雨の予報でも挑戦!八ヶ岳トレイルランで得た新たな発見。
目次
八ヶ岳での初めてのトレイルラン:雨の予報の中で得た教訓
2024年6月17日月曜日、雨の予報にもかかわらず八ヶ岳に向かいました。しばらくロードランニングばかりしていたので、9月8日スタートのトルデジアンにむけて、少し山の登りトレーニングや装備の確認が目的でした。高所の山になるため、新しいレインジャケットを購入し、山歩きに必要な装備をアップデートしました。
今回気がついたことは、コロナ前よりも、公共機関含めて色々不便になってそうな感じの印象がありました。
山の情報も、コロナ前とコロナ後でチェックをい直さないと
路線バスの廃止や、減便も多数みかけました。
ご注意ください。
新宿から八ヶ岳へ
新宿発のあずさ5号に乗り、茅野駅に向かいました。駅からはバスで北八ヶ岳ロープウェーへ。ロープウェー乗り場の気温は18度と想像以上に寒く、服装選びを間違えた感覚がありました。(夏山用の服装で着ていました)ロープウェーを降りると山頂の坪庭では気温が約10度。先日渋谷では28度だったので、驚くほどの気温の変化にびっくりしました。
晴れと曇りの違いもありますが、都心部と山間部の違いが20度に近く違うと間違えますね。笑
北八ヶ岳ロープーウェイの中は、昭和な感じですが、昔ながらの雰囲気がとってもいい場所でした。
お昼前なので、昼食をいただいてスタートしました。
気温は、しっかり18度。
そしてスタートの坪庭は10度でした。
渋谷から−18度でした。😆
黒百合ヒュッテへのトレイル
今日の目的地は、黒百合ヒュッテ。12時に山頂の坪庭をスタート、出会の辻→大石峠→麦草峠(13:00)。トイレ休憩の後、
麦草峠→丸山→高見石小屋(13:50)→中山→中山峠(14:43)→黒百合ヒュッテ(14:50)
15時前に到着しました。雨にも降られず到着しましたが、変わらず明日の天気予報は雨でした。
当初の計画は、何パターンかありました。
・八ヶ岳ロープーウェイ→黒百合ヒュッテ→観音平
・八ヶ岳ロープーウェイ→黒百合ヒュッテ→清里駅
・八ヶ岳ロープーウェイ→黒百合ヒュッテ→美濃戸口
天気考えながら、久々のリュックを背負って走りました。
3月のハセツネ予選からの山なので、今年3回目。💦
これで、秋の330kmトルデジアンが走れるのか。。。日々心配でなりません。正しい姿勢があれば、なんでもできると信じたい。笑
遠くに北アルプスの槍が見えます!
たぶん、御嶽では??
あっという間に、50分たらずで、麦畑峠に到着。
トイレをお借りしようとお聞きすると、離れたところに公衆トイレがあるとのこと。
山はトイレが不自由だったり、小銭が必要だったりと、いろいろ思い出しました。
麦畑峠→黒百合ヒュッテ
トイレ休憩の後、登り始めました。
丸山とう山頂があるはずなのですが。。
こんな木札がありました。😆
高見石小屋
薪ストーブとランプが有名な山小屋みたいですよ。
サイトが良さげな感じです。
https://takamiishi.com/info
ちょっと浮石があったり、まとまりがない足場で少し歩きにくい場所でした。
晴れていると、景色がすばらしいそうです。
中山展望台
14:26
麦草峠から、コースタイムでは
2時間20分ですが、1時間15分ぐらいで到着しているのでコースタイム✖️0.6
まずまずでした。
あっという間に中山峠。
14:43
少し厚めの、木道で黒百合ヒュッテへ。
テントの方が、1張だけされてました。
さすがに、大雨予報なので少ないようです。
14:50 到着。
ロープーウェイの坪庭から、2時間50分でした。
黒百合ヒュッテでの一泊
黒百合ヒュッテ
https://www.kuroyurihyutte.com/
サイトの印象より、とっても綺麗な宿でした。
新しくされたばかりだそうです。
スタッフの方も、今年働き始めたばかりとのことで詳しくは知らない感じでした。
お部屋も、二重窓で夜は暑いほど暖房効果が高い部屋でした。(個室)
美味しい夕食でした。
食後は、翌日の天候を見ながら、計画を変更することに。
https://www.mountain-forecast.com/
山の天気は、こちらのサイトでチェック。
20時ごろまでは、雨は降りませんでしたが、その後予想通り、夜から雨が降り始めました。
風は予想していたほどではないものの、線状降水帯が発生しそうな雨予想なので、目的地を変更
・八ヶ岳ロープーウェイ→黒百合ヒュッテ→美濃戸口
↓
・八ヶ岳ロープーウェイ→黒百合ヒュッテ→稲子湯
目標は美濃戸口でしたが、天候が厳しく、天狗岳や硫黄岳も諦め、中山峠から稲子湯に降りることにしました。
6時40分出発。
時間があるのでゆっくり、雨具の性能をチェックしながら下ります。
中山峠からは、結構急な下りでした。
地図からこの下りが予想できないのが、まだまだだと反省。
あとでチェックすると、等高線はたしかに、細かいのですけどね。
みどり池も、雨がふっているのでパッとしない感じでした。
綺麗な緑にかこまれて、降りていきます。
稲子湯
9時から入浴可能な
稲子湯さんに到着。
650円(モンベル会員550円)
こちらの稲子湯さん
開業100年以上のようで、サイト以上に温泉も待合室も昭和を感じることができて素敵でした。
http://www12.plala.or.jp/Inagoyu/
温泉効能に関しては、
よく見ると、明治40年でした!!
昔の開拓した頃なのでしょうか?
談話室に飾ってありました。
吉永小百合さんのロケもあったようです。(天国の駅)
昭和59年ごろに、多くの映画やドラマ撮影でにぎわったみたいです。
思わず見入ってしまいました。
稲子湯からの帰路
・町営バスで小海駅へ
稲子湯 10:25発→11:01着
800円
バスは、マイクロバスですが、暖房がかかっているほどの気温でした。
小海駅(こうみ)駅は、小海線という八ヶ岳高原鉄道の駅でした。
電車の本数は非常に少ないでご注意ください。
小海駅11:20→佐久平駅12:01
佐久平から大宮へ
新幹線あさま616
はじめて乗るルートでしたが、乗り継ぎがタイミング良ければ
新幹線は楽ですね。
学んだこと
今回の出来事から学んだことは、悪天候の中で急に変更しても、山は新しい発見がたくさんあって面白いですね。
普段便利すぎる場所で生活しているため、電車の乗り方がわからなかったり、小銭がないとバスで両替をしてもらえなかったり。
計画を立てても、計画が変わることでである発見も最高でした。
稲子湯さんは、お湯も熱くて古い施設なのですが、あとで調べたら、源泉は6度程度の低温の炭酸泉とのこと。
水だと思ってお風呂に入れていたのですが、飲んでみればよかったと、次なる楽しみも発見しました。
コロナ後にバスの本数が大幅減少しています。
地図やネットでしっかり検索していくことが大切でした。
メモ費用等
1泊2日 走行距離 9.99km +6.39km 合計16.38km
行動時間 2:48 + 2:06 = 4:54
費用
新宿→茅野 8:00→10:06 5,650円
茅野→北八ヶ岳ロープーウェイ 9:20→10:11 1,500円
黒百合平ヒュッテ(個室2名利用)1泊2食 11000円+2500円(個室料) 13,500円
稲子湯 550円(モンベル会員価格)
稲子湯→小海 小海町営路線バス 800円
小海→佐久平 510円
佐久平→大宮→渋谷 5,720円
合計28,230円
今後の計画とトルデジアンまで
2週間にはサロマ湖100kmマラソンを控えてます。まず100kmで今後のTJAR参加条件の10時間30分以内の完走を目標にしています。
7月は、富士山練習がスタートして、高地順応トレーニング。
8月は、アルプス縦走などできるだけ、週末にトレーニングとして山にあがり、9月8日スタートのトルデジアンに向けて調整していきたいと思います。
6月は、高地には雪があり、少し高めの山で初の八ヶ岳を選びました。今回は縦走できませんでしたが、登山口の入り口や山の名前も覚えたので、今後のトレイルトレーニングに活かしていきたいと思います。
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