2016-09-23

【骨折実体験】早期改善にむけて、骨折後7日間にするべき5つのこと。

<受傷後6日目>

下駄骨折だけではなく、
骨折の情報を日々
探してみると、医学の教科書的な記載はありました。
しかし、
実践的な体験談が少なかったので
お役に立てるように
記載しておきたいと思います。(2016年9月現在)

日本には、
骨折した時や
脱臼した時の応急処置を専門にした
専門家がいることをご存知ですか?

しかも、
打撲捻挫に特化した
国家資格です。

柔道整復師といいます。

もともとの歴史は古いですが、
柔道場でケガをした子供を治したり
手当をしたりする職業です。
柔道の先生が多かったので、柔道整復師といいます。

1970年に国家資格になりました。

私も、今の業界に入る時に
その資格を取得させて頂きました。

ただ、
専門といっても
実際に資格を取ってから
怪我をしたのは、初めてです。(笑)

下駄骨折して6日目経過しましたが
そんな専門家の視点から
この骨折後7日間
早期改善に向けて、
特に大切にしていることを
シェアしたいと思います。

1)睡眠時間の確保
いわれると当たり前に感じるかもしれません。
しかし、実際に患者さんを沢山拝見してきましたが
一番、
忘れている方が多いのが睡眠です。

人間には、自然治癒力が備わっています。
その
体を回復、修復させるために
もっともの大切なことが
睡眠です。

現代社会は
夜が長くやることが多いので
ついつい夜更かしになってしまいます。

忘れそうですが、一番大切です。
私は、8〜9時間ほど目標にしています。

2)チョットの時間でも、足を挙げること。
応急手当では、
RICE処置といって
・安静
・アイシング
・圧迫
・挙上

と検索するとたくさん出てきます。

すぐ、その日はこのルールを
守っている方が多いですが
その後、足を挙げている人は
少ないのではないでしょうか?

1週間たったら、すでに
足を下げている方も
固定をして、もう安心なんて、思ってはいけません。

ちょっとした時でも
大切なのは、
足は上げておくこと。

なぜか。
下げることにより、簡単に浮腫んでしまいます。
ムクミや腫れを
少なくしておくことが
早期改善のコツです。

ムクミは結果として
再吸収するので、むくまない、
張れないようにすることが
早期改善には大切です。

むくませないこと。

そのために、できること・

クッション一つ分で構いません。

少しでも上げて、
浮腫まないようにしましょう。

image

レストランに入っても
可能であれば、となりの椅子をお借りして足を挙げたり。

会社でも
椅子に座りながら、片足を別の椅子に
足を挙げてもよいかと思います。

挙げにくい場合は、
休んでしまうことも早期改善には近道です。

こんな時は、姿勢のことを
考えなくても大丈夫です。

ベットの上で寝転んで、PCをすることなども
一般的には姿勢には悪いですが
この際は忘れてしまいましょう。

下駄骨折のレベルなら
10日ぐらいまでは、挙げておくことを意識してよいかと
思います。

2週間後ぐらいからは
一気に痛みやムクミも出にくくなってきます。
姿勢をし治しましょう!

骨折の部位に、脈を打つような感覚がある時は
挙上がとても楽です。

3)温冷を繰り返す、アイシングで血行促進。

1週間たってもアイシング?
と思われるかもしれません。

早期に骨折修復させる秘訣は
血液循環を良くすること。

そのために、一番簡単で昔からある方法は
温冷を繰り返すこと。

今回の私の足は、
シーネ固定をしました。

そのため、お風呂に入る際には
外すことができます。

シーネを外した時には
決して足先、骨折部位周囲は
動かしてはいけません。

下駄骨折であれば
足首を固定して、
唯一荷重がかかっても踵(かかと)のみです。

初めの1週間ほどは、シャワーのように短時間で
済ませたほうが
楽だと思います。

私は、6日目から
お風呂に入りました。

お風呂の浴槽に全身で浸かります。
短い時間ですが
その後
ケガをしている足だけ外に出したり
浴槽につけたり繰り返します。

体を拭いて着替えたら、
すぐにアイシングの準備をします。

ジップロックに、
冷蔵庫の氷を多めに入れてもらいます。

伸縮包帯(エラスコット)で
冷たすぎないように
一重で軽めに巻いてから
その上に、氷の入ったジップロックを巻き込みます。

とても気持ちいいです。
少し時間が立つと
感覚がなくなってきますのでその時に
ジップロックを外します。

余裕があれば、
足だけお湯につけます。
その後、アイシングをする。
この繰り返しが地味ですが有効です。

創業大正15年の仲野整體では、
昔から骨折の後療において
早期改善にむけ
数々の臨床をしてきました。

現在も
超音波装置の浴槽や、超音波など
繰り返して行う方法で対応しています。

就寝時は
布団の足元に
厚めのタオルケットを置き
足を挙げ寝られるように設定します。

そして、シーネ固定を止めている
伸縮包帯(エラスコット)使用の中に
ジップロックと氷を巻き込み
そのまま
アイシングしながら寝ます。

image

こんな感じで
ぐるぐるに巻いて朝起きると
水になっています。
image

包帯は、濡れてしまいます。
若干、寝具を濡らしてしまうこともありますが
浮腫まず起きれるので快適です。

4)骨折箇所以外の体を動かす。

足を下に置きっぱなしでいると
どうしても浮腫みます。

分かっていても、足が下で使う以上
ムクミがちです。

なので、骨折の場所以外の
反対足を動かしたり、
両手を背伸びしたり、足の指先を動かしたりしています。

私は、左足でしたので
左足以外の血流をUPさせるような
意識をしています。

背伸びをする。

5)食事をプロテイン、ビタミン多めに。

体の修復には燃料が必要です。
プロテイン、たんぱく質、カルシウムが多い食事
を選択しています・

大豆、肉、魚、
ささみなど
筋トレの強化みたいなメニューを選択しています。

その次に
ビタミン、ミネラルを補強。

近年
日常サプリメントを飲むことは少なくなっていました。
今回は、ビタミン、ミネラルの補強はあれば
あった方がいいので
総合ビタミン剤を2社飲んでいます。
ファーマネックス社と、シナジー社のもの。
image

6)禁酒
お酒は、骨折や怪我には、害しかありません。
むくみやすく、痛みが強くなります。
ビールを飲みたくなりますが
水や炭酸水で我慢しています。

6日目の課題は
松葉杖で手が痛いのをどのように対策するかです。(笑)

こちらも
少しいい商品を見つけたので
また報告します。

※こちらのブログは
2016年9月に記載したものを再編集しなおしたものです。

姿勢が変わると人生が変わる
姿勢治療家 仲野孝明


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