2018-02-26

ランニング中に腰に痛みあり!!関節可動域を取り戻せ!!



常にフルマラソンを走れる体でいたい
そんな希望をもって来院されたAさん。

でも近頃は
走り終わった後に
3つの痛みが出現するとのこと。

腰の痛み
股関節の痛み
膝の痛み

年齢は47歳。会社役員。デスクワーク多く
ランニング歴23年。

フルマラソンを、4時50分ほどのサブ5。
これからは、
もう一段上のレベルでスポーツをしていきたいとのこと。

2018年4 月、
ウルトラマラソン100kmに挑戦予定。

その後は、トライアスロンも視野に入っているそうです。

ただ、
体には
課題が山積みで
数々の不安を抱えているとのこと。

肩も学生時代に痛めてから
動かしにくなっていること。

社会人になってからも
デスクワークのためか
慢性的な肩こりと腰痛に悩まされ続けていること。

そんな毎日の生活の中
理想のイメージと現実との体にギャップがあることを
解消したいと今の体に限界を感じられて来院されました。

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【実際の分析】
走ると”痛い”という症状
この症状は、47年間今まで毎日使ってきた体が
何かを訴えている状態です。

痛みや症状・不調がある体になってしまっているのは
たまたまの偶然ではありません。
様々な個々の原因が組み合わさり必然的に起こっています。

過去幼少の頃からさかのぼり
からだの歴史を伺いながら細かく関節可動範囲の
検査を行います。

【検査】
※現在の症状を確認計測することで、まず現状を受け止めましょう
大きく分けると5部位(検査項目は130:姿勢治療家(R)オリジナルNスケール)を細かくチェックします。

・腰部
・股関節
・足関節
・肩関節
・頸部

そのうちの1つ
【腰部】
脊骨は、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨から構成されています。
腰部の腰椎は、その中でも
最も太く大きいのが特徴ですが
たった5つの骨で支えています。

全身の骨格をみてみましょう。

腰部は、
一本の骨にみえます。

お腹部分は空洞で何もありません。

骨格的には、上半身のすべてを
この骨一本で支えています。

東北まつりで有名な秋田県の「竿燈祭り」
の感じみたいに上半身のバランスをとっている
ように感じるかもしれません。

脊骨の
積み重なった骨だからこそ
このアライメントが大切です。

このバランスを効率よく保つために
神様が作ったのは適度な
彎曲です。

緩やかなS字カーブともいいます。

人間は、生まれた時には
このカーブはありません。

赤ちゃんは脊柱全体は後方にカーブしています。
ハイハイする頃に頸部が前カーブします。
床に座れるようになる頃に
腰部が前方にカーブを描くようになります。

その後立ち上がるようになった頃に
綺麗なS字カーブを描いた脊柱になります。

この脊柱のカーブこそが
走ったり、歩いたり、人間が両手を使いながら歩くことができる
とても大切なカーブです。

ちなみにこの脊骨
魚類ならまっすぐに、
両生類は胸椎が後ろに丸くなっています。
爬虫類は、頚椎が前弯、
哺乳類は、S 字カーブを描いています。

人間の基本骨格構造として
このS字カーブはとっても大切なカーブです。

ところが。。。
今回のケースのような場合
座りっぱなしが多くこのS字カーブが崩れています。

脊椎は
正しい腰部のカーブの位置で
最大の回旋や、側屈や前後の動きができるように設計されいてます。

この
カーブが崩れていることで
大きなロスをします。

たった5つの腰椎ですが
左右、前後、回旋ができなくなってしまいます。

今回のケースは、すでに
前カーブがなくなって、後ろカーブに変わっていました。

【足関節】

足関節1つには、片足で
スネから下に、28個の骨があります。

足の関節は鞍関節という
鞍のような関節構造や
平面関節という関節で、平面に骨がならんで微妙に動く関節構造があります。

靴を履いて日常生活をしていると
動作に制限がされ
足首は単純な下げる動きと、上げる動きしかないと
思いがちです。

しかし、本来は細かい骨が沢山あるだけの
細やかで大切な動きがあります。

人類が二足歩行するにために欠かせない大切な機能です。

それが
足の内反・外反の機能です。


地面の状況に応じて自由に
荷重を調整したり、バランスを保ったりするための機能です。

手の指とほぼ同じ数の骨で構成されています。
この数の関節が丁寧に動くことが、本来は大切です。

今回の患者さんも、やはりこの機能が
かなり低下し危険な赤信号を発していました。

【検査結果】

ランニングに関係している場所としては

・足関節は、30度の動きがあってもよいのですが、15度。
これは、姿勢治療家(R)の指標(Nスケール)からは、70代の基準でした。

他にも
・股関節 60度/90度
・腰椎関節 回旋制限
・胸椎 稼働範囲低下。
・頚椎 回旋可動範囲低下 65度/90度
・肩関節 170度/180度 などなど。

詳細は省きますが。
実年齢は、47歳でしたが、
検査時の体年齢は50代後半。

改善の余地はかなりあり
体の伸びしろもまだまだあります。

そこから、
本日で2回目の診療。
1週間経過したところです。

診療のたびに、
関節の可動域改善は
どんどん変化させることができます。

ストレッチを自分で行うのとは違います。

可動範囲の制限は
骨の動作制限で起こるのではなく、
軟部組織で起こります。

軟部組織を適切に治療することで
再修復を促します。

適切に分析できれば、ターゲットにした筋肉は
概ね3回で治療がほぼ完了します。

ランナーにとって、痛みは怖いものです。

走りながらの腰痛

ランナーで不調を抱えている方に多い対策事例として。

・テーピングの貼り方を勉強する。
・ストレッチを独自のルーティンで行う。
・シューズやウエアーを変える。

一番大切な道具。
筋肉/骨格のメンテナンスなしに
体を効率よく使えることはできません。

整備不良の動かない車で
オイルを変えても、ガソリンを入れても
さすがに、高速道路は乗れません。

もしも乗れたとしても
時間の問題で壊れてしまう事は容易に想像できます。

今回のケースは、例えるなら1970年製の車です。
しっかり整備しましょう。

人生まだまだ先があります。

いつでもフルマラソンを走れる体を、手にいれる。
私もそんな体でいたいと思います。

そのためには、

1)動ける体である
2)ランニングの技術知識がある
3)動かせる能力がある

多くの方が体が動かせない時に
筋力低下だと考えることがあります。

しかし、間違いです。
筋力低下として
筋トレをしても、可動範囲は改善されません。

可動範囲を改善するためには
動ける筋肉に治療してから
可動範囲を改善し筋力を上げることが重要です。

姿勢が変わると、人生が変わる。
姿勢治療家(R)仲野孝明

 

追伸です。

「姿勢が変わると、人生が変わる。」
短期間に改善をめざす姿勢プログラム(立つ・座る)を
始めました。(注:一生に一度しか受けられない短期集中のプログラムです)

このプログラムは、
10年後の健康のために、24時間の体の使い方や生活環境/習慣から見直します。

便利な人間中心の現代社会では
忘れがちですが、人間も動物です。

その動物しての基本は、走れること。

ここに問題があるのは、
動かない体になってしまっていることです。

だからこそ、まず基本の”正しい姿勢”で”立つ”
徹底的に身につけるプログラムを創りました。

現代社会では、避けることができない
”正しい体の使い方”で”座る”

この2つの動作を
徹底的に身につけてもらうプログラムです。

体への投資は、必ず将来ハイリターンで
ご自身に還元されます。

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