長谷川 恒雄CUP日本山岳耐久レース(通称:ハセツネ)に向けて
クライマー故長谷川 恒雄 さんご存知でしょうか?
日本を代表する世界的クライマー。
ヨーロッパアルプス三大北壁冬季単独登はん
アコンカグア南壁冬季単単独登はん
長谷川 恒雄さんが亡くなっているのは1991年
ウルタール・サール(パキスタン):最後の未踏峰として残っている山の挑戦中に雪崩で死亡とのこと。いまだに攻略されていない山でした。
亡くなった2年後1993年
当時、東京都山岳連盟に所属し練習されていた奥多摩で、自分の限界に挑戦し強い身体を鍛えていく
未知への飽くなき挑戦心を継承、青少年に夢を与える【日本山岳耐久レース(通称:ハセツネ)】
ができたそうです。
2019年はこの大会に参加する権利が手に入りました。
少し調べてみました。
・ヒマラヤを目指す若いクライマークライマーの登竜門として位置付けている。
(アタックするときに、昼夜にわたることがあるため)
・奥多摩の自然を護り営むこと
・山岳愛好家・山岳ランナーが集い、交流を図りながら自然保護の啓発及び登山の発展の一助に。
トレイルランニングの大会と違うのは、エイドが無い事。
コースは奥多摩山域 一周になっています。
(71・5km)
五日市中学校→今熊神社→市道山分岐→醍醐丸→生藤山→土俵岳→笹尾根→三頭山→大岳山→御岳神社→金比羅尾根→五日市会館前フィニッシュ
長谷川恒男公認マップがあります。
武蔵五日市駅からぐるっと、一周回ります。
大会完走に向けて、できる事を探すと、コースを一回試走してみる事です。
全工程、トレッキングであれば、6日間程度の距離だそうです。
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*1回ハセツネ対策練習
12時間 オーバーナイト
PM7:15ーAM8:30
講師:蚊取り線香さん
元アルピニストで、UTMBを日本人が出場していない時代に完走
CCCもハセツネも完走されているとのこと。
山岳歴50年、ガイド歴15年
現在台湾在住。UTMS(ULTRA TOUR MT SHGUNIANG)サポート等
<参加企画詳細>
9/22 雨
午後5時50分 武蔵五日市駅集合(午後6時8分バスにて出発)
ルート
仲の平ー西原峠(ハセツネの約31㎞地点)1時15分後(三頭山)2時間後(鞘口峠-3時間後(月夜見峠)4時間15分後(御前山)5時間後(オオダワ)=6時間15分後(大岳山)ー7時間後(長尾平)7時間30分後(日出山)9時間15分後(武蔵五日市中学)
西原峠まで約3㎞の距離(歩行1時間)がありますので、合計44㎞約10時間15分の歩行です。
☆参加資格
過去に18時間30分以内での完走経験がある方。
過去1年以内にフルマラソンで5時間未満での完走経験のある方。
距離が44㎞のため、現状の総力でハセツネを走ると17-18時間かかると思われる方でもご参加いただけます。
参加費4300円
<実際>
武蔵五日市駅出発、仲の平までバス 約1時間。 (¥940)ほぼ人がいませんでした。
バスを降りる頃から雨が降り始めました。
止みますよねと話しながら
カッパ(OMMカムイレイ)とヘッドライト(トレイルマスター)着用
そこからスタート。
先を私が歩き、後ろからアドバイスを頂くスタイルでした。
数百メートル一緒に登らせいただき、ながら私の状況をお答えしていきました。
・トレイル歴
・マラソン歴
・山岳歴
雨で夜なこともあり、ほぼ写真がありませんが。。。
<講師からみた私の4つの弱点>
・私が山歩きが少ないこと。
・カラダの使い方のセンスはあるのですぐに伸びるタイプ。
・着地の位置、バランスに伸びしろあり。
・降りも登りも、足の使い方が初心者
「これで、よくCCC完走したね〜。頑張ったでしょ。」言われました。笑
3ヶ月真剣にトレーニングしたら、ハセツネは12時間行けるかも。と嬉しい太鼓判をいただきましたが
もう練習時間はありません。笑。
今後チャンスがあれば「重い荷物を持って歩きましょう。」
課題は足の位置を体感覚でつかむこと。
朝戻ってきた駅で記念撮影させていただきました。
<講師から頂いたハセツネ攻略方法>
・山の登りは、いかにリラックスするか。心拍を絶対上げない。ゆっくり、歩幅小。
・頭を前に出しすぎない。走る習慣で前に行こうとしすぎている。
・登りは前後左右で足を置ける場所を使う。大股の禁止。一気に登らない。
・視野を広く
・足はできる限り垂直に置く。
大腿四頭筋には極力負担をかけずにいると長く登っても足が死ない。
追い込むのは、街練習。山は追い込まない。怪我になるだけなので。
確かに、今回教えていただきガーミンをチェックすると。。。
平均心拍が120でした。
いつもは150平均心拍なので、かなり落ち着いて動いていたことになります。
計測が途中できれています。
・距離 44km
・時間13時間半
スタート時に、早すぎると散々ゆっくり歩く練習としていただたおかげで、ゴール後も脚は残っていました。本番は、三頭山までゆっくり、月夜見山から走り始めるぐらいの気持ちで行きたいと思います。
<次回の練習で行いたい事>
・軸足の膝を曲げる
・進行方向の隣にも足場はある
・視野を広げる
・後脚に重心を残したまま、前足が着地しきったと同時に後脚の重心を前に移動
<装備に関して>
給水が1回のため、エネルギー補給方法を再検討
ライト:トレイルマスターがとても良好。
12時間以上雨の中なので、足が完全にふやけていました。
武蔵五日市駅で乾杯して帰りました。
ゆっくり歩くという登りで、下りの足が残っている事が実感できましたので次回の練習も
楽しみです。
姿勢治療家(R)
仲野孝明
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