2024-12-06

2024年最新!姿勢治療家を使いこなして健康を取り戻す方法


姿勢治療家 (R)の使い方

2024年12月。

姿勢治療家が行っていることとは?
【動かしていない身体を、動かす訓練をしている】

先日、山手線一周を走っている時のことです。参加者の方に「走るという動作は何だと思いますか?」と問いかける中で、私はこう伝えました。
「走るとは、普段動かしていない身体を、動かすための訓練です。」

この考え方こそが、姿勢治療家(R)として私が日々取り組んでいることに通じています。普段使わない筋肉や関節を目覚めさせ、体全体を正しく動かす訓練。これが私の治療やトレーニングの根幹です。

人間本来の大黒柱、それは背骨です。

背骨には脊髄神経が通り、全身へ情報を伝える大切な役割があります。
そのため、背骨を壊さず、最も動きやすいポジションを保つことが、人間が自由に動ける身体を維持するポイントです。

背骨の動きを観察すると、日常生活での姿勢や、動きが制限されている箇所がわかります。
例えば、今朝のクライアントは、足首にトラブルを抱えていました。この数ヶ月、階段の登り降りが増えたことで、足に過剰な負担がかかり痛めるキッカケを作っていました。
人間本来の臀筋や体幹の筋肉を使うことができれば、トラブルにならなかったのですが、日常生活で、臀筋などを使う頻度が少ないため、ついつい、膝から下の筋肉を使って対応してしまったために発生したトラブルでした。

現代社会は、大変便利な環境になっています。
人間本来の身体を動かす環境ではない状況で生活しているため、少し弱っている筋肉が、いつも以上に力が加わり続けて痛みを出現させる一例でした。
現代の環境は、長時間の座り仕事やスマホやノートPCなど、二足歩行で歩く人間本来の骨格には、不自然な負担を与える要因ばかりです。

私たちが行うのは、次のようなアプローチです:

  • 動かせない身体を、動ける身体に変えていく
  • 不調を抱える方の身体を見直し、痛みやトラブルの予防に努める
  • 長年の動きにくさを解消し、未来の身体を健康に保つサポートをする
  • 日常生活で取り入れやすい改善策を提案する

背骨の健康は、全身の動きの基盤です。まずは小さな改善から、一緒に身体の可能性を引き出しましょう。

 

「こんなことまで解決できるの?」と驚いていただけることが多いので、
通院して良かった、と喜んでいただいた事例をいくつかシェアします。

現代は情報が溢れる時代。
間違った知識に振り回され、苦しんでいる方も少なくありません。私たちはすべてのご質問に真摯にお答えし、ベストな情報を提供することを大切にしています。

もちろん、魔法ではありませんが、治療中に「まるで魔法みたい」と言われることもあります。
それは、人間の身体が本来持つ自然な回復力を引き出しているからです。

人間の身体は、本来、壊れるようにできていません!
生まれた状態の身体は、誰もがパーフェクトです。壊れるのは、ご自身で身体を正しく使わなかったことにあります。

だからこそ、痛みや違和感を感じたときは、見直すチャンスです。
例えば:

  • 普通にできるはずのことができなくなった
  • スポーツで怪我をしやすくなった
  • トレイルランニングで上りが遅い、下りがとても苦手
  • 特定の動作で痛みや違和感が出る

こうしたサインを見逃さないことが大切です。
身体のトラブルは、その瞬間に対応すれば、未来に起こる大きな問題を防ぐことができます

「今」を大切に、身体を未来へつなげる
現代の便利な生活は、身体を動かさないため、使えない身体になる環境をつくりだしています。ですが、それは変えられます。今できることから取り組み、身体の可能性を最大限引き出すサポートをしています。

来院は「気づけるチャンス」。
一緒に身体を見直し、より良い未来を作っていきましょう。

最近喜ばれたケース:高校生バスケットボール選手のジャンプ力向上

高校生のバスケットボール選手が、長年の姿勢の悪さとアキレス腱の痛みを訴えて来院しました。
親御さんも姿勢の問題には気づいていましたが、実は本人が悩んでいたのはジャンプ力の不足や接触プレーでの弱さでした。

姿勢の改善を進める中で、背骨の正しい位置がフィジカルな動き全般に大きな影響を与えること、姿勢を整えることでジャンプ力や身体の安定性が向上する可能性をお伝えしたところ、大変驚き、喜んでいただきました。

改善の理由:
背骨が正しい位置にあることで、股関節や体幹の動きがスムーズにつながります。この状態を保つことで、切り返しや回転動作の効率が高まり、パフォーマンスが向上します。
運動をする方にとって、日常生活の姿勢を意識して整えることは、同じ時間を過ごしながら結果を変える大きな違いを生みます。

 

最近喜ばれたケース:椎間板ヘルニアに悩む30代女性

30代の女性が、友人の紹介で来院されました。彼女は3ヶ月間、椎間板ヘルニアによるしびれに苦しんでいました。幸い、しびれは徐々に軽減したものの、「抜本的な解決をしたい」と不安を抱えての来院でした。

振り返ると、学生時代から肩こりを当たり前のように感じており、20代後半からは出張やノートPCでの作業が増え、整骨院に通うこともありましたが、日常生活に大きな変化はありませんでした。突然のヘルニア発症により、これまでの生活習慣が大きな課題となったことを実感したそうです。

改善方法と取り組み:

  • 体の動作を丁寧に確認し、動かなくなっている筋肉や骨格を特定。
  • 日常生活に、動かせるようになるための具体的な体の使い方を指導。
  • 生活習慣の改善点を提案しながら、毎週の変化やフィードバックを取り入れ、無理なく進めていく。

彼女は、改善に取り組む中で少しずつ身体の変化を実感し、「動ける身体」に近づいていくことを喜んでおられます。

最近喜ばれたケース:50代女性、大腸出血と長年の背中の痛みに悩む

50代女性が来院されました。彼女は、鍼灸治療を長年受けていましたが、背中の痛みは改善せず、ここ数年でさらに悪化していました。また、睡眠の質も悪く、慢性的な疲労感を抱えていました。以前、来院していた友人が驚くほど体型が変わったのを見て、「やはり姿勢が重要だ」と思い直し、来院されました。

治療法と取り組み
初回の診察では、姿勢治療家の「6ヘルス」(姿勢・睡眠・食事・運動・精神・呼吸)の観点から身体をチェック。その結果、特に睡眠と運動に大幅な改善点が見つかりました。

さらに、健康診断の結果から、高血圧や糖尿病、大腸の出血といった問題も確認され、西洋医学のサポートも必要な状態でした。これらを踏まえ、次のアプローチを実施しました:

  1. 睡眠と運動の「見える化」
    Apple Watchを装着し、日々の運動量や睡眠の質を記録。本人に状況を把握してもらいました。
  2. 運動習慣のスタート
    日常生活の中で無理なく取り組める運動を提案。本人が興味を持った「暗闇バイク系エクササイズ」を選び、少しずつ運動を習慣化。
  3. 生活全般のサポート
    姿勢の調整を軸にしつつ、食事や日常動作にもアプローチ。西洋医学のフォローも並行して受けるよう提案。

結果と効果
数ヶ月が経過し、背中の痛みは軽減。睡眠の質も向上し、日々の生活に活力が生まれてきています。運動を習慣化できたことも大きな進展です。

最近喜ばれたケース:骨折後の腕の不調から腰痛や睡眠不足に悩む70代女性

70代の女性が、友人の紹介で来院されました。骨折による生活で腕だけでなく全身の不調が続き、日常生活での動きが制限されているため、腰痛や睡眠不足にも悩まれていました。

初回の診察では、姿勢治療家の「6ヘルス指標」(姿勢・睡眠・食事・運動・精神・呼吸)でチェックを実施。その結果、姿勢だけでなく、睡眠、運動、食生活に多くの改善点が見つかりました。

まずは、「このままでは再転倒のリスクが高まり、介護が必要になる可能性がある」ことを丁寧に説明。危機感を感じてもらうとともに、具体的な改善方法を提案しました。

治療法とアプローチ:

  1. 睡眠時間の確保
    • 良質な睡眠が体の回復に直結することを説明し、まずは睡眠環境と生活リズムの改善を最優先。
  2. 運動習慣の導入
    • 現状の運動不足を解消するため、日常生活の中に歩く時間を少しでも取り入れることを提案。
    • 車での移動を電車に切り替えることで、自然に身体を動かす時間を増やす工夫を行いました。
  3. 食生活の見直し
    • タンパク質を多く含む食事を積極的に摂ることを提案し、筋肉や骨の回復を促進。
  4. 体幹の安定性を向上
    • 日々の運動を通して、少しずつ体幹の安定性を感じられるようになり、動きの改善が見られています。

成果と現在の状況:
数ヶ月の取り組みにより、睡眠の質が改善し、腰痛も軽減されてきています。骨折前の状態に戻るにはまだ時間が必要ですが、現時点でも身体の安定感が増し、転倒リスクの軽減が期待されています。

 

最近喜ばれたケース:腸脛靭帯の痛みに悩む40代男性

40代男性が、ランニング時の腸脛靭帯の痛みに悩み、来院されました。整骨院に通い続けていましたが、症状が改善せず、運動を続けたいという強い思いから「抜本的に解決したい」と決意しての来院でした。

初回の診察では、全身の動きを改めてチェック。特に股関節の可動範囲と体幹の動きが大幅に低下していることがわかりました。この状態では、痛みを繰り返す原因を根本から改善しなければ、ランニングを続けることは難しいと説明しました。

治療法とアプローチ:

  1. 可動範囲の回復
    • 股関節を中心に、制限されている可動範囲を改善するためのエクササイズを指導。
  2. 日常生活での動作改善
    • 普段の生活の中で意識的に身体を動かす方法を伝授。動かない筋肉を使えるようにすることが回復の鍵であると説明しました。
  3. 脳と身体の再教育
    • 動かせていない筋肉や関節を意識的に使うことで、脳の運動指令を再教育し、身体の自然な動きを取り戻す取り組みを開始。

成果と現在の状況:
数回の治療と日々のエクササイズの実践を通じ、股関節の可動範囲が改善し始め、ランニング時の痛みが軽減。本人も日常生活での身体の動かし方に変化を実感しています。今後も運動を止めることなく、さらなる改善を目指しています。

 

まとめ

姿勢の改善を考える皆様へ

多くの方が、インターネットで検索した方法を試してみても、結果が思うように変わらない、もしくは一時的に良くなっても他の部分に痛みが出る、といった悩みを抱えています。姿勢の大切さを理解していても、自分自身で正しく改善するのは難しいと感じている方が非常に多いのが現実です。

現代社会では、スマホやPCの使用が当たり前となり、身体の一部が「使えなくなっている」ことが少なくありません。その使えなくなった箇所を再び動かせるようにすることが、根本的な改善の秘訣です。

人生が永遠に続くのであれば、悩み続けることも1つの選択かもしれません。
しかし、時間は有限であり、年齢を重ねるごとに身体を動かせる時間は少なくなります。そのため、少しでも早く「動ける身体」を取り戻すことが大切です。

「いつ治療を始めればいいのかわからない」「どのタイミングで相談すればいいのかわからない」といった声をいただくことも多く、今回のブログではそのような悩みに対してヒントをまとめました。

ぜひ、皆様の一度しかない人生をより充実させるために、この内容をお役立ていただければ幸いです。

姿勢治療家(R)
仲野孝明


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