96周年、医者より養生、薬より手当。
おかげさまで、仲野整體は、大正15年に三重県四日市で創業し、2022年4月で96年目を迎えることができました。
大正時代は”整體(整体)”という職業が新規事業だったそうです。
当時から、治療を行い続けている治療院は日本で最古ではないかと、業界誌を出版される方から言われています。
時代が変わる中で、大切にし続けている理念があります。
【医者より養生、薬より手当】
1950年頃には、二代目の仲野弥太郎が伝え始めてたそうです。
医者より養生の“養生”は
現代では、あまり日常で使わなくなっている言葉ではないでしょうか?
あまり使わなくなってきた【養生】という意味を、調べてみました。
養生とは、本来あるべき姿でいれるよう保護すること。健康に注意して元気でいられるように努めること。
本来あるべき姿でいれるよう保護すること
“あるべき姿”この言葉は、私の好きな言葉です。
あるべき姿がわからなくなっている現代にこそ、
カラダの使い方から、長く使える姿勢を身につけることが大切だと考えています。
毎日使って、知らずに壊してしまうのが骨格構造です。
先日も、“脊柱管狭窄症”で困られている方がご来院されました。
脊柱管狭窄症の原因は、老化現象とされていますが、老化は生活の積み重ねです。
毎日の生活で日々の姿勢、使い方に気をつけれて入れば対策ができます。
長年の腰痛がありながら、歳を重ねる間に、脊柱を変形させて、足への痺れを伴う状況になられていました。
手術の選択肢もあるのですが、手術はなんとか避けたいとご来院されました。
骨格構造の最も大切な背骨。脊椎は、積み重なって一つの骨です。この中には脳から脊髄神経が通っています。脊髄神経が全身をコントロールしていますが、この神経を邪魔するような背中が丸なったような姿勢を生活でとっていると、筋肉に挟まれてしびれを出したり、痛みを出したりします。
本当はカラダの使い方を、もっと若い時に学べたり、身につけていればと、苦しまなくてすみます。
もっと姿勢の大切さを啓蒙し、誰もが学べる世界を作るために頑張らねば。。。
脊柱管狭窄症にならないためには
・脊柱の変形
・椎間板の腫れ
・黄色靭帯の肥厚
このような状況を起こさないことが大切です。
そのためには、腰椎に負担がかかる使い方を行ってはいけません。
若い頃に重いものを持つ、腰への負担が大きい仕事をしてきた経験があるとリスクが上昇しますが。
正しい持ち方をしていれば防ぐことができます。
こんなことが、全ての現場で当たり前になり、繰り返し練習すれば防げます。
車の教習所で、運転を学ぶように、自分の身体を学べる世界を。
今すぐでも、
人間本来のカラダの使い方を学びたい。
そんな方には、
本当にありがとうございます。
100年に向けて、進んでいきたいと思います。
姿勢治療家(R)仲野孝明
コメントを残す