・調理・配膳を行い、食べて片付けること、
季節や場所にふさわしい衣服を選んで、身だしなみを整えて着ることまで含まれます。
ご参考までにテスト方法がありますので
12問シェアいたします。
ADL(日常生活活動テスト)
3. 3~4回以上
上記のADL(日常生活活動テスト)は、日常生活活動のチェックの
スクリーニングテストも兼ねています。
文部科学省のテスト判断基準から
わかることは、
太字で記載した
問2,問11
がともに ”3”であれば、
このテストは必要ないと考えていいです。
つまり、
自立した健康状態であるということは
・10分以上走れること。
・10kg以上の物をもち、10m移動できる
この2つを目安に
できなくなったら、
自立した生活が営めなくなってきていると考えましょう。
ロコモチェックをしましょう!!
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。進行すると日常生活にも支障が生じてきます。
※2007年、日本整形外科学会は人類が経験したことのない超高齢社会・日本の未来を見据え、このロコモという概念を提唱しました。
もしかしてロコモ?
ロコモ度テストもしてみましょう!!
「ロコモ度テスト」は、移動機能を確認するためのテストです。
「立ち上がりテスト」「2ステップテスト」「ロコモ25」の3つのテストから成っています。
定期的に「ロコモ度テスト」をおこない、移動機能の状態をチェックしましょう。
移動機能とは、立つ・歩く・走る・座るなど、日常生活に必要な“身体の移動に関わる機能”のことです
ロコモチャレンジサイトでロコモ度テストをしましょう!!
姿勢治療家ⓇHEAD OFFICE
仲野整體東京青山でも
「将来自分の事は自分でできる」テストの一つとして40cm「片足の立ち上がり」チェックをしています。
人類が始めて経験する
人生100年時代にむけて本当に大切なこと。この対策にはたった1つしかありません。それは、毎日の生活で
「正しい姿勢で正しい体の使い方」
を意識することこそが、すべてだと思います。
いつでも「いいよ!!」と言える体力と気力の維持をしていきたいなと思っています。身体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢が変わると、人生が変わる。姿勢治療家Ⓡ仲野孝明
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