2023-03-10

O脚を直したい時に、まずするべきたった1つのこと


「O脚が気になってるんですけど、治りますか?」と名刺交換をする際によく尋ねられることが増えてきた姿勢治療家の仲野孝明です。

【まずは、足をまっすぐに使ってください!】
再編集 2023年3月10日
(元ブログ2017年3月20日)

O脚を直したいと感じている方のために書きました。

・以前から夏場になると、O脚が気になっている
・ランニングを始めたが、O脚のために少し痛みや不安ある
・体が動かなく感じてきているが、時に膝周りに違和感を感じる
・年々O脚がひどくなってきていると感じる

O脚の種類

2種類あります。
生まれながらにしてO脚だった場合は先天的。
このケースは、残念ながら戻りません。
成長や生活の中で、O脚になってきている場合は、後天的と分類されています。

よく相談を受けたり、悩まれている方の多くの90%以上は、後天的です。
後天的であれば、十分改善できるチャンスがあります。

O脚をそのままにするとどうなるか?

そのまま放置していると、年々悪化して、将来膝の痛みで歩ける時間が短くなってしまいます。
O脚が徐々に広がり、膝の痛みを感じることが少しずつ始まります。
年々、少しずつ痛みがあることもあれば、でないこともあります。
臨床上では、40代中盤で初めての膝の痛みを感じられている方が多いです。
まだ大丈夫だろうと自分に言い聞かせながら、50代、60代と歳を重ねていきます。

ランニングをされている方などは、周囲に膝が痛い方が多いのでそのままにされている方も多いですが、放置は危険です。
気がついたときには、腫れぼったい膝が当たり前になります。
50代、60代は、注射がいやだけど、注射を打ちながらごまかす時間を過ごします。
新しい治療法を選択されて、移植すればと考える方も多いのですが、構造的に負担をかけているので簡単には対処できません。
結果的に、手術をされる方も、一生杖の生活の方になる方も。。。

たくさん困っている方を拝見してきたからこそ、少しでも若いうちに、使い方を変えて欲しいです。
対策はできます!ぜひ学んでください!
日本姿勢構造機構の動画でも、書籍でも、ポッドキャストでも構いません。
人生、今日が一番若いですので!!!


加速的に悪くなる使い方

O脚が加速的に悪くなる使い方の一例を上げさせて頂きます。

・足先がいつも、外に向いている。
・靴の踵がいつも外側が斜めに削れる
・靴のかかとの減り方が激しい

この3つは、危険です!!
そのまま使えば、どんどん悪化します。
他にもたくさんあるのですが、あくまで一例です!

3つの悪い使い方を無くすように、人間本来の使い方をマスターすればいいのです。

加速的に良くなる使い方(悪くしない対策)

一番大切なことは、足先をいつもまっすぐに向けて歩くこと。

癖が長い方には、とても歩きづらい歩き方に感じるかもしれません。
内股に感じるとおしゃる方も多いです。

この歩き方がしやすくなるための、特別なトレーニングがあります。
ちょっとだけシェアさせていだきます。

・立ち上がって、足を揃えください。

裸足で、足を揃えた時、両足の親指同士が付いていることが大切です。
離れているようであれば、足の指どおしをしっかりつけて立ってみてください。

準備ができたら、その状態で、軽くしゃがんでみてください。
1)膝をしっかり左右揃えます
2)膝を揃えたまま内転筋をしめて立ち上がる
3)立ち上がる中で、お腹にしっかり力が入る感覚がわかる

3つの動作を、重点的に行なってください。
まずは、動きにくく感じた部位を意識して一個ずつ丁寧に改善していきましょう。

どんどん、足を平行に歩きやすくなってきます。

姿勢を正すための”背伸び”の意識は、いつも基本なので、忘れないでくださいね。

姿勢治療家(R)の長く使えるO脚へ向けた治療方法

自分の体を、車を運転するように、動かせるようにしていくことが大事です。
100歳までの、時代に生きている大切なマネージメントです。

脚の部分だけでなく、足先から改善していきます。
足の指を一本ずつの可動範囲を取り戻していきます。
治療としても、筋肉や関節の動作が動かしやすくなるように治療しますが、ご自身でできるように指導します

・足首の可動域改善
・膝の可動域改善
・股関節の可動範囲改善
・脊柱の可動域改善

全身に及ぶ改善を行います。
その上で、日常生活での、本来の使い方を指導します。
・座り方
・立ち方
・歩き方
小さなことに感じる方が、多いですが基本は小さな日常生活の積み重ねです。

結果としては、短期間に
一気に変わるので、皆さん驚かれます。

私、姿勢治療家(R)が、治療を行う場合は20代であれば、かなり変化が早くすぐに変化が現れます。
長期的でも、3ヶ月も気を付けると日常生活になってきます。

40代でも、毎日セルフメンテナンスとして行っていただけると1ヶ月で確実な変化がでてきます。

自分の身体を、自分で動かせるようにしていくことこそ。
100歳時代を生きているための、大切なマネージメントと考えています。

女性であれば、平均12年間、介護生活を受けているのが今の現状です。

杖をついたり、車いすに乗ったり、自分の足や体で動かせない時間を最小にするためにぜひ、ご自身の身体を自分で壊さないように使えるようになってください。

姿勢を見直す時間は、人生を見直す時間である。
姿勢治療家(R)仲野孝明


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