2024-10-24

TOR330トルデジアン2024備忘録-9_ヴァルトゥルナンシュ→オロモントへ_あわや関門アウトにステージ6


このブログでは、姿勢治療家・仲野孝明が2024年9月に参加しました、330kmの山岳耐久レース「トルデジアン」のレース状況を振り返りながら記載しています。

準備段階で、Outdoreactive.comでコースタイムなどを調べ、Googleマップや、過去の参加者のブログなどから予想していた内容と、レースを実際に終えての振り返りを記載しました。

トルデジアンに特別興味が無い方にとっては、あまり参考ならない内容かもしれません。

トルデジアンは、イタリア🇮🇹12州で1番小さいアオスタ州ぐるっと一周回る大会。
マッターホルン・モンブラン・モンテローザがある山岳部で行われ、330km、29,000m以上を登ったり降ったりする大会になっています。
休憩時間も睡眠時間も食事の時間も、すべてレースタイムに含まれ制限時間150時間以内に戻ります
気温の変化は、-15℃から30℃程度の変化
真夏から、吹雪までの山の厳しさを体験することができます。
標高300m〜3,300m の差があります。過酷な状況も、正しい姿勢、人間本来の身体の使い方であれば、完走できるはず!!
姿勢治療家(R)は、身体の使い方からパフォーマンス改善する仕事です。
使い方が正しければ、完走できる。
【食べる・寝る・自分の足で移動する】この人類の原点を体験し臨床や人間のあるべき姿の探究してきます!
人間本来の使い方は、どうあるべきなのか?

Q:このステージどんな感じでスタートしましたか?
A:
6日目は、Valtournenche バルトリナンシュからOllomont オロモントへ。

偶数ステージなので、きついはず。
と思考が働きそうなところですが、ここまできて分かるのは、ボーナスステージと言いながらも厳しく、手抜きできるコースは全くないという事😆
バルトリナンシュを出発する時に、多くの方が話していた事。
『-10℃を覚悟してください』
『めちゃくちゃ寒いから、クランポン持参して』
ついに!!
クランポン‼️
と少しワクワクしながらの出発しました。
(仲野孝明フェイスブックより)

ステージ6
Valtournenche ヴァルトルナンシュ→Ollomontオロモント

237.62km地点 →285.66km地点

Ollomontまでの距離合計 48.04km
Ollomontまでの獲得標高 D+4625m D-4746m
Ollomontの制限時間  IN   19:00  OUT  21:00

Valtournenche OUT/D5 21:00 or 23:00D5 22:53
RIF.BERMASSED6 00:52
VARETOND6 02:54
RIF.MAGIAD6 06:58
Rifugio CuneyD6 09:00
BIV.R.CLERMONTD6 11:02
Oyace/D6 13:30 or 15:30D6 14:11
Bruson ArpD6 15:52
Col BrisonD6 16:36
Berio DamonD6 17:35
Ollomont IN/D6 17:00 or 19:00D6 18:18
D+4625 D-4746 区間タイム19:25
エイド滞在時間2:29

<地図>

<高低差マップ>
※大きな山を2つ超えるコース
<このステージで考えていたこと>

・偶数ステージなので、きついと思考が働きそうなところですが、ここまできて分かるのは、ボーナスステージと言いながらも厳しく、手抜きできるコースは全くありません。

・いよいよ極寒仕様が必要に『-10℃を覚悟してください』どうなるのか?

・クランポンを持参する状況はどんな状態なのか?

さらなる極寒ステージスタート!

Valtournenche→RIF.BERMASSE

エイドでは、睡眠時間を3時間しっかりとりました。

完走狙いなので、しっかり体力を回復させようと思いっきり寝てきました。
ストレッチしたり、気になる場所のテーピングも丁寧に。
服装(ウインターウエアーへ)
スキー場のような寒さに対応できる服装に😊
クロスカントリースキーや、アイスマラソンの経験が生きてきました。
エイドの最終出発時間は、23:00。
関門ギリギリの7分前に出発!
もちろん今回も樋口夫妻とスイーパーとも一緒です。😆
昨夜よりエイドアウトが早いので、寒い時間が長いのがこのステージの厳しかった所。

ライフエイド内も少し閑散としていましたが。思い切って3時間寝ました。
就寝前に、食事もこんな感じの夕食をお皿で3杯食べました。

制限時間に近づき出発の準備をして、みんなと写真をとりました。
スイパーの方も一緒に!

さ〜そろそろ出発です!
最後尾から出発の記念写真をとりました。笑
オレンジの方々がスイーパーです!

<日本で予想して準備していた地図など>
Googleマップでチェックしていた会場

マッターホルンの裏側の玄関口と言われる町です。

エイドから1kmなのですぐです。

chignana ハイキングルート入口。

promoron山に向かっての登山道みたいです。

ハイキング地図で調べてみました。

やっぱり等高線がある地図がイメージつきやすいです。
promoron は発電所みたい。
ずっと登り基調です。

距離4.7km
コースタイム2時間40分
2時間ぐらいで通過したいと予想

Rifugio Jean Barmasse POI Rまで、
標高2172m  242.5km
エイドからの距離3.01km D+836m  D-168m

<実際には>
22:53→00:52到着
1時間59分で到着でした。
時計のスタートを押しそびれて、途中で計測をスタートしたため中途半端なスタートに。笑

会場スタートは、いつもの樋口夫妻とスタート。
すぐ後ろにスイパーがみえます。

少し登って振り返ると、ヴァルトルナッシュの夜景も綺麗でした。

事前予想していたダムです。
この辺りから風も出てきました。600mあがっていくのでどんどん冷えてきます。
前後にほとんど人はいませんでした。

RIF.BERMASSEに到着!
00:52
路面はほぼ凍ってました。

山小屋のおじさんが写真を撮ってくれました。

気温は4度。
服装は
・バフ2枚
・エクスビオニックトレイル
・アームカバー
・山と道 アルファーベスト
・パタゴニアタイツ

<リブレ壊れる>

このあたりでまで、トルデジアンが始まってから計測してたい
左腕の血糖値の計速が壊れてました。
寒さと、衝撃なのでしょうか?

何度計測してもNG。
短期間にこの運動量に耐えられるようにはできていないのだと思います。
後で確認したところ、針のような黒の部分が折れてました。^ ^:

−4度は、ほぼ体感、スキー場を思い出させる寒さでした。
待っていても暖かくならないので、コーヒーをもらってスタート。

Rifugio Jean Barmasse POI R 標高2172m


RIF.BERMASSE→
VARETON

<予想>Lago di Ciganana (チニャナ湖)がみえる?
ダムみたいです。私の時間は夜過ぎて見えませんでしたが。

湖といいうより、ダムのそばなんですね。
使われなくなった小屋が点在しているのも印象的です。

下り基調の広めの道なので、ゆっくり走れそう。
2km程度
グーグルマップに道はのっているので、ダートの車道ですね。砂利道から、右に切り返し登り出します。
距離3.8km
コースタイム1時間30分

Fenetre D’ersaz (フェネトレ・デルサ)標高2289m 246.48km地点
POI W

 

オフィシャルサイトに開設がありました。
https://www.torxtrail.com/en/tags/fenetre-d%E2%80%99ersaz
生命の拠点を離れると、地方道路を渡り、マルモレ川にかかる橋に向かう道に入ります。ヴァルマルタン (1510 m) への道を進むと、水力発電所に続く道が始まります。ファレニョンの牧草地 (1914 m) に到着し、谷の半分まで進み、チニャーナの人工バリアーに到着します。ダムとバルマス避難所 (2175 m) まで登ります。休憩とコントロール ポイントです。未舗装道路を進み、コルティナズ ダモン山の牧草地 (2097 m) につながる道を進みます。

トラバースして次のチェックポイントかな?

距離1.3km
コースタイム30分
Rif Barmasse →Vareton
合計5.1km
コースタイム2時間、1時間40分ぐらいで到着したい

Bivacco Vareton  標高2271m  247.51km地点
POI R

ブログから写真をお借りしました。
https://ayumuut.hatenablog.com/entry/2019/12/29/223708

<実際には>

1:05出発して、2時54分着
1時間49分(2回寝落ちあり)
計画通りの移動ペースでした。
動いていればちょうど良いが、止まると少し寒くなるような気温でした。

この時間は、まさにスキー場の寒さのよな感覚でした。

たまたま、1年半前に-15℃の気温でランニングの練習を行ったことがありました。

2023年アイスマラソン(当時のブログリンク)の練習で北海道陸別町。
(日本一寒い町)でアイスランニング合宿をした時の記憶を思い出してました。

アイゼン履いて、ウエアを着て。。。銀河の森コテージから往復する練習。。。

着用していた装備は、ほぼ同じでした。
しかも、今回は、当時よりも性能が良い
アークテリクスアルファーシリーズのGORE-TEXPROシェルを使用していたため、さらに安心感がありました。
※ゴアの性能は

この区間では、エマージェンシーシートを使う方もみました。

なんとか、眠さを耐えながら、エイドに到着しました。
Fenetre D’ersaz (フェネトレ・デルサ)2289m

エイドの写真を撮る余裕がありませんでした。
眠気と寒さだったのかな??
Vareton室内の暖房器具

このエイド、小さな室内なのですが、リタイヤをする方が3名みえました。
低体温症になって震えている方、エマージエンシーシートを2枚被っているのですが震えが止まらなかったようで。。
室内は薪ストーブでかなりあったかいのですが、やはり冷え切ると大変だと感じながら。。

エイド滞在時間30分ほど。
トイレ
スープを2杯いただきました。

極寒の深夜のエイドBivacco Varrtonでは、何度も完走されているイタリア人のおじさんが、アドバイスをくれました。
『今夜の頑張りが、完走できるか分ける粘りどきだから!頑張って👍
エイドでも、レスキュー待ちの方が数名いる中、心強いアドバイスでした!
まだまだ気温下がるから、着れるもの来た方がが良いとの事。
ここでオクタ素材のバタクラバ付きの長袖投入しました。
ノースフェイス エクスペディショングリッドフリースフーディ
(リュック中には、ダウン上、エマジェンシーシートも二枚ありますので、安心感がありました)

ダウンは万が一のために、この区間は持参しました。

Bivacco Vareton→Rifugio Lo Magià

<予想>
登り基調


距離4.9km

コースタイム2時間25分

Fenetre Du Tsan  2738m 252.31km 区間距離4.8km 区間D+617m 区間-150m
POI W

ここから下りへ。
川沿いをくだる。4km 800ダウン。

冬はこんな感じみたいです。

距離3.9km
コースタイム1時間25分

Vareton→Rifugio Lo Magià
距離は、8.8km
コースタイム3時間50分(2時間25分+1時間25分)
3時間で到着できれば十分か。

Rifugio Lo Magià(リフジオ マギア)
標高1995m  255.96km地点  POI R

山小屋公式サイト
https://www.rifugiomagia.it/
アオスタ州の観光サイト
https://www.lovevda.it/es/base-de-datos/22/donde-dormir/nus/rifugio-magia/9003267

 

<実際>
3時間30分で到着。
ほぼコースタイムになりました。


<Varetonのエイドで確認していたこと>
コースタイムに対して、自分が今どの程度で移動できているか?
このステージは私の予定してた2つのプランよりも遅いタイムになってました。

その場で逆算しながらレースをすすめてました。
少しでも、遅めの展開に近い時間に近づくように、ゆっくりできない状況は理解していました。

<事前に準備していたコースタイム>

プランA=制限時間ギリギリで移動していく場合。
コースタイムよりも遅いペースを想定、最終的は関門ギリギリでゴール149時間30分を予想。

プランB=コースタイムの8割程度で移動できる体力があるパターン
130時間程度でゴール。

この2つのパターンで、はまらないのが実際でした。
コースタイムの8割で動ける体力はあるが、エイドで寝たりしているとコースAよりも遅くなってしまう。スイーパーさんと一緒になってしまう。笑

この区間だと、
コースタイム3時間50分
プランAでは、4時間30分、プランBでは、2時間50分設定でした。

実際は、3時間30分で到着。
なので、この誤差を毎回、事前に準備した用紙で、見直す作業を行ってました。
ただ、コピー用紙の字が少し小さく、想定より数日の自然環境にいると老眼が進みました。笑
そのため、写真で撮影して拡大するという作業を行ってます。笑

出発前に再度、外の地図で、地図を確認して出発します。

ご丁寧に次まで、8.5km。
のようです。(ちなみに、コースタイムを事前に調べた距離では8.8kmでした)😆

この区間で、ハイドレーションのボトルの管の部分が凍ることがわかりました。
なのでシャーベットのようなドリンクを飲んでます。^ ^:

うまく写真が撮れませんが、土の上にうっすら雪があり凍っている状況です。
暗く眠いので写真はありません。

Fenetre Du Tsan  2738m到着!
コースタイム1時間半でマリアへ。

この区間では、一部アイゼンを着用しました。
フラフラしながらも、前にいる選手に食らいついていきます。

エイドで服装を着用し過ぎたのようで、途中鼻血をだしました。
オクタのベストが余分だったようです。

こちらがエイドマリア!
綺麗そうです。
プランAでも、AM3時に到着予定でしたが、実際にはAM7時到着でした。
4時間遅れ。。。急がねば。。そんな気持ちでエイドに入ります。。

※実際に完走者のタイムを確認すると、到着時間が私が1番遅い時間でした。今後完走される方の一つのヒントになるかもしれません。
この先のOyace(オヤス)の関門が15:30だと思ってこの時は移動してしたが、実際には14:00(2024年)だったようです。

カットオフの時間を対して気にしてなかったのですが、レース前に見直してください。
配布には、15時30分となってますが、公式のタイムテーブルはいつの間にか14:00になってました。

Rifugio Lo Magià(1995m)
6:58到着!!

ベットが5台ほどあり、全部埋まってました。
眠たかったですが、食事(クッキー・ハム・コーヒー)を食べ、ドリンクボトルをつくりスタート。
山小屋公式サイト
https://www.rifugiomagia.it/
アオスタ州の観光サイト
https://www.lovevda.it/es/base-de-datos/22/donde-dormir/nus/rifugio-magia/9003267
7:28スタート!

Rifugio Lo Magià→ Rifujio Oratorio Di Cuney

<予想>

650mほど登りへ。

距離3.3km
コースタイム2時間5分

Rifugio Oratorio Di Cuney    2655m

 

<実際には>
1時間32分で到着。粉雪が舞う寒さでした。
休憩を入れても、コースタイム内では移動できていました。
途中の登りで、レスキューの間で下山されている選手をみつけました。
空港から一緒に乗車してきた、NYのハートさんでした。
氷が見えなく転倒して、顔面を打ったとのこと。
「気をつけてね!」とお声がけいただきました。

ここまで来て、リタイヤとは。。。
と思いましたが、路面が凍結して、雪が積もっている箇所も多いので、必要以上んい気をつけないといけないと。
再び、帯をしめて登り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

牛がのむ、水場もしっかり凍ってました。

 

溶けている箇所で滑らないように気をつけて。。


9:00に到着。
1時間30分で登れているので、体力も速度も問題ありませんでした。

Rifugio Oratorio Di Cuney    2655m
では、雑談している関係者と、疲れ切っている先週が数名だったので、クッキーとコーヒーと炭酸水を2杯のんで、すぐ出発しました。

Rifugio Oratorio Di Cuney   →Bivacco Rosaire

<予想>
なんかショートカットみつけてしまっった。。笑
いろいろな行き方がみえるのか??

2653mのコルまでゆったり移動??

距離2.4km
コースタイム1時間。

Col de Chaleby  2684m 261.79km 区間距離2.37km 区間D+179m 区間-150m
POI W


明る時間だと見事な景色のようです!


この景色は見てみたい。。。
100mダウンだけで、はしれそうだが、標高が高いw

距離2.2km
コースタイム1時間5分

Rifugio Oratorio Di Cuney→Bivacco Rosaire Clermont
距離4.8km
コースタイム合計2時間5分。

Bivacco Rosaire Clermont  2704m  264km  区間距離2.22km 区間D+211m  区間D-190m
POI R
小さな小屋

<実際には>
11:02到着
コースタイム×0.8では来れているようです。

この間は、風がつよく冷たい区間でした。
コルを通過するごとに、サーフェイスが変わります。

ここを登ると、Col  de Chaleby


Col  de Chaleby 10:05

コルの反対側は雪が残ってました。

ちょっと不安でアイゼン装着
景色はとっても綺麗ですが、滑ります!w

この景色を走れるのは最高の思い出になりました!
ちょっと、時間がタイトだったことも少しずつ忘れてます。笑

この先に、避難小屋のエイドがあります。

11:02到着 Bivacco Rosaire Clermont

写真がありませんが、小さな小屋の前で、チェックだけ受けてすぐに通過しました。

Bivacco Rosaire Clermont→Oyace



<予想>
Col  de Vessonaz を越したら、長い下りに。
今までの参加者のブログでも、とにかく長い下りとありました。

距離551m
コースタイム20分

Col de Vessonaz  2787m 264.39km 区間距離0.39km 区間D+88m 区間-5m
POI W

このあと1400m下りが続く。10kmほど下り。
縮尺をかえると稜線を降りていくのがわかります。 キリスト教殺しの坂。
この長い下りに耐えられるように、事前に小さな山小屋で脚のケアを行っておく。

ここから山をおりてくる?

Tornalla
八角形の塔は、アオスタ最古の城跡のようです。

https://it.wikipedia.org/wiki/Tornalla

距離10.1km
コースタイム 3時間35分
BIV.R.CLERMONT から20分+3時間35分なので、3時間で降りれる嬉しい。

トータル
距離10.6km
コースタイム3時間55分

Oyace(オヤス)  標高1350m  273.8km 地点

制限時間あり 15:30?? 14:00

<実際>
11:02→14:11
3時間9分で10kmを降りましたが・・・


この下りは長いだけでなく、雪も降る気象になりました。

noteに動画を入れますね!
凍結していても、制限時間は変わりません。

地面は凍ってます。笑

写真だとわかりにくいですが。雪が降ってます。

これを下りOyace。

関門は15:30だと思って降りていくと。
エイドの撤収が始まってました。
扉も閉まっており、開けて中に入ると。
腕にはチェックしてくれるものの、もう終わったとのこと。

どうやら、指定の関門時間を過ぎたようなことを言われました。
「15時30分でしょ」
と確認したところ、悪天で
コンデションがよくないから、関門を早くしたのだそう。。

ちょうど、日本人の応援にきてくれていた女性の方(小林さんの応援)が通訳してくれました。

ちょうど、レースディレクターおり、とってもラッキーだったのですが。
「Ollomonteに、19時に行けるなら、関門時間は無くすからスタートして良いとのこと」

レース後確認したら、公式のマップには、15:30

最終にだされていたタイムテーブルには

D8 14:00
と記載されていました。 笑

レース直後のfacebookより

「Ollomont 19:00 に入れるならOkとの事。
オヤスは、関門制限なくすからとのこと」
首の皮一枚でツナがって、
僕にとっては全力の初のレースモードになりました!
・左ボトルに、電解質+パラチノース+粉飴
・右ボトル水500ml
フルーツとパンとハムを口に入れて、

14:21 出発!!



Oyace(オイアチェ)  1350m  273.8km

 

Oyace→ Bruson Arp

<予想>
エイドからすぐに昇ります。

すぐ山へ
ここから1200m登りです!

ひたすら登り!

距離4.1km
コースタイム2:45
2時間で登れると嬉しい。

<実際には>
14:23→15:52
1時間29分で到着!! まさかのコースタイム×0.5で登る


この区間しっかり登ったので、休憩した記憶があるBrusonも写真がなく、心拍が下がっていないので休憩マークにもなっていなかったのが笑いました。

Bruson Arp  2188m

Bruson Arp→Col Brison→Berrio Damon

<予想>

Bruson Arp  2188m →2519mへ登り。

距離1.7km
コースタイム1時間5分

Col Brison   2519m POI A

からは、ゆっくり下り基調へ

距離2.6km
コースタイム1時間5分

Bruson Arp(2188m)→Col Brison(2519m)→Berrio Damon  (1936m)

合計距離 4.3km
コースタイム2時間10分

Berrio Damon  標高1936m   281.88km 地点

<実際には>
1時間43分。

44分で登り切りました。

エイドBerrio Damon到着
17:35

Berrio Damon→Ollomont

<予想>

Berrio Damon   標高1936m  281.88km地点
区間距離2.43km 区間D+69m  区間D-652m
POI R

下りが短い距離で一気に降りる。

距離3.9km
コースタイム1時間20分

<実際には>
18:18到着。
実際には、長い下りで少し膝が気になってましたが、韓国人の方と一緒にこの区間は降りてきました。
道を譲ったり、譲られたりしながら同じようなペースの選手が多かったです。

こんな斜面を降りてます。

なんども降りてきましたが、あそこまで降りるのか。。。と
下の写真の、右上のテントまで降ります。
ここから、1時間40分ほどかかります。笑

降りてきた山の大きさを見直してみました。笑


ここまで来れば、あと少しでエイドですが。。。
正面の山が雪で覆われているのですが、雪雲で覆われてきて最後のエイドを迎えます!。

この区間は
Version Arp 15:52
Col Brison 16:36
下りも走りました!w
Berrio Damon 17:35
Ollmont 18:18
4時間切って、オロモント到着。
しっかりディレクターとの約束も守ることができ、レース続行となりました。
このおかげで、右膝に少し痛みが出たりしましたが。。。後1日!
24時間動けば、レース終了!!
そんな気持ちで、ライフエイドに入りました!

◎まとめ
BaseVita-Ollomont オロモント  標高1384m 285.66km地点
距離 48.04km D+4625m D-4746m
区間タイム 19時間25分
ライフエイド滞在時間 2時間28分(睡眠60分)

Valtournenche OUT/D5 21:00 or 23:00D5 22:53
RIF.BERMASSED6 00:52
VARETOND6 02:54
RIF.MAGIAD6 06:58
Rifugio CuneyD6 09:00
BIV.R.CLERMONTD6 11:02
Oyace/D6 13:30 or 15:30D6 14:11
Bruson ArpD6 15:52
Col BrisonD6 16:36
Berio DamonD6 17:35
Ollomont IN/D6 17:00 or 19:00D6 18:18
D+4625 D-4746 区間タイム19:25
エイド滞在時間2:29

なんとかオロモントまで到着しましたが、やっぱり時間的余裕はなさそうです。
エイドでは、やるべきことを手短に行い就寝に。
こちらのエイドは、再び野戦病院感を感じる混雑感覚になります。

もうここまできたら、絶対ゴールしたい全員がそんな気持ちだったはず。
雪山ステージに突入

つづく…

【TOR330トルデジアン2024挑戦シリーズ】TOR330トルデジアン2024備忘録-1:日本からイタリアへ『自分のレースに徹する』挑戦の旅
http://takaakinakano.com/torx2024_1/TOR330トルデジアン2024備忘録-2:レースの幕開け:クールマイヨールでの準備と出発前のひととき
http://takaakinakano.com/tor2024_2/TOR330トルデジアン2024備忘録-3_雨の中で始まった挑戦の旅_ステージ1
http://takaakinakano.com/tor2024_3/

TOR330トルデジアン2024備忘録-4_前半の山場ステージ2:3つの山を越えてコーニュへ
http://takaakinakano.com/tor2024_4/

TOR330トルデジアン2024備忘録-5:コーニュからドンナスへ、山と自分との対話 ステージ3
http://takaakinakano.com/torx_5-2/

TOR330トルデジアン2024備忘録-6_最大の難関ドンナスからグラッソネイへステージ4-1
http://takaakinakano.com/torx8/

TOR330トルデジアン2024備忘録-7_最大の難関ドンナスからグラッソネイへステージ4-2
http://takaakinakano.com/torx9/

TOR330トルデジアン2024備忘録-8_グレッソネイからヴァルトゥルナンシュへ睡魔と絶景で感動のステージ5
http://takaakinakano.com/torx_6/

TOR330トルデジアン2024備忘録-9_ヴァルトゥルナンシュ→オロモントへ_あわや関門アウトにステージ6
http://takaakinakano.com/torx10/

TOR330トルデジアン2024備忘録-10_オロモント→クールマイヨールへ_感動のゴールまで
http://takaakinakano.com/torx11/

 

<関連 TOR330動画>


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