【書籍紹介】料理ができなくてもできるはず!!一汁一菜のススメ&叔母の紹介
2023年4月
臨床で一番気になったこと。
食事です。
特に、一人暮らしの方のケースです。
食事が、なんで姿勢や健康と関係があるのか?
わかるようだけど、そこまで大事なのかと、疑問を感じる方もみえるかもしれません。
口から食べることで、人間の身体は作られています。
今の体調やコンディションを作った原材料は、口から取り入れた食材でできたものです。
それに加えて使い方で、姿勢を崩したり使えなくなっています。
食事と身体の使い方の両輪で改善することが一番大切になってきます。
そのためには、何をいただくか。
この意識が、健康で生活をする上で一番大事です。
そんなこと、言われても、料理ができない。時間がない。といった声が聞こえてきそうです。
一人暮らしの方でも、子供の頃から両親が仕事をしていて、小学生の頃から自然に料理を作るようになったため、料理が得意な方であれば問題ありません。
臨床で、一番気になるのは、料理ができないとお話しされる一人暮らしの方です。
時間がない方などの市場に合わせて
ニーズに合わせて、便利に手軽に。と言った商品はもちろんたくさんあります。
その結果、料理ができない方の食生活を伺うと
・冷凍食品が多い
・惣菜が多い
・パックのご飯
・完全栄養食のパン
このケースが増えています。
コロナを通じて、自宅で仕事ができるようになり、外出が面倒になっていることも加えてさらに加速している気がします。
姿勢や身体を治す治療をしていますが、
実際に改善するのは、ご本人の肉体です。
修理するための原材料が、良い場合と悪い場合でも、結果が大きく異なってきます。
食事が良くないと、すぐに結果ができるような症状でも、数ヶ月たっても改善できないこともたくさんあります。
特に、50歳以上になると差が広がります。
食事に気をつけている方ほど、回復が早い印象があります。
私が臨床で、食事に気をつけているかを確認する目安
・添加物に気をつけている
・添加物をとっているような肉をさける
・自然食のお店で購入する
・産地より通販で購入している
・加工食品を避けている
このあたりを意識できている方は、食事のお話はあまりしません。
人間の身体を作っている原材料は、食事です。
食事に、添加物が多かったり、加工食品ばかり食べられていると50代以降では体質に大きな変化がでています。
30代では、大きな変化でなくても、40代後半から違いが感じられてきます。
食事が意識したくても、料理ができないと思っている方に
なにか具体的にアドバイスができないか?
※私も料理できない一人のですが、幸い妻に助けられております。
私が料理ができれば、教室などでお伝えしたいぐらいですけど。笑
一人暮らしや、単身赴任で、食事が面倒に感じる方にアドバイスできる良い方法がないかと、本棚をあらためて見直してみました。
「一汁一菜でよいという提案」
土井善晴さんの書籍が、妻の本棚から目に入りました。
2016年の書籍ですが、現在は文庫にもなっています。
気にしていたら、実際にこの書籍を読まれて実践されている方がご来院されました!
長年、私のポッドキャストをお聞きになっていただいており、この4月から単身赴任で関東になったのでと偶然ご来院されました。笑
ご来院された方は、まだ今年の4月からなので、実感はないけど不便ではないとのこと。
・ご飯を白米ではなく、発芽玄米に変更されている
・朝食、昼食、夕食 が同じにしている
・お昼はポットに入れて会社に持参
12:00-21:00の仕事時間ですが、苦痛なく
一汁一菜生活を楽しまれているそうです。
書籍では、いろいろ学ばせていただきました。
・日本の和食がユネスコの無形文化遺産になっていること
・ハレの日の食事と、日常生活での食事が一緒になってしまって、現代人が和食を大変に感じてしまっていること。
・味噌汁は、味噌をお湯に溶くだけでもOK
土井先生は、お父様が料理研究家として有名です。
私は叔母が、日本料理研究家という環境で育ちました。
ハレの日の日本食として、おせちや、ケの日(日常生活)でのきゅうりご飯など、いろいろな和食をいただく機会がありました。
お箸の置き方、お味噌汁を右に置くこと。左のご飯を置くこと。箸での所作など
日本の食文化について、食事をしながら教育されるときもありました。当時は、面倒で適当に頷いていた気が。。笑
今考えると、もったいないとは思いますが、
当時を懐くかしく思い出しながら読ませていただきました。
日本文化として、和食をだれもが簡単に作ることができる。
季節を感じる日本文化の中で、生きている日本人としての食のヒントがありました。
旬を楽しめる大人になれて、自然通じると和食の生活を実践できるヒントがたくさんありました。
日曜日のお昼に読み始めると、軽めの夕食を作りたくなる一冊でした。
ぜひ、
叔母は、2021年に他界したのですが、偶然今月の2023年5月30日に
NHKきょうの料理で再放送されてますので、よろしければ!
清水信子(しみずしんこ)
NHK今日の料理レシピ
食事を見直す時間は、未来の身体を見直す時間である。
姿勢治療家
仲野孝明
いつもポッドキャストを愛聴させていただいています。
BASEのパンやアルトラの靴は家族や友達に大好評で
特に関西に住む81歳の母に勧めたところ、とても気に入ったようだったので、
私の靴をあげてきました。私は東京在住なので、
いつでも買いに行けるので、また新しい靴を新調しようと思っております。
今日は、ここ数年、ずっと気になっていることを
お尋ねしたくメールさせていただきました。
電車やバスに座った時にいつも感じるのですが、
右の座骨が座面についていて、左の座骨が浮いている感覚があります。
左の座骨を座面に付けようと意識しますが、その時だけ意識しても
身体に変化はなく、座った時にはいつもその感覚があります。
こういう場合はどういうトレーニングやストレッチを
するとよいのでしょうか?
また、左の座骨を下げるというより、右の座骨をあげるという意識の
方がよいのでしょうか?
日々、ヨガやピラティスで身体への意識が深まってはきているのですが、
まだまだ、わからないことだらけです。
よろしくお願いいたします。