冬の朝の不調はパジャマで変わる?ー快適な眠りをつくる就寝時の服装の選択
冬の朝、起きたときに「なんとなく体がだるい」「肩が張る」「腰が冷えている」そんな違和感を感じることはありませんか?
もしかすると、就寝時の服装が原因かもしれません。
目次
冬の寝巻きで大切な3つのポイント
私は、冬寝時に大切にしているポイントとして、次の3つを意識しています。
- 寝返りがうちやすいこと
- 保温力があること
- 汗を吸収できること
起床時の不調の原因は、就寝時の服装かもしれません?
先日、診療中の40代女性の患者さんが、起床時だけある、肩の張りや軽い痛みを訴えらえました。
動き出して、日中には問題がないそうです。
色々、検証したのですが、考えらえる原因の一つに、寝るときの服装がありました。
患者さんの就寝時の服装及び寝室環境
- 長ズボンのフリース
- ポリエステル素材のトレーニングTシャツ
- 部屋着=就寝ウェアになっていた
- 羽毛布団の使用
- 寝室の室温は低い
ご自宅に帰られてたら、部屋着に着替えられて、室内では一枚羽織っているのですが、就寝時には羽織っているものだけ脱ぎ、おやすみになるそうです。
ポリエステルのトレーニングTシャツが、通気性が良すぎるためどうしても就寝時には冬に必要な保温効果が少なく、冷やしやすくなっていました。
冬におすすめの就寝時の服装
寝返りが打ちやすいための、伸縮性や生地のゆとりは、寝巻きにとって大切が。
その上、冬には特に「適度な保温+吸湿性のある素材」も大事です。
おすすめはガーゼ素材のパジャマ。
ガーゼは、吸水性・通気性・くたっとした柔らかさに優れています。
年間のパジャマ選び
私は、以下のように季節ごとに寝巻きを変えています。
- 夏用:シアサッカー素材の半袖・七部丈のパジャマ
- 春秋用:綿素材の長袖・長ズボン
- 冬用:2重ガーゼ素材の長袖・長ズボン(3重・4重の時もあり)
寝巻きの着用タイミングは、お風呂に入ったあと(21時頃)に着替えています。
その後、書籍を読んだり、ゆったりして就寝(22〜23時)する習慣になっています。
就寝時の服装を変えて、朝の不調を改善しよう
もしも、起床時に
・調子が悪い
・寝苦しい
・カラダが痛い
・夢を見た内容が悪い
こんなことが起こっているなら、一度見直してみてください。
いつまでも、
「寝るときの服装なんて何でもいい」と思ってはいけません。
私も、学生時代頃は、寝巻きなんて気にしてませんでした。
年齢とともに、快適な服装が、起床時のコンディションに影響を与えることが実感できています。
日中の服装以上に、就寝時の服装は、睡眠の質や朝の調子を決めるのです。
追伸
今回は、もしかしたら、少しでもお役に立てるかとパジャマのブログにしました。
パジャマの歴史は、インドの服装”パジャーマ”からきているそうです。
イギリスが植民地にしていた頃に、便利さに気づき、今のパジャマの形になっていったそうです。
最近では、よく眠れるパジャマとして、ブランディングされている商品も販売されています。
部屋着で寝ていた方は、まずは高価に感じるものでなくても、パジャマは汗をかく肌着のようなものなので、毎日洗濯できるものをお勧めします。
洗いたてのパジャマは、気持ちいいですよ。
季節ごとに新しいものに交換するぐらいの気持ちで、買われると良いです。
私は、2シーズンでほぼ新しくしてもらってます。
睡眠は、人間が修復するための大切な時間です。質の高い睡眠が取れるように工夫していきたいですね。
また、新しい検証ができたらご報告いたしますね。
読んでいただきありがとうございます!
姿勢が変わると、人生が変わる。ご縁ある方に健康寿命が少しでも伸びるお手伝いになりますように!
姿勢治療家(R)
仲野孝明
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