2025-07-08

【富士山一筆書きで動かなかった脚】2025年の失敗から学ぶ、2024年の積み重ねと負荷の真実

こんにちは。姿勢治療家®の仲野孝明です。

2025年6月末、私は4回目となるサロマ湖ウルトラマラソン(100km)を完走しました。
そしてその翌週、大きな挑戦を計画していました。それが――

**「富士山一筆書き」**です。

4つの登山ルートを繋ぎ、ぐるりと山頂中心に回るこの一筆書きは、毎年強化練習として、この数年行ってます。
身体的にも精神的にもハードですが、なんとか完走してきました。

ところが、今回は今までの吉田からの往復計画を変えて、御殿場口からスタートに変更。
一気に御殿場ルートを登り楽々一筆書きの予定でしたが、
しかし実際は、サロマの疲労が抜けず、予定していたルートの完遂にはほど遠く、御殿場口からの往復だけで終える結果となりました。
詳しいブログはこちら

この出来事がきっかけとなり、「なぜ今回は動けなかったのか?」を自問し、2024年の練習負荷や行動の積み重ねをあらためて振り返ることにしました。

2024年2月末〜2024年9月末の運動負荷強度のグラフ 縦軸がTLになってます。(カロスのトレーニング負荷指数)

この運動負荷強度がイメージと違っていたのかと、数値を拾い直しました。


■ 2024年、脚は動いていた。富士山でも

2024年も、私はサロマ湖ウルトラマラソン(100km)に出場し、その翌週には**「ゼロ富士ゼロ」**を実行。

  • 駿河湾の海に触って、富士宮口を目指して北上、そして山頂へ
  • さらにJR富士駅まで走って下るというゼロ富士ゼロチャレンジ

この時は、24時間かかりましたが、脚はまだ動いていました。
富士山一筆書きよりも、ゼロ富士の方が簡単だったのかも。。。そんな記憶を確認したく数値を見直しました。

サロマ湖ウルトラ2024 2537TL
当時のブログ振り返りはこちら

翌週のゼロ富士ゼロ(通称:ゼロ富士ダブル)の強度は、1131TL
当時のブログはこちら


■ 富士登山競走と一筆書き挑戦(2024年)

2024年7月の一筆書きを行ったのは、最後の週末でした。
サロマ湖ウルトラマラソンからは、1ヶ月後。足の回復が想像しているよりも戻っていたのかもしれません。
記録を辿ると、一筆書きの5日前に、富士登山競走に参加して5号目まで登っています。
そして、そのまま登頂、富士山駅まで下りラン。

今考えるとかなり負荷がかかっていますが、その5日後に一筆書きを行ってます。

日付内容
7月23日富士登山競走(五合目コース)完走。(836TL)

その後、頂上まで自力で登頂し、富士山駅まで下山練習。(770TL)
レースは五合目までだったが、自主的に登頂・下山を実行。
7月28日富士山一筆書き(4ルート)挑戦完遂
吉田口スタート → 富士宮口 → 御殿場口 → 吉田口と、4ルートを繋ぎながら山頂を通過。最後は吉田口から下山。(1569TL)

この週だけで、3175TLという、このシーズン最高値の練習負荷になっていました。
⑧の週の位置になります。

2024年2月末〜2024年9月末の運動負荷強度のグラフ 縦軸がTLになってます。(カロスのトレーニング負荷指数)


富士山の往復は、富士登山競走のレース(富士吉田口→5号目:836TL)+5号目〜山頂〜富士山駅(770TL)
合計は、富士吉田市役所→山頂→富士山駅 1606TL


翌週に、広河原→北岳・間ノ岳・農鳥→奈良田の縦走をしていますが。こちらが1120TLです。

■ 2024年練習のTL負荷と全体の流れ

少しTL(カロス独自のトレーニング負荷指数を並べて見直してみます)
2024年の春〜夏、私は以下のような流れでトレーニングと実践を積み重ねてました。

イベントTL(トレ負荷)日付内容
東京マラソン1088TL3月3日冬のメインレース。フルマラソンで基礎力チェック
ハセツネ30K1440TL3月31日登山耐性とスピード確認の実戦レース
50km走(2回)890TL ・600TL5月26日・6月9日長距離持久力育成。ロード走力の土台づくり
サロマ湖ウルトラ100km2537TL6月30日ウルトラ目標レース。
ゼロ富士ゼロ1131TL7月7日駿河湾→富士山山頂→JR富士駅へ往復
北アルプス縦走 1785TL7月13日-15日室堂〜新穂高。高地での長時間行動訓練
富士登山競走一筆書き836+770+1569=3175TL7月23日・28日登坂スピード+4ルート富士山縦走の達成
北岳・間ノ岳・農鳥1120TL8月4日1日縦走練
トルデジアン5759TL9月8日〜14日330km・累積標高24,000mを超える山岳レース完走

この流れを見ると、棒グラフと合わせて確認すると、結果的には、高負荷をかけてから回復し、再度高負荷をかけるという運動を行なっていることが分かります。*「準備 →実戦 →回復 →強化」*のサイクルが綺麗に機能していたことが分かりました。



■ 2025年は、何が足りなかったのか?

2025年も、サロマ湖には出場し、無事に完走しました。
しかし、その後の富士山一筆書きでは、まったく脚が動かないという状態に。

その原因は明らかです。

  • 50km走などの距離練習が少なかったため、サロマ湖レースの負荷が高くなっていた
    2024年2537TL  → 2025年 2602TL
  • 高地・登山のトレーニングが不足
    2024年は、ゼロ富士ゼロで練習、登山競走で山頂と2回登りしかも、
    北アルプス縦走で土台ができていた。
  • サロマの疲労を抜く「回復週」を取らなかった

つまり、「挑戦のための準備」が圧倒的に足りてなかったです。

計画不足ですね。笑


■ 「ゼロ富士ゼロ」と「一筆書き」はまったくの別物だった

私は2025年、サロマ後に「去年はゼロ富士ゼロができたから、一筆書きもいけるだろう」と思っていました。

しかし、実際に挑んでみると、

  • 一筆書きは山頂を何度も通過する累積負荷
  • すべてがアップダウン
  • 高低差だけでなく気温・標高も問われる

つまり、「ゼロ富士ゼロ」は登山+ロングジョグであり、
「富士山一筆書き」は長時間・連続登頂のマルチステージレースに近いものでした。



■ 学び:やっぱり準備は裏切らない

2024年の私は、登山、ウルトラ、スピード、回復…
あらゆる負荷を、段階的に積み上げていました。

それに対し、2025年の私は、「いけるだろう」で挑んでしまった。

走れなかったのは、準備しなかったから。
たったこれだけですね。 😆

このシンプルな事実を、身をもって体験しました。



■ まとめ:失敗からの学びを、未来の力に変えていく

富士山一筆書きは、2025年は未完で終わりました。
でも、その悔しさがあったからこそ、2024年の自分の積み重ねの価値をあらためて認識できました。

トレーニングは、姿勢と時間の積み重ねの結果。
そして「回復」「調整」「挑戦」のリズムを大切にすれば、身体は必ず応えてくれます。

年齢を重ねても、走れる身体は取り戻せる。
そしてそれは、特別な人だけのものではなく、誰にでも再現できる身体の可能性です。

TL(トレーニング負荷)データを通じて、自分の体力の推移や挑戦の重みを数字として振り返ることができたのも、大きな収穫でした。

「よくもここまで走ってきたな」と、自分でも驚いています。
ここまで支えてくださったすべての皆様、関わってくださった方々、そして応援してくださった皆様に、心から感謝いたします。


これまで培ってきたノウハウと実践の記録を活かし、
これからは**“走れる大人”を増やすための実践プログラム**を本格的に形にしていきます。

姿勢から整え、無理なく自然に、誰もが自分の脚で未来を切り拓けるように。

そんな社会を目指して、走り続けます。

これからも姿勢治療家®の活動を、どうぞ応援よろしくお願いいたします。



人類は走れる動物である。
誰もが健康を実践できる社会に向けて──。

▼関連記事・参考カロスTLデーターのまとめ
富士登山_御殿場往復2025  818 TL
サロマ湖ウルトラ2025  2602 TL
大阪マラソン2025 1261 TL
ハセツネ2024 2080 TL
UTMB 2022 3545 TL
トルデジアン2024_150時間  5759 TL

【姿勢治療家®主催_催定期飛脚イベント】
水曜飛脚 東京ナイトラン 62 TL
日曜飛脚 山手線一周 306 TL (次回11月2日
日曜飛脚 銀座線 110 TL
日曜飛脚東海道53次 8日間合計 8149 TL



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