日本一見学へ_石川・富山_酒蔵・ワイナリー・蒸留所回ってきました。
日本一の杜氏がみえる酒蔵見学に行きませんか?そんなお誘いをいただき、すぐに決めたのが春ごろだったと記憶してます。
2泊3日で見学にうかがったら、結果的に、日本酒、ワイン、ウイスキーといろいろ学ばせていただけた貴重な時間でした。
この旅でご縁があった場所
・農口尚彦研究所
・こまつの杜(超大型ダンプトラック930E)
・SAYS FARM
・三郎丸蒸留所
・能作
・白山国立公園(御前峰)
石川県・富山県でしたが、前職で、さまざまな企業研修プログラム作成していた友人のアレンジで、すばらしい場所ばかり訪れることができました。
目次
農口尚彦研究所
石川県小松市観音下町
今回の一番の目的地はこちら。
農口尚彦研究所は、「酒造りの神様」の異名をもつ日本最高峰の醸造家、杜氏 農口尚彦の技術・精神を・生き様を次世代へ継承することをコンセプトとする場所として5年前にできた新しい酒蔵。
建物の内部で、農口さんの歴史を大きなパネルに載せてあったり、お酒作りの魅せ方が勉強になりました。


”酒造りにたいせつなのは、ものに対する愛情。
ものをいわない菌ですから。
まるっきり正直にならなくてはだめなんですね。
誤魔化そうなんて考えたら絶対に成功できない。
身を粉にしてでも、ものに合わす。
麹菌に合わすんだ、酵母菌に合わすんだ自分を。
そういう気分にならなと良い酒はできない。
自分の都合を押し付けどるようじゃ
絶対酒はこっちを向いてくれない。”
歴史を学びながら、作っている場所を覗けるのは、印象に残りますね。
https://nihonmono.jp/area/29119/フォーブスジャパン「伝説の杜氏・農口尚彦84歳が最後に挑むSAKEイノベーション」
https://forbesjapan.com/articles/detail/18582

その後、テースティングルームでも、美味しいおつまみと。



観光にはアクセスはよくないですが、酒造りにとっては、美味しい水が流れていそうな場所でした。
テイスティングルームからも一面、田んぼです。
酒造りにとっての水や空気など、やはり現地ならではの体験ができました。
環境は大切ですね。
こまつの杜(超大型ダンプトラック930E)
石川県小松市
KOMATSU ダンプ@こまつの杜
コマツ=小松市
が一致していませんでした。小松空港に羽田から飛んだにも関わらず。。小松駅の2024年に開通する新幹線の準備が着々進んでいました。
その駅の裏側に行くと、大きなダンプが。
何度も写真を撮ってみますが、大きさが伝わりません。笑

鉱山で働く車です。アメリカで生産され、最大64km
運べる重さは、297トン
自動運転無人走行車
排気量6,00,00cc
タイヤ一本600万円巨大すぎる車でした。
小松駅にお立ち寄りの際には、ぜひ。
SAYS FARM
富山県氷見市



11年前の2011年に造られたようです。
コースのお料理もこちらのものがたくさんありました。

オーベルジュもあるそうです。


国産のワインは、ブドウを海外から購入して生産しているケースもあるそうで、自社の葡萄畑で採れたものから作られるのは少ないそうです。

近くだったらすぐにでも伺いたい美味しいお店でした。
三郎丸蒸留所
今急成長中の、蒸留所さんです。
5代目の現社長が、34歳。
現在の社長が5年前29歳、2017年就任された渡辺社長。ここからの歴史がすごいです。
説明していただいた社員さんが、社長のファンなのが伝わってきました。5年前に就任してから一気に変わったとのことですが、短期間でここまで変化ができるのかと驚かされました。

戦争でお米が手に入らずに、日本酒が作れないことがスタート。
将来は、世界レベルのアイラ系ウイスキーに進化させるよう、さまざまことをされていました!!バーボン樽を中心に、シェリー樽、ミズナラ樽、などを利用されるそうです。
バーボン樽の中も、焼き目は加工されて利用するとのこと。


左が社長です。
世界初の試みの蒸留器をつくられ、国際特許をとられたとのことで表紙になったそうです。

見ていて飽きないほど丁寧に作られていました。
温度管理など、細かくできていました。
※参考サイトhttps://www.wakatsuru.co.jp/archives/2034

ヘビリーピーティッド(50ppM)
勉強不足でよくわかりませんでしたが、このピートで香り付けが大切とのこと。
現在作られているすべてのウイスキーをピートを利用して、スモーキーな風味にされているそうです。

昔ながらの、木槽発酵へ変更。
スコッチウイスキーなど100年以上前は、木槽発酵が当たり前だったので、再現されるためなのか?
※https://smwsjapan.com/blog/contents/2021/10/25/wooden-vat-fermentation-tank/

こんな近くまで、来れて触れるのは、三郎丸蒸留所だけ!
と解説してくれました。

なんだか、ファンになってしまう自分に驚きます。笑他にも多数事業を進められてます。すべてがウイスキー関係。
この徹底ぶりもうれしくなりますね。
サイトを拝見していると、今のウイスキー業界に、新しい提案をされていました。
・ジャパニーズウイスキーの基準に対する三郎丸蒸留所の方針と提案
https://www.wakatsuru.co.jp/archives/2446
読ませていただくと、いろいろ業界ならではの改善点もあるようです。
グレーンウイスキー供給の仕組みづくり
原酒交換の取り組みを推進
2014年日本国内の蒸留所だったのが8箇所、2021年2月現在34箇所。
小規模ながら、続々とモルトウイスキーが増えてきそうです。
蒸留酒を飲むことが多いので、個人的に面白い市場になってほしいです。
別の蒸留所から、ウイスキーを購入して、独自の熟成をさせて、自社のラベルを貼って販売することを。
ボトラーズウイスキーというそうです。
会社見学って大事なファン作りの場所ですね。
能作





金森さんご案内いただきありがとうございました!白山国立公園(御前峰)
最終日は、朝5時半にホテルに迎えてきていただき、登山へ。
実は、UTMB以来、5週間ぶりの山でした。
1ヶ月前に同じ大会を完走した、板谷先生
こちらの、報告は長くなったので別ブログにします!!

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