姿勢治療家の旅ラン記録──原点・四日市をゆっくり走りながら見えたもの
久しぶりの地元ラン。
広い空と、原点に立ち返る感覚──
都会では味わえない、心と体が整う15kmの時間を綴ります。
目次
地元に帰っての朝ラン
2025年5月4日の朝、久しぶりに地元・三重県四日市市に戻った際、霞ヶ浦から富双緑地までのランニングを楽しんできました。
東京とは違い、道も空も広く、懐かしい風景の中を走る時間は、原点を色々思い出し楽しい時間になりました。
本院から記憶をたどるスタート

スタート地点は、四日市市京町にある仲野整體の本院。
三滝公園の横を抜け、午起(うまおこし)交差点を通り、霞ヶ浦緑地方面へと向かいます。
今回はLSD(ロング・スロー・ディスタンス)練習として、ゆったりとしたペースで、記憶を頼りに少し長めに走ってみようとスタートしました。
懐かしい公園やお店との再会

スタートすると、テニスコートや武道館で有名な三滝公園の横を通ります。
三滝公園は、道場があり、弟達は、日本拳法に通っていたり、スケボーの練習をした記憶も薄らあります。この向かいに、”みやざき”さんという美味しいお好み焼きのお店も懐かしかったです。
まだ営業されているので今度行ってみたいと思います。
真っ直ぐに、午起(うまおこし)交差点に向かいます。この両サイドはコンビニがかつてはありましたが、今はもうありませんでした。
四日市本院で働いていた頃は、「午起の交差点のファミリーマートを曲がって」と来院される方に道案内をしていた時代が懐かしかったです。
信号を超えて霞ヶ浦緑地方面へ。地図を見ずになんとなく記憶を頼りに走ってみました。
23号線を避け、一本裏の静かな道を選ぶと、幹線道路の排気ガス間はありますが、走りやすい道になりました。

霞ヶ浦緑地〜港の静けさ
橋(霞ヶ浦パークブリッジ)を渡ると釣りを楽しむ方の姿もありながら、すぐに四日市市霞ヶ浦第一野球場に。
霞ヶ浦緑地内には野球場が3つあり、小中高生の試合や応援の光景もありました。
子供の部活に付き添う父兄の方々も多数お越しになってました。蒲郡ナンバーなどもあったの東海3県の生徒が集まっているのだと思います。
学生時代に運動に縁がありませんでしたが、この球場は本当素晴らしい球場になっています。

とは言ってもイマイチ伝わらないので、四日市市のサイトを調べ直しました。
走ってきたのは、第二駐車場の左側から走ってきました。
霞ヶ浦運動緑地施設

さらに進むと、四日市ドーム横の海沿いを走り、屋外テニスコート、屋根付き屋外テニスコート横を走り、ヨット置き場までありました。






都心ではなかなかできないテニスやヨットといったアクティビティも、地元では身近に感じられる環境でした。
「祖父は仕事が終わった後に、ヨットを乗りに行っていた」という父の話を少し思い出しました。
ヨットの停泊している場所を検索すると、「運動用舟艇場」なる名前もありました。歴史の中で残っている名前かもしれませんが新鮮でした。今度詳しい方に聞いてみようと思います。
四日市港の意外なスケールと歴史
さらに北上すると「ロングビーチ通り」の看板が。
アメリカ・ロングビーチ市と四日市市は姉妹都市であるとのこと。

写真の奥に見えるのが、三重県最大のポートビルです。100mの高さで三重県で1番高いと当時話したのが懐かしいです。
懐かしい霞ヶ浦プールの横を通過して、ポートビルに向かいました。
夏場のみの営業するプールです。トライアスロンの練習をするときには、水着とゴーグルを持参して小学生以来で泳ぎにきたこともあります。
走っての距離もたいしてなかったので、夏にはランで泳ぎにこようかな〜。
そして、トンネルをくぐり次なるブロックへ。

港のトンネルを抜けて「シドニー通り」へ。
ここもシドニー港との姉妹港。
そして三重県で一番高い「四日市ポートビル」が見えてきました。

ここにはヘリポートもありました。


三重県ナンバー1タワーでした。w
全体像が知りたいと思っていた、ちゃんとありました。

探検の気持ちで走っていたら、どうやら四日市港の公園エリアを走っているようです。ここまで繋がっているのは知りませんでした。
平日はトラックが多そうですが、GWだったこともあり、静かな港でした。
四日市港をせっかくなので、ポートタワーで勉強すると。

シドニー港との姉妹港のようで、現在の四日市港は日本で11番目の物流量を動かしている港のようです。
四日市港は、稲葉三右衛門が明治時代に開港したと子供の頃に習っていました。
当時は、羊毛と綿花で発展、現在は原油・天然ガス・石炭・石油化学製品・自動車のようです。

見晴らしの丘と、心が整う終点
ざっと思い出したら、さらに23号線の横に戻り北上しました。
海側は、コンビナートです。
気になったのは、道路です。
見覚えのないループができていました。 あとで、弟(四日市副院長の仲野仁裕)に聞くと、トラックが23号線を通る量を減らすために、新東名みえ川越インターから直接コンビナートに繋ぐ道ができたとのこと。
さすが、四日市JC理事長。w


初めて足を踏み入れた、浜園緑地、サッカー場や芝生広場があり犬の散歩などには良さそう。
どの公園にも駐車場があるのが、四日市の素晴らしいところですね。

「浜園公園」から富双緑地へ。
この間の移動は、国道23号線を通ります。緑道で行けないのが惜しいところ。
緑道を繋いで、四日市の中央緑地まで走れればフルマラソンも難しくないのではとか、少しスポーツ都市四日市をイメージして創造してみました。

この公園の名前が、富双公園と書かれており、私はてっきり「とみす」公園だと思い込んでました。
調べ直してみると、まさかの。。。
「富双(ふそう)」、読めませんでした…。海沿いだけの名称のようです。
この公園ほんと綺麗な公園でしたよ。



広大な芝生広場。
立ち止まって眺めると360度見渡せる港の眺望も。
「見晴らしの丘」だと気がついたら、マグロ食堂で有名な富田一色まで来ていました。笑

3艇並ぶ防災用の船も、なかなか迫力ありました。

走っていなかったころでは考えられない移動距離ですが。
ちょっと走れるようになると、どんな場所でも、旅ランになり新しい景色と出会えて楽しいですね。
走って気づいた、まちの可能性から未来へ
この日の走行距離は14.92km。
ゆっくりとしたペースながら、走る時間そのものがとても豊かに感じられました。

船やテニス、そしてこれから挑戦したい鈴鹿山脈のトレイル。
地元にある可能性を再発見できる時間でもありました。
■ 姿勢治療家としての気づき
大人が気軽に走れ、楽しめる場所が増えてくると健康的に過ごせる時間が増やせそうだといつも感じます。
車社会だと、走ることに関してあまりにも遠い感覚かもしれませんが、5kmマラソン、10kmマラソン、ハーフ、フルマラソンを同時に開催できるような場所が増えてくるといいですね。
四日市は、2021年コロナ禍に三重とこわか国体ができずに使われませんでした。
次は、2035年に再度二巡目で国体が行われることが決まっているようです。
こんなタイミングで、四日市駅から中央緑地、霞ヶ浦緑地と全て緑地で繋がると素晴らしいスポーツ年になりそうです。
近鉄四日市駅前からJR四日市の駅前まで、大動脈がまだまだ伸び代もありそうですし。
関東から2時間半でアクセスできるもの魅力ですし。
と走りながら色々考えさせらました。
走れる大人が増やせるように、どんどん発信していきます。
都心の近い方は、毎週水曜日の水曜飛脚で東京ナイトランでもご一緒しましょう!
■ ウエア
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