2025-02-21

ワラーチランニングのススメ!足の力を目覚めさせよう!

ワラーチで走るのは、どうですか?

こんにちは、姿勢治療家の仲野孝明です。
最近、「ワラーチで走るのはどうですか?」と尋ねられることが増えてきました。

皆さんは “ワラーチ” をご存知でしょうか?

ワラーチとは?

ワラーチとは、メキシコの先住民・タラウマラ族が履いていた、 タイヤのゴムから作られた手作りのサンダル です。
このスタイルが注目を集めたのは、2008年に出版された書籍 BORN TO RUN』(クリストファー・マクドゥーガル著) によるものです。

書籍に登場する テッド(テッド・マクドナルド) は、このサンダルに着想を得て ルナサンダル というブランドを立ち上げました。
現在では、市販されている「ワラーチ」として、最も認知度が高いかもしれません。

テッドは、日本に来られた時に、ルナサンダルで富士山を登られるほど強靭な足を持っているそうです。

私が、一番初めにワラーチを履いたのは、2012年7月でした。
当時ランニングを学べる場所がなかったため、唯一のチーランニング(米国のランニングメソッド)コーチをお招きして、講習会を開催してました。
その内容に、裸足で歩く練習があります。
日常で、硬くなったり動かせなくなった足をリハビリさせるためにお勧めしてもらったのがルナサンダルでした。

ルナサンダル・べナード。
当時のルナサンダル社は、この商品しかありませんでした。

初めて履いた時には、ほぼ裸足の感覚に驚きました。
実際に使い始めると、白線とアスファルトの地面の柔らかさの違いを感じるほどで繊細な感覚でした。

ワラーチを選ぶときのポイント

ワラーチは 「裸足で歩く感覚を補助する道具」 です。
選ぶ際のポイントは、 できるだけ薄く、地面の感覚をしっかり感じられるもの を選ぶこと。
ただし、慣れるまでは足裏の刺激が強く、痛みを伴うこともあるため、 徐々に慣らしていくこと が大切です。
サイズ感が、シンプルな道具だけに意外に大事です。

ワラーチを手に入れるには?

1️⃣ 既製品を購入する(例:ルナサンダル)
2️⃣ 自分で作る(ソールに「ビブラム8338」などを使用)

既製品は一度履いてみて、店員さんやワラーチで走る方にアドバイスをいただくことが大事です。
サイズ感と紐のテンションが大事になります。
一度自作してみると意外と簡単に作れる ので、試してみるのも面白いですよ!

既製品も今では沢山販売されています。
2013年ごろ
・ルナサンダル(全国のストライドラボなどで販売中)
・XERO shoes
だけでした。
現在は、国内のハンドメイドワラーチが多数販売されています。

ワラーチを選ぶ時の最大の課題はサイズになります。

・迷った小さく
足先が、少し引っかかる感じが出てくるので、丸みを出すような作り方もあるのですが、基本は短めがオススメです。

なぜ今、ワラーチが重要なのか?

現代人の足は、 過保護 になりすぎています。
厚底シューズやクッション性の高い靴によって、本来の足の機能が低下し、歩く時間が短くなってしまっています。

こんな人におすすめ

足の筋力を鍛え直したい
将来、自分の足で歩き続けたい
介護を受けず、自立した生活を送りたい
慢性的な足や膝、腰の不調を改善したい

人間が 二足歩行を始めたのは約40万年前
しかし、現代の硬い靴を履く生活が始まったのは、 たった100年未満 です。
便利になったことで、 実は身体はどんどん弱くなっている のかもしれません。

今年の夏こそ、ワラーチを活用して「本来の足」を取り戻してみませんか?

 

私のワラーチ史

2012年12月
一番はじめに作った写真です。
紫の紐が、当時初めて作った
ワラーチのサイズ感です。(少し大きめでした)

チーランニングを学びに来てくれた、ワラーチマイラーのゆかさんに教わりました。

2011年〜2014年
走り始めてから、3年間ほどはこの二足がメインシューズ。
ワラーチが2012年に加わり、3足を使い回してました。


初めて使ったルナサンダルは、完全に足指の下隠れてしまうほど、ミニサイズを使ってました。
※足の引っ掛かり防止。

こんなに短いと、足先が引っ掛かるのではと思ったのですが全く問題ありません。
むしろ、自然に当たらないように避けて走れるんですよ。

2013年2月
ワラーチ第一人者だった、木村東吉さんのワークショップに伺い2足目作成。

当時の身長と体重は、今の私と全く一緒です。
この当時だと、月間走行距離は、40km程度だったかも。。。

サイズ感の参考まで、当時はここギリギリで攻めてます。
2月で、寒いので、足袋タイプのソックスを使ってます。

結び方は、今はやっているコードタイプでなく、日本古来の真田紐を使ってます。

2013年5月

2013年6月 サロマ湖ウルトラマラソンは、この足で撃沈。練習してなかったので当たり前ですね。

2013年6月 シュークーというの補強したりしてます。笑

2013年8月7日


まだまだ当時の足は、小指が寝てしまってます。

2013年10月には、こちらでも練習してました。

2013年11月10日 ワラーチだけのトレラン大会に。

2014年5月

この時は、トライアスロンに挑戦しており人生で1番泳ぎを練習していました。
アイアンマンの12月に、ワラーチで走るか、直前まで悩んでました。
アルトラONEに出会って、靴はアルトラが仲間入りしました。

2014年7月

2014年7月には中国の研修では、ルナサンダルで走っていたみたいです。笑

2014年12月アイアンマン完走。
人生で1番練習した一年でした。(直前までワラーチと悩みましたが。。。アルトラoneで)

この完走した日に、たまたまサハラ砂漠マラソンエントリーを知り、砂漠に世界に入っていきます。

2015年9月
白馬のトレイルランは、ワラーチで走りました。
砂漠対策で、アルトラに変わっていきました。

ワラーチの歴史としては、ざっと2012年から2015年がメインです。
当時は、月間50km程度だったので、最近は月間200kmほど、また走り方を基礎からやってみたくなりワラーチに戻ろうかと考えてます。

また、こちらでもご報告していきますね!

姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)
仲野孝明


ワラーチ関連情報

🔹 ルナサンダル・ベアフット(裸足)の良さについて
👉 ルナサンダル・ベアフットのポイント

🔹 ワラーチに関する過去の記事(アメブロ)
👉 25本のブログ記事まとめ

🔹 ルナサンダルがパタパタする時の対策
👉 ルナサンダルのフィット感改善


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。


■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン
6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中

■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル
正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中

■PODCAST|姿勢が変わると、人生が変わるラジオ
毎週金曜日配信

■動画学習講座|いつでもどこでも学べる姿勢
一般社団法人 日本姿勢構造機構

■姿勢作法検定入門講座|姿勢は作法である
一般社団法人 日本姿勢構造機構


■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売

自分が使いたい商品をつくっちゃいました

■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE
実際に治療されたい方へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です