2017-12-29

【Podcast質問】突発性難聴と姿勢


Podcastラジオ
ご質問ありがとうございます!!

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<

主人48歳についての相談をしたくてメールさせていただきました。
身長166cm、62キロです。

10月の終わりに、会社から帰ってくると右耳が聞こえにくく、耳鳴りがすると言い出しました。

耳鼻科に行くと、突発性難聴と診断され、ステロイドの飲み薬、点滴治療を1ヶ月したのですがまったく改善しませんでした。
脳のMRIを撮ったのですが、異常は有りません。

今は鍼治療にも一週間に一度の頻度で通っていますが、まったく改善しておりません。

気になるのが、主人はとても姿勢が悪いのです。そのせいか腰も悪く、ヘルニアで休職していたこともあります。

突発性難聴になる前から、肩こり、首こりがひどく、1日パソコンを使う仕事のため気持悪くなることも良くあるようです。
難聴になってからも凝りがひどく、ゴリゴリと体をずっと鳴らしています。

姿勢が悪いせいで血流が悪くなり、難聴になったのではないかと素人考えで思ったりしています。

本人はもう治らないとあきらめかけているようです。けれども、完治はしなくても、少しでも改善するよう、
良いと言われていることはやったほうがいいかと思っています。

お風呂に入って体を暖めたり、耳にペットボトルにお湯を入れたのをあてたり、やってみています。

ネットで難聴について調べていたら、整体も難聴の改善に効果があるということを見かけました。

原因不明の病気だということで、仲野先生にご相談するのは間違っていたら申し訳ありません。

<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


【突発性難聴と姿勢】

Podcastへ沢山のご質問頂きありがとうございます。

さまざなところで
健康に関して伝えることが増えてきた
姿勢治療家(R)の仲野孝明です。

一般的に西洋医学的視点からは
姿勢との関連性は薄いと考えられています。

病気は2つに分かれます。
先天的と後天的。

先天的は、生まれながらにして起こった病気。

後天的は、生まれた時には通常であったが
生活を送ってくる中でおこる、事故や環境など
様々なことが原因で起こる病気。

なぜ、突発性難聴になったかは
生まれながらで難聴ではありませんので
後天的疾患です。

つまり、
その日々の生活を重ねてくる中で
起こってきた不調です。

毎日の生活に必ず誘発した原因があると考えます。
ストレスはもちろん関係しますが
まずは、見える部分からアプローチすると
姿勢や、体の可動範囲が気になります。

そして、脊柱の中を通る自律神経の働きがどうしても色濃く感じます。

健康を考える時に、姿勢治療家は6つの視点から
考えておりますので
少しヒントだけ記載しておきます・
ご参考になれば幸いです。

■姿勢治療家の考える
健康のための6つの視点

6ヘルス
構造(姿勢)、睡眠、食事、運動、精神、呼吸

構造:
姿勢を良くすること、正しく使うことはできているか?
体の関節や筋肉は動いているか?
各関節に適切な可動範囲があるか?
※脊髄神経など自律神経が働きにくいチェックはここで。

睡眠:
時間を確保できているか?
睡眠の質は?
深い睡眠になっているか?
日中に眠くなならないか?

食事:
血糖値を上げない食べ方をしているか?
空腹時間を少なくしているか?
規則ただしく食べているか?
寝る前4時間は、食べ物をたべないようにしているか?

運動:
1週間に150分の有酸素運動ができているか?
週に2回筋トレができているか?
1時間に最低1回は歩くか?
※代謝が悪いことも難聴には影響があることが多いです。

精神:
ポジティブに物事をとらえているか?
感謝する言葉を使えるか?

呼吸:
自らの呼吸を意識する。
深呼吸をすることで、自らの状態を知る。

など
日々の診療では
この6つで
アドバイスやチェックをしています。

原因不明が、医療の世界では
突発性難聴の理由です。

しかし、
だからこそ、
自らの生まれてから、今日までの
生活習慣を
姿勢を含めてしっかり見直すことで
必ず改善できることが見つかるはずです。

■先日も、
グアムから来院された方で、耳鳴りが強い方を拝見しました。
治療がすべてではありませんが
耳鳴りが消えたり、強弱があったり
変化が起こり
経過は良好でお帰りになりました。

人間の体はとても良くできています。
肩こりや、首こりがひどいことは、健康へのパフォーマンス低下につながっています。

肩こりは、もともと
頭が体に対して正しい位置にいないことが
原因で起こります。
肩が丸まり、頭が前に傾くために、必然的に
肩がコルような姿勢で使うことが多いためです。

肩こりが積み重なることで、適切に
頸部の負担が増え、頭痛を引き起こすことや
慢性の疲労感を訴えることも多いです。

20代であれば、
使いかたを教えるだけで改善するケースもあります。

生活の中で環境を整えることがとても大切です。

例えばご主人の場合
PCのモニターをあげること
パソコンの時間が長いのであれば、
その時間の姿勢をよくできるようにアレンジする。
などなど。

自宅に帰宅した際に、
背中を伸ばすための運動やストレッチを
一生疲れない本を参考に行う。

ことで、より記憶が定着すると思います。

ぜひ。
ヒントになれば幸いです。

姿勢を見直す時間は、人生を見直す時間である。
姿勢治療家(R)
仲野孝明


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。


■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン
6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中

■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル
正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中

■PODCAST|姿勢が変わると、人生が変わるラジオ
毎週金曜日配信

■動画学習講座|いつでもどこでも学べる姿勢
一般社団法人 日本姿勢構造機構

■姿勢作法検定入門講座|姿勢は作法である
一般社団法人 日本姿勢構造機構


■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売

自分が使いたい商品をつくっちゃいました

■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE
実際に治療されたい方へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です