姿勢治療家が考える側弯症対策について、初期のうちに発見し早く治療を始めることが大切!!
姿勢や体について姿勢治療家(R)ラジオへ質問:
いつもPotcastを聞きながら姿勢を意識して通勤しています
ちょっと姿勢がよくなってきている気がします。 といいながら、
私のことはどうでもよく、
7歳なのですが、
整形外科で診てもらったら側弯症と言われました。
治すことはできず、
ご専門ではないかもしれませんが、何か治る、もしくは、
普段から外で元気に遊び、水泳もやっているのですが、
ただ、
何かアドバイスをいただけたら幸いです。
姿勢治療家(R)回答:
O様
いつもお聞き頂きありがとうございます。
お嬢様の件、親として とてもお気持ちがよくわかります。
私の知っている知識での返答になりますが。。。
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昭和40年代、数多くの側弯症の情報が
新聞を通じて発表されました。
その当時から
仲野整體本院では、当時から以下のような伝え方をしてきています。
なので、初期に 見つけてほしいことを促してきました。
チェック方法をお伝えいたします。
参考ブログ:子供の側弯症チェック方法
https://takaakinakano.com/sokuwan/
<側弯症のポイント>
・初期のうちに発見し早く治療を始めることが大切!!
・側弯が進んでしまっていると、装具療法、ギブス療法、牽引療法、運動療法等のいくつかの組み合わせによって矯正します。
・これらの療法はいずれも骨の成長が止まるまで続けられるので、子供には非常に辛く大変な忍耐が必要です。
・上記の療法の効果がない場合や高度の側弯に進んでしまっている場合は手術になります。
・脊柱の関節に可動をつけることや、さらに自分でできるセルフメンテナンスなどと組みあわせ治療していきます。
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現在まで、90年の間で多数の患者さんを拝見してきております。
やはり、統計どおり多くは女性です。
小学校低学年から高校生まではもちろんですが。。。
大人になってから
30代、40代で 背中や腰の痛みを訴えて、拝見したら側弯症があり
ご本人に指摘したところ全く知らなかったとのことも 多数あります。
診療するときには、
まず、リスクを最小にしたいので テニスのような片方ばかりを使うスポーツよりも
水泳などの 両方を均等にするスポーツをオススメします。
当院の治療により、整形外科の先生が驚かれるほど良くなる
ケースもありました。
もちろん、変わりないこともありますが、
変化が横ばいになっていることも多数あります。
定期的なレントゲン撮影
ある程度までコブ角が進むと コルセットも必要ではあります。
以前の臨床例では
整形外科の先生のお嬢様で 経過観察しながら、定期的に治療しており
レントゲンにて コブ角が減少も認められ
すごいな〜と関心された話も先代からきいたことがあります。
側弯症は100名の1名の確率で起こります。
原因が不明で、 現在、遺伝子的な原因として研究されれいる状況です。
原因がわからない以上、
上手に付き合っていくことが 一番だと考えます。
人間の体には
まだまだわからないことがたくさんあります。
もしも、私が自分の子供が側弯症の疑いが
あれば、
もちろん、定期的に手技による治療を行い関節の可動範囲を取り戻しながら
自宅での毎日するための 運動方法や治療方法、柔軟性などを高める方法など
特に、生活環境で改善できるこを身につけさせます。
自分でできるセルフメンテナンスは一生役立ちます。
概ね骨の成長が止まる高校生まではしっかり見守ろうと思います。
同時に、定期的に整形外科でレントゲン検査も行い
コルセットも必要に応じて着用を伝え 装着させます。
子供の将来のために
今できるベストの方法をとってあげることをしていくと思います。
東洋医学的な考え方になりますが
人間には、すべてのことを自分で
なんとかできる能力が備わってそもそも生まれてきていると考えています。
なので、必ずこの状況から
すばらしい学びや気づきを手に入れられると思います。
現在、学生時代に側弯症でメンテンナンスに見えていた
お子様が、30代、40代になり定期的に診療しているケースも多数あります。
まず、今できることを 家族で相談して、行なってみることが
一番ベストかと思います。
姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明
[…] 創業大正15年4代目として考える側弯症対策について http://takaakinakano.com/sokuwanqa/ […]