2022-03-04

歩きスマホを続けると椎間板ヘルニアになる!?


姿勢の大切さを、子育て中のお父様に伝えることが増えてきました姿勢治療家の仲野孝明です。前回の記事が好評でしたので、後編もブログにさせていただきました。

2015年にサンマーク出版で【長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい】出版時にインタビューをしていただいた記事を補足再編集しました。

前編はこちら

<後編>

――前半で「身体にとって、ずっと同じ態勢をとり続けることは負担が大きい」というお話がありました。電車に乗っていると、一見健康そうな若者なのに、ずっと立っているのが辛そうで、すぐ何かに寄りかかろうとする人を見かけます。これは何が原因で立つことを辛く感じてしまうものなのでしょうか。

色々なケースがあるので、一概には言えませんが。。。

仲野:様々なケースがあるので一概には言い切れませんが、もっとも可能性が高いのは、足をうまく使えていないケースです。話を分かりやすくするために、少し極端な例を出しましょう。電車のなかに裸足で立ったとします。すると、靴を履いて立ったときにくらべ、疲れ具合はまったく変わってきます。なぜだと思いますか?

――靴が足を圧迫してしまうからではないでしょうか。

仲野:そうです。ありがちなのは、靴と足の形が合っていないケースです。靴のなかで足の指を曲げた状態のまま立ち続けているために、身体にかなりの負担をかけてしまっているんです。たとえば逆に、シャワーを浴びているときというのは、足が指先まで伸びきった状態で立っている。この感覚のまま立つことができれば、「立っているのがしんどい」とはならないでしょう。

靴以外にも、服が体型に合っていないというケースもありますね。いずれにしても、身体のどこかが不自然な状態のまま立たされると、身体全体的に歪みが出てしまいます。歪みがあると、身体の軸がぶれてしまい、最終的に「何かに寄りかかる」という現象としてあらわれるんです。肌感覚ではありますが、最近、そのように歪みが出てしまっている人は増えていると思いますね。

 

補足:リモートが当たり前な時代になり服装も大きく変化してきました。スーツやネクタイをつけている方は以前より拝見しなくなりました。服装選びでも、骨格を邪魔しない衣類をお薦めします。
・ストレッチが効きながらカチッとしたように見える上着
・股関節の制限を邪魔しないパンツ
ゴールドウィンさんの衣類を購入することが多いのですが、リモート対応で、自宅で着れるようなウエアーが多数増えてきたように感じます。
当院で取り扱っているベアフットトレーニング用シューズ、アルトラも評判がよく多くの方に喜んでいただいています。裸足感覚の靴が増えてきていますので、今こそ見直してみましょう!

 

――それでは他に、仲野さんが街中を歩いていて、目にとまる光景はありますか。

エスカレーターですね!

仲野:東京で地下鉄の駅から地上に上がろうとすると、たまにとても長いエスカレーターに遭遇することがありますよね。そういうとき、ついエスカレーターの右側と左側にどれくらい人がいるかの比率が気になってしまいます。普段からこまめに運動をしている人だと、苦もなく、というかむしろ喜んで右側を歩いてのぼっていく。それに対し、ぐったりとした感じで左側にとどまる人がいます。長めのエスカレーターを下から見上げた瞬間、「歩きたくないな」と思ってしまう人は、何かしら身体が問題を抱えていると思ったほうがいいでしょう。その意味で、エスカレーターの左右の比率を見ると、どれくらいの人が不健康なのかが分かっておもしろいですね。

 

補足:エスカレーターは後から、乗っている方を拝見していると、立った時の足の広がり方だけでも姿勢から色々読み取れます。
エスカレーターに乗った時なども、足は平行に立つようにするといいですね。
踵と足の人差し指(2本目)を真っ直ぐ平行にするのが良いですよ。

 

――本書でも身体を動かすことの重要性を説かれていましたね。

仲野:小学校や中学校のとき、必ず週に1コマか2コマは「体育」の時間がありましたよね。成人後も、あれぐらいの頻度とボリュームで身体を動かすことをおすすめします。少しでも身体を動かせば、「前よりも肩が上がらなくなった」とか「走れなくなってきた」とか、何かしら身体の変化を感じて「このままじゃマズいな」と思うはずですから。マズいと思って運動を習慣化すれば、身体の衰えを鈍化させることはできます。逆にいちばん危険なのは、ろくに運動もせず、危機感もおぼえないまま老後を迎えてしまうこと。やっと自由な時間ができたと思ったら、今度は身体の自由がきかないということになってしまいます。

補足:今62歳の女性で、8年前に来院された方がみえます。当時は54歳、全く当時運動したことも、してきたこともない方でした。『このまま運動しないと、転倒しますよ』
実際に、転倒して転ぶこともある方でした。
8年経った今、運動量は、なんと。
・週に5日、45分の有酸素運動
・週に1回、60分パーソナルトレーニングによる筋トレ

ちょうど、一緒に8年前の写真を見直してみましたが、今の方が若々しく全く別人でした。人生100年時代。どんどん運動の大切さをメディアでも感じることが増えてきました。
理想は、1週間に150分の有酸素運動。週2回の筋トレ。まだ、できていない方は、今すぐ行動に移しましょう!
姿勢から改善しても構いません。
先延ばしほど、勿体無いものはありません。今が人生で最も若い瞬間です。即行動しましょう!

 

――毎週、一定の時間を「体育」に充てるとなると、ライフスタイルの問題にも関わってくるように思います。その点で本書に出てくる「歩きスマホが姿勢を悪くする」という話には、とても驚きました。

仲野:歩きスマホをしているとき、人は頭が前に傾いて体幹を使えない姿勢になってしまいます。これが習慣化してしまうと、壁を背に真っすぐ立とうとしても、背中や頭を壁につけることができない身体になる。すると、最悪、椎間板ヘルニアになってしまう危険性すらあるんです。 スマートフォンにかぎりませんが、何か自分の身体に悪影響を与えている習慣があるなと気づいたら断ち切ってみることは大事だと思いますね。

今伝えるなら補足したいこと:人間は歩くように設計されています。しかし、スマホを見ながら歩くようにはできていません。行きたい方向をしっかり見て歩くことが大切です。姿勢が悪いと体幹の筋肉がOFFになるだけでなく、脊椎を圧迫し変形させながら使っているようなものです。
人間の骨格は、新しいものに交換ができませんので、構造的に壊さないための姿勢を意識することが大切です。
今なら、(一社)暮らしの解剖でも学べます!

――最後に読者の皆様へメッセージをお願いします。

仲野:この本を読むと「こんなことで変わるのか」と思われる方が多いかもしれません。でも、電車に乗ったとき、椅子に座ったとき、少しだけ姿勢をよくしてみる。ちょっとした空き時間に背伸びをしてみる。たったそれだけのことでも積み重ねていくことで、身体は確実に変わっていきますよ。

今伝えるなら補足したいこと:書籍や動画でも学べるコンテンツを続々と出しております。
無料であれば、Youtubeやポッドキャスト
書籍であれば、調子いい!がずっと続く、からだの使い方毎日の疲れを一瞬でとる魔法のポーズ
動画であれば、姿勢治療家の暮らしの解剖学


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