【podcast】聴くことで学べるだけでなく、実践行動してみる大切さ
2022年4月第2週は、ポッドキャストリスナーの方がサンフランシスコよりお越しいただきました。
ポッドキャストは、今でこそ、ご存知の方が増えてきたかもしれません。
2016年6月に番組をスタートさせましたが、その半年前の私には全く無縁でした。
今では、Google・Overcast•Castbox•PocketCast•Spotifyなどなど多くの音楽系アプリでも聴けるようになりました。
アレクサが自宅に有れば、「アレクサ!姿勢治療家 ポッドキャスト流して」と言ってみてください。もしかすると、僕番組をかけてくれるかも知れません。笑
「姿勢治療家 仲野」で検索いただいても聴けるようになりました。
当時は私自身、使ったことも番組も聞いたこともないポッドキャスト、そのiPhoneにのアプリがこれでした。
人生って分からないものですね。
肩が痛くて来院されていた方が、たまたま教えてくれたのです。
その方が、プロインタビューアーの早川洋平さんです。
ご自身でポッドキャストの番組を運営されながら、多くの方の番組作るのを仕事にされていました。
(※早川さんは、現在もポッドキャストインタビュー番組をご自身でも配信されています。ぜひチェックしてみてください)
診療中話だったので、自分にはあまり関係のない分野だなと思っていました。

「先生ポッドキャストってこのアプリですよ。インターネットラジオで、簡単に配信できるんですよ。」
と教えて頂き、自分のiphoneで使った事のない初めてアプリをクリックしたのが、きっかけです。

「先生、向いてますよ。」一度初めてみませんか?
そんなきっかけから、半年後には初めて見ることになり、手取り足取り教えて頂きなんとかスタートから、まもなく6年目、来月には300回目の配信もみえてきました。
ポッドキャストは、“人類に姿勢の大切さを伝え、誰もがより良いパフォーマンスを発揮出来ることに気づいてほしい。”
私の今回の人生の使命は、”姿勢の大切さを伝えること”。これだけですすめています。笑
それでも、全く反応がない時が続き、何度もやめようかと思いました。
制作コスト、収録コスト、全て持ち出しで良く議題にも上がってきました。
でも、僕にとっては、毎日毎日考えて実践している事で、常識にしたいし、後世に伝えてたいこと。もう少しだけ続けよう、辞めるのは簡単だから。
もう少しだけ続けてみよう。
そんな繰り返しで、来月に6年目を迎えられそうです。
番組でお伝えしている事は、誰もが使える、生きている限り必要な日々の姿勢の大切さです。
「姿勢が変わると、人生が変わる」番組タイトルは、僕のクライアントさんから、診療後の受付でよく頂く言葉なんです。
「先生のおかげで、姿勢が変わり人生が変わりました」。
僕が、人生が変わりますと伝えている訳ではありません。「変わりました!!先生ありがとう!!」の生の声を沢山頂き、その実践し伝えてきたエッセンスを番組でも伝えています。
たまには、僕自身の姿勢がいいとどこまでできるのかのような、”飛脚になって日本橋から京都まで行ってみよう!”的な無謀なチャレンジもありますけど。。。笑
たまに友人に登場して頂いたり、有名な先生や著者と対談させて頂いたり、オリンピアンと対談させていただくこともありました。そんなことを、私自身の日々の生活での、骨格の姿勢から、心の姿勢まで気づいたことを楽しく伝えさせて頂いてます。
今回は、そんな番組を気に入ってくれているリスナーさんを診療した時の話です。
日々実践できることをお伝えしているので、座り方や立ち方など悪くありません。
でも、痛みが出現しており、どうしたら良いか?
とのこと。
もちろん、米国でも、PTの方やカイロプラクターなどの診療も受診されています。基本的なことが見落とされているとは考えにくいです。
6年間も一方的に伝えている番組をお聴きいただき、どのような結果が出ているのか。
私自身のポッドキャストの成績表を確認できるような気持ちで拝見させていただきました。
<<<<<<診療レポート>>>>>>
50代の細身の女性。
お仕事は、パーソナルシェフ。
起床後、犬の散歩、15000歩1時間半。
平日は、10時から15時まで、5時間半ほどお料理を作り、配達する仕事。
運動歴は長くエアロビクス系も若い頃から繰り返し行う。
ヨガ歴15年、できないポーズは避けながらインストラクターと行っている
主訴:就寝時に右腰に痛み(2年前より)
就寝中に右膝の痛みと右股関節の痛みが出現する。
長時間の歩行による違和感が出現する
コロナ禍になり、この2年ほどの生活は大きく変わったそうです。
以前は、お客さんのキッチンに伺って料理もあるものの、現在はご自宅で作り、配達するスタイル。
その際に、大きなガラスの器で運んだりすることが原因だと思われていました。
<<ご自身の分析<<
大きな原因としては、2年前に突然階段の下りで痛みが出現したことがあった。そのためもあるかもしれないが、仕事の中で、日々重いものを右で持っていることが原因かと思っている。
なので、気をつけて偏らないようにしているとのこと。
しっかりご自身の不調に関して、分析されていました。
実際に拝見し、診療を進めていくと別の原因がみえてきました。確かに、さまざま仕事での動きも大事だったのですが、実際には、意識していない生活の中に隠れていました。
もちろん、姿勢治療家の経験からの推測なので、この推測が全てではありません。
診療では、全身を確認しながらテストを繰り返していきます。
動的テスト
静的テストなどなど。
股関節の可動範囲や肩の可動範囲確認しながら、仮説に伴う骨格的な背景の裏付けを取っていきます。
ご来院された時も、前日に二万歩ほど歩かれて、右股関節に違和感が出現させていました。
痛みがあるということは、その前に使ってはいけない使い方が隠れています。
決定的だったのは、左右の股関節制限でした。

股関節の左右差があることで、膝の使い方も正常な関節動作と比べると違いがありました。
ただ、生活の中で何かもう一つあるはず??
考えながら、質問をくり返いしてたいたところ、全ての問題が解けました!
それは、これでした。
編み物です。
この2年間を悩ませていた可能性は、
編み物をされている姿勢に問題がありました。
ソファーに座って行っていました。
その座り方が、ソファの上で横座りでした。
いつも、同じ側に足を横に向ける形。
適切な写真が見つけれず。。。すいません。
この足の形です。
この時間が長く、編み物をされていたので骨盤からねじる癖がついていました。
それが、膝が痛くなったり、腰が痛くなったり長時間の歩行での痛みの一つの原因だと考えられました。
100年時代に向けての検査から課題
・股関節 抱え込み R内側制限
・腰椎座位、回旋動作制限著明
・肩関節:R前方挙上170 側方挙上 親指上 180 親指下 180
・肩関節:L前方挙上170 側方挙上 親指上 180 親指下 170
・頸部側屈R40 L30 頸部回旋R80 L80 前屈OK 後屈80
・膝関節 R伸展制限
・足関節 右リスフラン関節可動域低下
細かく検査すると色々あるのですが、次回お会いするまでにまずは、横座りを止めること。
そして、ソファーでの編み物も改善すること。
そのほか、細かく次回来院までに行うべき宿題を出しました。
(姿勢治療家の治療には、宿題がいつもついてきます)笑
次回お会いする時にどんな変化しているか?
また、楽しみが増えました。
1)音声で学ぶ
2)自分で分析してみる
3)実際に診療を受けて、確認する
こんなスタイルでしたが、私の時間も短時間で効果が高く
お互いにとても良い時間を共有できるシステムな手応えを感じています。
ポッドキャストの番組をどのぐらいの方が聞いて頂いているかは私には分かりませんが。。。
まだお聞きになってことのない方はぜひお聞きください。
https://pods.link/qd5fmxvhw4mhk
いつもお聞きの方は、ぜひ感想をポッドキャストに書き込んでください〜。
皆様の応援が続けていくエネルギーになっています。
一人でも多くの方の姿勢が変わり、人生が変わるお手伝いができるよう
今週も精進してまります!
まもなく6年目を迎えるポッドキャストを続けていてよかったな〜と最近感じることがでてました。
何事も、1000日修行ですね。もう6年だから、2190日でした。笑
姿勢治療家
仲野孝明
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