2022-07-29

【24時間_富士山登山一筆書き達成!!】感想やカラダの気づき


【富士山の4つの登山道を、一筆書きでつなぎ24時間で完走しました!】

今回は人間って、やっぱり考えている以上に動けるのかもしれないと実感した話です。

人生で一度は登ってみたいといわれる富士山には、4つの登山道があります。

吉田ルート 14km
富士宮ルート 8.5km
御殿場ルート 17.5km
須走ルート 13km

そんなルートを合計 56km。
登り、下りの標高に関しては

吉田ルート 1,450m
富士宮ルート 1,350m
御殿場ルート 2,300m
須走ルート 1,800m

合計 獲得標高 5,900m

24時間で、全て登れないかと実験してきました。スタートは、東京からバスでアクセスしやすい富士スバルライン五合目、通称吉田ルート。
富士山には、平らな路面が登山道にありません。
常に、登り。山頂に着いたら、常に下りです。
唯一フラットなのが、お鉢周りと言われている標高3,700mの富士山火口周囲を回る登山道だけです。

でも、「なぜこんな過酷そうななことを思いついてやってみようと思うの?」
と聞かれます。

実は、理由があるんです。
今年2022年、姿勢の実験としては集大成になるかもしれません。
世界で最も過酷で有名なトレイルランニングレースの最高峰、171km、獲得標高10,000m、10,000m 下る大会。
大会の総時間、約48時間。
ウルトラ・トレイル・モンブラン  通称UTMBに出場し完走するためです。
2022年8月22日から1週間、フランスシャモニーで開催されます。
さまざまな距離やコースがあます。
約10000人のランナーが出場し、そのために、集まる人が5万人とも言われています。
フランス・スイス・イタリアから2000人のボランティアや参加者の家族2万人と言われるスケールです。
その一番有名な冠レースが、UTMBです。
参加者2300名。

世界中のトレイルランナーで、限られた人しか参加できません。
参加するための条件が、厳しく、運も必要です。
NHKのグレートレースにも、何度も取り上げられ世界で最も有名な大会。
この大会に出場するチャンスを手に入れてしまったので、なんとしても完走したいと思ってます。

モンブランの山は2500m以上の高地です。
困難な気象条件(夜間・風・寒さ・雨・雪)あらゆる路面や状況に対応する能力が求められます。
最高気温35度、最低気温−5度。これに対応するために、一番身近で効率が良い場所が富士山だったのです。笑

8月26日ー8月28日まで、あと1ヶ月。最後の追い込み練習として実験してみました。

 

実際利用したルート

 

最後須走を登り切っていないので、短いです!

富士スバルライン五合目(吉田口)  2,305m
富士宮口五合目  2,380m
御殿場口新五合目  1440m
須走口五合目 1970m

24時間で、3回登頂、4ルートの全て登山口制覇。
運動活動時間 23:49:06
獲得標高   5478m
消費カロリー 10862kcal
吉田口登山開始→登頂→剣ヶ峰→富士宮口下山→富士宮口登山→登頂→御殿場口下山→御殿場口登山開始→登頂→須走口下山→須走口六合目→吉田口へ
時間の関係で、最後の須走口だけ6合目でショートカットしました。

気象状況

富士山は、気象条件がすぐに変わるため直前まで確認しています。
2種類で確認して、服装や装備も直前まで変更しています。

てんきとくらす
mountain-forecast.com

スタートから

新宿バスタから、富士吉田口の、富士スバルライン5合目までバスで。
新宿6:45→富士山五合目9:20着荷物をロッカーに入れるか、迷ったもの入れずにそのまま持つことで出発に。9:51
一緒にUTMFを目指した2名が、途中まで付き合ってくれました。今まで登った中で、一番天気が良かったです。
ほぼ山頂まで見えてました。
ゆっくり高地になれるために登りました。8合目 元祖室 12:31

一回目登頂!

13:48 富士吉田口登頂 一回目
この辺りは、まだまだ余裕でした。

そこから、お鉢周りへ右ルートで。
初めてみました。

お鉢周りも綺麗です。

日本最高峰 3776m
14:22

14:32
富士山頂上浅間大社奥宮
日本国旗も綺麗でした。

次なる目標は、富士宮口です。
ここから降りていきます。

富士宮口を降りる前に、本日1回目の食事
小さなおにぎり
しばらく糖質制限をしているため、おにぎりを食べていませんでした。
ゴルフボールぐらいのサイズで持参。
14:39

朝起きたら、妻がこんなに作ってくれてました。
さすがに持てないで。。12個持ってきました。
3つで、おにぎり1個分ぐらいのサイズです。

16:20 富士宮口到着
かなり、日差しがきつく暑いです。
バス乗り場で、仮設にある自動販売機で、水を補給2本
持参おにぎり1個を頂きました。
この辺りから、夕食の場所をどこにするか、考えてました。

ウインドブレーカーを閉まって上りスタートです。
16:43
お天気が最高なので、富士宮口も山頂まで抜けています!!
元祖7合目 雲海が綺麗でした
18:04
18:37
8合目で出会えた
逆さ富士
夕陽が背中側に沈むために、シルエットが浮き出るとのこと。

9合目 19:16
9合目で食事に。
と言っても、持参のおにぎりと、自販機で購入した温かいお茶(400円)
どこか山小屋で食べようと思っていたら、パンしか販売していなかったので。

この間に、写真はないですが、73歳の女性が担架で運ばれているのをサポート。
80kgの体重の方だったので、男性10名ぐらいで
9合五尺の胸突き小屋まで少しだけお手伝いしました。

そんなこともあり、時間が少し遅めで

2回目登頂!!

20:17
スタートから、10時間で2度目の登頂!

暗すぎて、写らないので、下にヘッドランプを置きました。笑

御殿場口は、夜景が綺麗でした!

20:24 御殿場口より降りました。
一歩3メートルの歩幅が売りの御殿場下り。
大砂走りと言いますが。
真っ暗で、長く感じましたよ。
8合目あたりまでくると、下界が近づいてきます。
21:24
長かった御殿場口に到着です。
23:07
靴に砂が入ったり、破れたりで大変です。
ゲーターも意味がないほど簡単に砂が入り込みました。
御殿場口で、水が売っていなく。。。
スポーツ飲料と、コーヒーを飲んで麦茶とスポーツ飲料の2本を持ってスタート準備を。
今回3度目の登りがスタートです。
23:59
御殿場は、本当長いのでここからが一番辛かった場所です。
砂地の斜面だったり、ブルトーザーの畝が間違えやすかったりと。
御殿場の砂が本当大変です。
6合目 2:48
砂地での歩き方をマスターするために
股関節の意識や、足先の力を入れないようにしたり。
無駄な力を使わずに、いかに効率よく上がれるかを実験してました。
大砂走りで、空いた穴。笑

寒くなったり、防寒を着たりもしました。太陽が上がるこの景色が見れて、全て嫌なことは忘れます。

7合九尺(3300m)
4:24

最高の景色でした。
赤岩8合目 5:02
昨夜持参のおにぎりだったので、温かいものが食べたくなり
朝食定食を頂きました。
ご飯・味噌汁・卵焼き・ハム・お茶
1500円 山価格ですね。笑
5:24 再び登り始め!
富士山は、8合目からがどこも急になります。

3回目登頂!!

6:31 3回目の登頂!!
スタートから、20時間です。

最後の須走口へ
6:55
須走は、陸上自衛隊の練習とすれ違いました。
全員、若い方ばかりで、しっかり挨拶すると気持ちい返事で返ってきましたよ。
僕も、「ご苦労様です。」って伝えていたのですが。
「ご苦労様です」
って声をかけれました。笑
須走は名前の響き通りに、砂ばかりです。
また、この下にも砂走りがありました。

8:41 須走口到着

東富士山荘のお兄さんに、「一筆の割に疲れてないね!」
と声をかけていただき、体力温存する癖がついていることに。嬉しいやら。

やり切る不安感があるので、どうしても、余力を残してしまいます。笑

補給 9:01
なぜか、ラムネを買ってしまい。
開け方が分からず、お兄いさんに教えてもらいました。
ここで、お店のメニューを見せていただくと
1300円で美味しそうなパスタや、お蕎麦が。。。
ここで次回は、食べようと思いました。

9:13 再び4度目の登り始め。
このでは、また登んですね!と声をかけれました。笑
須走は、登りが樹林帯を抜けるので
少し日陰になります。
須走口新6合目の長田山荘で、吉田へのショートカットルートを確認し。
登頂をやめて、吉田口へ変更。細いケモノ道でしたが、途切れることなく吉田口6合目まで迂回。

ゴール!!!

11:07 富士スバルライン5合目に
戻りました。
24時間以内の手元の時計でしたが。。。
写真で確認すると、24時間7分。
この辺りはご愛嬌で。笑
24時間 47km 楽しませて頂きました。

からだの使い方を、意識した姿勢治療家的気づき

全ての道が、登りか下りでした。
24時間動いていると、いろんな斜面の形状や路面コンディションにも慣れてくるものですね。

どのような斜面でも、姿勢を意識して関節が滑らかに動くように調整するどんどん動かしやすくなりました。

特に股関節
股関節を滑らかに動かすには、膝から下の脱力が必要です。
指先まで力を抜いて、必要な時だけ力が入る感じです。とにかくポイントは、力を抜き、いつでも体幹がONになっているポジションを保てること。

やっぱり、姿勢の力ですね。

背伸びの意識は、いつも行なっていますが、登って下を向きすぎている時も背伸びで改善します。
登りでもいろんな出力方法を試しました。
同じ筋肉ばかり使うのではなく、どんどん使用する筋肉の出力を変えることでだけで疲れずに動けるます。
人間のカラダは本当に不思議です。
10,000カロリーも消費していると表記されていても、実際には水分こそ多く取っていますが、食べものは2000kcl程度でした。
脂質を使っているとは、言われいますが本当はゾーンに入るとエネルギー利用が最小で動かせるのではないかと感じています。

体幹の安定性を強化すること。関節の可動域の向上
これが、疲れれないための秘訣ですね。

この3ヶ月間、脂質優先の身体に変更するために、実験中のケト生活もあり、補給食が少なくても空腹感が少ないことも収穫でした。

今回利用した捕食

電解質・ジェル・アミノ酸等
・ショッツ電解質 4袋
・メダリスト 2
・マグオン 2
・トップスピード 2
・ヴェスパ 1
・ダルマ 8錠
・トラ 8錠
・オーバードライブ 8錠

固形
・ソイジョイ 1
・おにぎり(ゴルフボールサイズ)12個
・朝定食(赤岩八合目)


水1.5L スタート時
水1L  富士宮にて補給
麦茶 500ml 富士宮
麦茶 500ml 御殿場
スポーツドリンク 御殿場
ブラックコーヒー 御殿場
炭酸水 500ml 須走
水 500ml 須走
ラムネ 500ml 須走

※水分は、登山道の登りで 日中であれば1500ml・夜間は1000ml を持っていれば安心でした。

私の投稿はもしかすると、特別のことに感じるかもしれません。

ですが、ほんの少しだけ毎日、カラダの使い方を意識するだけで、動き続けるパフォーマンスはどんどん上がります。

私自身も、現在48歳と7ヶ月。

24時間動き続けらるカラダを頂いていることに感謝しています。
ですが、もともと運動は大の苦手。
体育3の学生生活でした。
だからこそ、誰もば、動ける身体が手に入ると確信しています。
人間らしく動けるカラダを取り戻す社会に向けて、より一層、精進していきたいと思います。
温かく応援してくれる家族やスタッフやご来院の皆様にも本当に感謝してます。
ありがとうございます!

次回への展望

再度チャレンジチャンスがあればと、Facebookに投稿したところ、来年ぜひ。とか
僕もやってみたいと沢山のお声を頂きました。
カラダの使い方実験としては、ちょっと上級かと思いますが、24時間動き続けられることが実感できると多くの方の自信につながるかもしれません。40代で24時間動けたら。
50代で24時間動けたら。自分の身体を動かせずに、介護になる時間は大幅に減らすことができるはずです。
自分の楽しみのために動ける、社会。
それこそ、日本が世界一最高齢の社会の中で見本になるのではないかと考えています。
そんなきっかけを作ってきたいですね。今回は、気温は夜間5度、日中25度までは変動しました。
一緒にスタートした僕の友人2名は、高山病の症状が少しあり残念ながら最後までは一緒でなかったですが、途中まで付き合ってくれました。

次回は吉田口で一泊して、高地順応するパターンで。
早朝に動き出す形が良いかもしれません。

吉田口  5時出発
吉田口山頂 9時
富士宮口 下山 10時
富士宮口 13時
富士宮口山頂 16時
御殿場口 19時
御殿場山頂 24時
須走口 2時
須走口山頂 7時
吉田口到着 10時このぐらいだと、良いのかも。。検討してみます。もしご参加したい方は、ご連絡ください!

「一回登るだけなら、おすすめのコースはありますか?」

須走ルートです。
富士山に全ルート登ったことを伝えたら、多くの方からご質問いただいたのがこの質問でした。もしも一回だけ登るなら、須走をお勧めします。
登りと下りのルートが違うこと。
神社の横からスタートするので、風情があること。
樹林帯があり少し景色が変わること。何より、個人的に良かったのは須走口のお店は、とっても温かい接客をしてくれます。
接客が良いので気持ちよく帰ることができそうなこともプラスではないかと思います。他のルートは、登山者が多いためどうしても商業的になっています。
商業ベースになりすぎていない、須走をお勧めします!
9月1日から9月10日は、自家用車乗り入れ可能とのことでした!

トイレ問題

富士山に登っている方や登山歴が長い方だとトイレはどこのぐらい?
と思われるかもしれません。
今回は、一回めの山頂で、300円トイレ一回。14時
あとは、御殿場下山時に一回 23時ごろ
そのあとは、赤岩8合目300円トイレ一回 5時ごろ

計3回でした。

今回持参している荷物

・現金 百円玉多め
・サングラス: Oakley  調光レンズ RadarLock Path(Low Bridge Fit)  Clear to Black Iridium Photochromic
・帽子 : レイドライト サハラキャップ
・ストック : LEKI ウルトラトレイル FX.ONEスーパーライト115cm  (274g)

・ゲイター :アルトラゲーター(砂走り用)
・ヘッドライト1: トレイルマスター 腰用バッテリー
・ヘッドライト2: ペツル ジプカ
・シューズ: 古いトレランシューズ(アルトラ オリンパス 両足穴あきに)
・雨具 上 :ノースフェイス フライトトレイルジャケット
・雨具 下:ノースフェイス フライトトレイル パンツ ※悪天候用使用せず
・防寒着 :ノースフェイス ベントリックス(夜8合目から使用)
・防寒長ズボン : ファイントラック スカイトレイルパンツ(夜間)
・ウエア 上:Xビオニック(短スパッツ)
・ウエア 下:Xビオニック
・腕カバー:フェイントラック ドライレイヤーウォームアームカバー
・シンスリーブ: ファイントラック ラピッドトレイル

・食料 おにぎり 13個(ゴルフボールサイズ)夜ごはんとエイド用に固形物はこれ以外・ソイジョイ1本程度でした
・電解質・塩タブレット等
・ジェル 10本 (予備) 結果的には、5本残りました。
・梅チューブ

以上です。

今回の経験を活かして、
8月のモンブランを完走してきたいと思います。
応援のほどよろしくお願いいたします。

人類は走る動物であることを、実験中。
姿勢治療家
仲野孝明


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