【Podcast質問】膝が伸びすぎて、骨盤がずれます?
Podcastラジオ
ご質問ありがとうございます!
質問の後に、返答を記載しています。
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【イニシャル/M・Mさん】
【年齢】39歳【身長・体重】164㎝・58㎏【性別】女性
こんにちは。いつも楽しく聞かせていただいてます。
両膝が過伸展なのが悩みです。
立っている時、常に膝が伸びきっています。
気づいた時には膝を緩めるようにしていますが、ちょうどいい場所(適切な膝のポジション)がわかりません…。
パーソナルトレーニングに月2回程度行っているのですが、膝が過伸展だと腹筋が抜け、骨盤がずれると言われました。そのせいか下半身が太くむくんでいるのも悩みです。 ふくらはぎに頼っているせいか常にパンパンです。 膝の痛みなどの自覚症状はまだありませんが、片方の股関節がひっつれるように痛い時があります。 膝をどの位置で保ったら良いのか、もしくはサポーターなどで固定した方が良いのでしょうか? 運動歴としましては、小中とバレーボール、高校ではソフトボールをやっていました。 高校の時、20kgのダイエットの経験があります。その後体重をさらに減らすために、20代はずっとスポーツジムに通っていました。30代でヨガに出会い今も細く長く続けています。 現在はパーソナルトレーニングで筋膜リリース、ピラティス、加圧トレーニングをして、週1〜2回スポーツジムで筋トレと有酸素運動を少ししています。 仕事は20年間トリマーをしていて、立っている時間が長いです。 <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< ご質問頂きありがとうございます!
【姿勢治療家(R)の視点からアドバイス】
過伸展を気にしないで、体幹を強化するトレーニングしてください。
1)過伸展は、遺伝的要素があり、関節が柔軟な方に多いです。
対策としては、特別できることはありません。
むしろ柔軟性があることを良さと捉えて、いかしていきましょう!
2)筋肉トレーニングに関して。
正しい姿勢は、体幹の力が抜けないポジションです。
過伸展により腹筋が抜けるのではなく、
腹筋や、体幹をトレーニングを行うことで
いかなる時も、体幹が安定した体を手に入れることができます。
私の弟の書籍をご参考にしてください。
米国のスポーツカイロプラクターの視点から
機能運動性のトレーニング【基本】と
したトレーニングが載っています。
バードドック
ヒンジランジ
腕立て伏せ
基本ですが
このトレーニングで基礎の姿勢を身につけた
トレーニングがしやすくなります。
せひ、自宅でのトレーニングのヒントして
お役立てください。
骨盤はずれるのではなく、
ずらない体幹の筋力が手に入れることが大切です。
【10年後の健康をデザインする姿勢治療家(R)としての視点から】
立ち仕事全般の対策として大切な3つのこと
<1.職場環境対策>
人間のカラダは、本来土の上で立つようにできています。
そのため、極端に硬いところで
足の動きを制約する靴を履いていることなどは
体を長期的に蝕むことになります。
そのために、できることは
クッション性を高めること。
床の材質で考えてみます。
・絨毯
・コンクリート
・タイル
・クッションフロアー
・直張りフローリング
・木下地フローリング
これらの材質で、すべて足の負担が変わります。
大切なのは
自分自身の体と、地面の間に衝撃緩衝材がなにが入るかです。
床材を考えるだけでなく、
その場所で、
自分が履く靴もマネージメントしなければいけません。
長時間になればなるほど
足への負担が変わってきます。
直張りフローリング
と
木下地のフローリングでは
見た目が一緒でも、
働く方の疲れ方は大きく変わってきます。
もし設計する段階や
改装を考えられていればぜひ、
施工費用だけでなく、疲れにくい環境をつくるという
視点でぜひご検討ください。
すでに、
直張りプローリングやコンクリートなど床が硬い材質の空間の場合であれば、
緩和方法もあります。
・衝撃吸収マット等
↓こんなものを、職場で一番立つ場所の下にひくこともポイントです。
これは、スーパーのレジ
立ちっぱなしでいる売り場などで抜群に効果が高いです。
今回のトリマーさんも
床材が固ければ、こんな方法もあります。
<2.履物対策>
環境がよくない状況でも、できることはあります。
履物で対策しましょう。
・ソールが柔らかい靴
・衝撃吸収スリッパ
・柔らかめのスニーカー
など、
硬い靴底などは、かなり疲れやすくなります。
<3.仕事中の対策>
・足先を動かす運動。(つま先を上げる。カカトをあげるなど)
・なるべく同じ位置に止まらず動く。
・重心を移動して疲れないようにする。
同じ位置で動かずに立っていると
血液循環が悪くなり下肢静脈瘤になりやすくなります。
下肢静脈瘤は、
お鮨屋さんやコックさんなど立ち仕事に
多い症状です。
もしも、足がだるく感じるなどあれば
早めに
弾性ストッキングなどで予防しましょう。
<4.仕事後のメンテナンス>
・足首回し運動
・股関節ストレッチ
私の書籍にある定番です。
ぜひ、
M・Mさん
ご質問ありがとうございました!
体を見直す時間は、人生を見直す時間です。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
いつも聞かせていただいています。質問に回答する仲野先生のお話から先生の真面目さや人間性が伝わり、こんなことを質問するのもためらっていたのですが、とても困っており、質問させていただくことにしました。私は以前から尿失禁(腹圧性)があったのですが、年々ひどくなり、最近では歩いたりするだけで失禁してしまうことがあります。そのため走ったり等のスポーツができません。今はエアロバイクを週4日40分、ウオーキングを週3日30分程度しております。また骨盤底筋群の体操もしたりしますが、効果があまり感じられません。ウオーキングの際に骨盤底筋群を鍛える歩き方等はありますでしょうか。またそのほかに尿失禁をなおす方法があれば教えていただけないでしょうか。身長165cmで体重45kg、49歳女性です。ややO脚気味です。よろしくお願いいたします。