2026-04-22

平塚→東京 飛脚ルートで神奈川を学ぶ|寒川・綾瀬・横浜・川崎 全12エリア実走レポート

【この記事でわかること】
7Days飛脚380・最終ステージ(5月5日)の平塚→東京ルートを、バイクで事前試走して確認した地理情報・エリア特性・エスケープ駅をまとめています。寒川町・綾瀬市・大和市・横浜市4区・川崎市2区を通過する全12エリアの実走レポートです。




#7Days飛脚380 の最終ステージ(5月5日)のルートが気になり、バイクで試走してきました。
7Days飛脚380のステージ詳細はこちら

平塚から東京まで、中原街道→246で東京に入るルート。

私が今まで走ってきたのは、東海道を中心とした国道1号線。
このルートは、走ってみたら、まったく縁のない道路でした。
なので、今回走りながら、重大なことに気づいてしまいました。
「やばいぞ!神奈川、平らな道がない!!」

神奈川県を、ほとんど知らなかったという事実。


帰宅して、今日走ったルートを改めて確認。
ランニングには不向きな道路であり、アップダウンも多い。
再び他のルートを検討しましたが、飛脚という小走りでの移動を想定すると、朝5時に出発して16時までに青山へ帰ってくることを考えると、やはりこのルート以外に考えにくい。結果、今回のルートを走ることに決定。

神奈川県は、大学時代に厚木の農場に数回行ったことがあるのと、みなとみらいエリア、横浜中華街、三浦半島、伊豆半島ぐらい。
そもそも接点がなかったから、地名も地形も、通ったことがないのでピンとこないのです。

「これはまずい」
通過させてもらう土地を、ちゃんとリスペクトして走らなければ。

としっかり調べることにしました。


まず、通過する地名を整理から

最終日のルートはこうなります。

平塚市 → 茅ヶ崎市 → 寒川町 → 綾瀬市 → 大和市 → 横浜市(瀬谷区・旭区・緑区・都筑区)→ 川崎市(宮前区・高津区)→ 東京都

並べてみると、10エリアを抜けて東京に入るルートで、世田谷区・渋谷区を入れると全12エリアでした。


寒川町(さむかわまち)。「市」ではなく「町」。

最初に引っかかったのが「寒川町」という地名でした。

「寒川町」なのに存在感がある大きさだったこと。
町なら何かに属しているのではないかと、平塚市?綾瀬市?と想像していましたが、調べてみると、神奈川県高座郡寒川町

郡だった。。と驚きました。
山側ならともかく、平塚市と綾瀬市の間に郡があることに少し驚きました。

しかも、東日本で最も人口の多い「町」とのこと。
人口はおよそ5万人。

5万人以上は市に変わる人数なのですが、変わっていないということは他の条件が満たせないサイズの町なのかもしれません。

寒川で一番有名なのは、寒川神社になります。
1600年の歴史があり、八方塞がりを解決するためなのか、「人生が変わる神社」として多くの方が礼拝されるそうで、しかも、5月5日はお祭りの日(國府祭)。一宮・二宮・三宮・四宮・平塚八幡宮の5社が揃った神事の日のようです。

サイトから、写真をお借りしました。

國府祭。

この寒川町を走るルートは、寒川神社のすぐお隣の川沿いを走ります。
改めて確認したら、目と鼻の先。せっかくなので立ち寄って旅の祈願をしてから、東京に向かうことにします。
寒川神社の横を走っていく場所は、トレイルというか農地のような場所。
のどかな感覚から、どんどん都会に変化していく街並みを感じられるのが最終日の魅力なのかもしれません。

ここに出てきます。w
振り返ると富士山が見えるはずです。のどかな寒川町を走り抜けて、お隣の綾瀬市へ。

綾瀬市と大和市。自衛隊の街。

寒川のお隣が綾瀬市(人口約8.3万人)。

海上自衛隊の厚木基地と綾瀬スポーツ公園の間を抜けていきます。
地図を見ると、綾瀬市の右上をほぼ基地が使っており、いかに大きいかがわかります。
その南部に、公園がある市です。

右上がほぼ海上自衛隊厚木基地
綾瀬市は意外に県境まですぐでした。
「厚木基地」という名前ですが、綾瀬市と大和市にあり、実は厚木ではありませんでした。
戦中に名前がついたようで、戦艦大和と区別するため「ヤマトを使いたくなかった」ということや、敵を欺くための名前だったなど諸説あるようです。
こちらがエイドポイントのローソン綾瀬吉岡東三丁目店

今回は立ち寄りませんが、この綾瀬には、ジムニープロショップ「アピオ」さんという創業者がジムニー歴史館なるものを建てられており、ジムニーに興味がある方であれば、ぜひ立ち寄りたい場所もあります。

そして大和市(人口約24万人)。
縦長の市域で、今回は桜ヶ丘駅近くを中原街道で通過。
都心へのアクセスの良さが売りのエリアです。
20分から60分で都心部にアクセスできます。(今回のルートであれば、小田急江ノ島線桜ヶ丘駅から)
田園都市線は、中央林間駅から渋谷駅を最短37分でつなぎます。
中央林間・南林間・鶴間・大和・桜ヶ丘の4駅で乗り換えれば渋谷。近いですね。w
飛脚で疲れた方は、ショートカットして渋谷にワープもオススメです。

大和市の境は、境川を渡る新道大橋が横浜市との境になっていました。
今回の通過区間は、わずか3km程度。
しっかり大和市を感じながら通過していきたいと思います。

綾瀬市・大和市この辺りは歩道が狭い区間も多く、凹凸があって走りにくい箇所が続きます。
U型側溝の蓋のアップダウンを通過するため、足元だけは要注意!


横浜市は18区ある。

横浜市には、18の区があります。

今回通過するのは瀬谷区・旭区・緑区・都筑区の4区。

ざっくり神奈川県を通過と考えていた私は、本当に知らないことばかりでした。
以前の東海道ルートで通過した戸塚区・保土ヶ谷区・神奈川区・鶴見区とは、まったく違うエリアです。同じ「横浜市」でも、こんなに表情が変わるのかと思えるほどランニングには向いていないのです。笑

瀬谷区

横浜市瀬谷区も縦長でした。中心のセブンイレブンで休憩(5月5日08:32〜08:47休憩予定)

瀬谷区はアップダウンもありますが、比較的走りやすい感じでした。日差し対策もあり、下り車線の方が良さそうです。まっすぐ一直線。暑すぎないことを祈ります。
相鉄線は、地下歩道で通過。
西部病院入口から、旭区へになります。

旭区
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院を過ぎて、矢指市民の森から保土ヶ谷バイパスと国道16号が中心にとっています。

東海道よりも、車のために引かれた道の印象を受けました。
人間が走って移動する飛脚には、長くダラダラ続く下り坂と上り坂が長く感じます。

台地の上を車やバイクで走るのであれば見晴らしは良いのですが、このアップダウンが飛脚泣かせになりそうです。

・保土ヶ谷バイパス
・国道16号
・横浜動物園ズーラシア
を越せばまもなく緑区です。

https://www.google.com/maps/embed?pb=!4v1776696233072!6m8!1m7!1sTxwifJOpmJld8LnZXV0lhQ!2m2!1d35.49261235835293!2d139.5305018046449!3f63.40955936466601!4f6.910207154507759!5f1.0803035992987953

四季の森公園の中を通過して緑区へ。

緑区は中山駅周辺エリア。
四季の森公園を通過して、中山駅で休憩(5月5日9:50〜10:35)
※この時間なのでもう少し頑張れる気持ちになるかと思います。
横長の緑区を縦に縦断する形になります。
緑区を走る距離は、3.3km。

公園から駅で休憩なので、バランスが良い区かもしれません。

恩田川、鶴見川を越えると都筑区へ。

そして今回、最も縦断する区が。

都筑区(つづき区)。

ここで白状します。

ずっと「つくし区」だと思っていました。笑

「都筑」で「つづき」。看板を見て初めて気づきました。

子育て世代に人気のエリアで、宅地開発が進んだ比較的新しい街。今回初めて知りました。

地形的には、坂が多い。
川和町から区役所通りを南下するルートは道幅が広くて走りやすいのですが、アップダウンは相当あります。

都筑区を出る直前に激坂があります。越えた瞬間、大きな変電所が現れました。
休憩場所は、都筑区の北セブンイレブン横浜すみれが丘店(11:41〜11:56)
中山駅前から7.5kmの地点ですが、炎天下だとかなりきつい旅になりそうです。

ここから川崎市です。


川崎市を、完全に忘れていました。

横浜市の次は、なぜか東京都だと思っていました。

違いました。川崎市がありました。

川崎市の皆様、本当に申し訳ございません。7つの区を持つ政令指定都市を、頭の中から消し去っていました。

東海道ベースの地図だと、川崎は「東京の手前」のイメージが強くて。なぜか246は横浜から東京に入るような気持ちになり、完全に抜け落ちていました。

今回通過させていただくのは宮前区と高津区の2区。

宮前区の「宮」の由来が気になってしまいます。
調べてみると、現在の馬絹神社がルーツで、前身は女躰権現神社(伊邪那美命を祀る神社)とのこと。

またの機会にぜひ立ち寄りたい場所が、ひとつ増えました。

高津区は246沿い、虎ノ門病院分院のあたりから入っていく区間。溝の口を抜けて、ようやく東京都へ入ります。


調べたら、距離が短く感じてきた。

調べる前は「神奈川が長い」という感覚がありました。

でも地名の由来を調べ、地形を確認し、それぞれのエリアに少しずつ興味関心が生まれてくると

同じ距離が、短く感じられるようになりますね。

「次は綾瀬市から大和市か」
「瀬谷区から旭区を抜ければ中山だ」
「次は都筑区の激坂か」
「宮前区を越えれば溝の口は近い」

こうやって地図が脳内に描けるようになると、ルートが「未知の空白」でなくなってきます。

振り返ると今までのレースも、自分のやりたかったことも、少し調べることで自分の中で消化しながら達成してきたような気がする。

エベレストに登頂した生田洋介さんは、「登山家でない自分が登る理由は、自分の経験が他の人の役に立つように翻訳すること」と考えているそうです。

目標を立てチャレンジすることで、確かに未来が変わってきていると感じる。

今回のこの飛脚も、元々は妻との会話から。
「東海道いつかリバースやってみたいよね〜」
「一気に戻ると何日かかる?」
「1週間ぐらいじゃない」
そんな他愛もない会話から、この企画が実現してしまった。。。

一日60kmが、多くの方にはとてつもない距離に感じるかもしれない。
でも、一歩を前に進めれば、その延長に60kmがある。
わからなければ、細かく刻んでしまえばいい。

今回の平塚→渋谷は、トータル12ステージ。
僕の中では、12のセグメントに分けて終わらせてしまう覚悟ができた。

些細なことだが、
知ることが、距離の重さを変える。


ダメだと思ったら、電車でOKです。

歩道の凹凸も多く、アップダウンが何度も繰り返します。

エスケープできる駅をまとめておきます。

  • 小田急江ノ島線 桜ヶ丘
  • 相鉄本線 三ツ境・瀬谷
  • 横浜線 中山駅
  • 横浜市営地下鉄グリーンライン 中山・川和町・都築ふれあいの丘・センター南・センター北
  • 東急田園都市線 宮前平・宮崎台・梶ヶ谷・溝の口・高津・二子新地

再合流ポイントは溝の口(残12km)、桜新町(残8km)、三軒茶屋(残4.2km)あたりでしょうか?
そこからまた走り出せば大丈夫です。

246には裏道があり、決して走りやすい道ではありません。
でも、ゆっくり渋谷を目指して走れるのはこの機会しかないかと、あえてこの道を選択しています。

「いつかあの時よりも走れたな」
「年齢を重ねても走れる大人でいれるな」
「人間は走る動物だったな」

そんな大人が一人でも増えれば、未来は健康で幸せな社会に近づけることができると考えています。

ウルトラは意地で走るものではありません。
最後まで走り切ることを最優先に。

神奈川県、舐めていました。
でも調べたら、結構好きになりました。バイク向きの街だったので。

5月5日、ちゃんと走り抜けますね。
2011年に「走った方が良い」とアドバイスをいただき、イヤイヤ挑戦したフルマラソンから、15年が経過。
人生で一番走れる身体になっていました。

姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家®️
仲野孝明

p.s 興味がある方ぜひ、ご一緒しましょう!
1区間だけでも大丈夫。いつかやってみたいは、今ですよ。

関連公式URL :https://takaakinakano.com/100th7dayshikyaku380/
当日応援通過スケジュール:https://takaakinakano.com/7days-hikyaku-380-schedule/


よくある質問

Q. 7Days飛脚380の最終ステージはどのルートを走りますか?

平塚市を出発し、茅ヶ崎市・寒川町・綾瀬市・大和市を通過。その後、横浜市(瀬谷区・旭区・緑区・都筑区)、川崎市(宮前区・高津区)を経て、東京都世田谷区・渋谷区へ入り、青山を目指します。
全12エリアを通過するルートです。

Q. 平塚から東京(渋谷)のルートで走りにくい区間はどこですか?

特に綾瀬市・大和市内は歩道が狭くU型側溝の凹凸が多いため足元注意が必要です。
横浜市旭区・都筑区はアップダウンが激しく、都筑区を出る直前には激坂があります。
中山駅までの区間全体を通じて、路面の状態が悪い箇所が続きます。

Q. 7Days飛脚380最終日のエスケープ(途中リタイア)できる駅はどこですか?

小田急江ノ島線・桜ヶ丘駅、相鉄本線・三ツ境駅または瀬谷駅、横浜線・中山駅、横浜市営地下鉄グリーンライン沿線(中山・川和町・センター南・センター北など)、東急田園都市線(宮前平・宮崎台・梶ヶ谷・溝の口・高津・二子新地)からエスケープできます。
再合流ポイントは溝の口(残12km)、桜新町(残8km)、三軒茶屋(残4.2km)がおすすめです。

Q. 寒川町はなぜ「市」ではなく「町」のままなのですか?

寒川町(神奈川県高座郡)は人口約5万人で、東日本で最も人口の多い「町」です。
人口5万人は市への移行条件を満たす規模ですが、市への昇格には人口以外にも複数の行政条件が必要なため、現在も「町」のままとなっています。

Q. 厚木基地はなぜ厚木市にないのですか?

海上自衛隊・厚木基地は実際には綾瀬市と大和市にまたがって所在しています。
戦時中に命名された経緯があり、「戦艦大和との混同を避けたかった」説や「敵を欺くための名称」説など諸説あるとされています。


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