2021-05-01

【ELLiptiGO】人間本来の自転車は、立ち乗り?!


人間本来の体の使い方を考えた時に、自転車の”座る”姿勢に疑問を感じている姿勢治療家の仲野孝明です。

ロードバイクの姿勢は、運動としては完成されているといわれています。
ただ、私は人間本来の骨格的に考えると、腰椎への負担が大きいと考えています。

2014年泳げないところから、アイアンマントライアスロンに挑戦しました。
トライアスロンには、自転車のパートで、180km移動しなければなりません。自転車区間をいかに疲れずに速度を一定で移動することができるか、ポジション中心に当時勉強しました。

自転車で分かったことは、体幹の大切さでした。
動かすための動力として、全身を一体化させてペダルが回るように力を伝える、体幹力で回すことが大切でした。

そのためには、ハンドルの握り方、第四指・第五指の指を握ることで全身を連動させます。
足はペダルを踏むのではなく、蹴るような動作と引き上げる感覚で同時に行います。
回転速度も、1分間に、90回まわすケイデンスを継続することが求められました。

その動力を伝えるために、適度に全身の力を伝える車両と、よく回る車輪が必要になります。

あとは、その速度を劣化させない空気抵抗です。
下げられれば下げられるほど、早く減速せずに走り続けます。
自転車の最大敵は、空気抵抗です。

そのために、エアロポジションという空気抵抗を解消するポジションで必要でした。
体幹をしっかり意識をし、全身使うこと。
シンプルですが、この感覚だけで足が動かしやすくなる感覚がわかりました。

コツは、自重トレーニングで有名なプランクに近い姿勢でした。

Photo by Simona Roubkova on Unsplash

TTバイクポジションに関しては、プランクを意識すること。
これだけで、人間本来の脊柱彎曲を生かした姿勢で乗ることができ、構造的には負荷がかかりにくかったのです。

しかし通常の自転車は、サドルにお尻を置いてペダルを踏むことが意識してしまうため、腰部を曲げて使ってしまいやすいです。

対策は3つの意識が必要だと思います。
1)座る意識を避ける。
2)ペダルを踏むのでなく、回す。
3)股関節から回転する。

この3点を意識すればいいのですが、そもそも座らないければと考えていました。

現代人の生活は、人間の骨格構造にとって過酷なのです。

股関節の可動範囲が低下する原因になっている日常の座る生活。

仕事、食事、TVなど、着座が多すぎるの時代。

そもそも、1日何時間座っているでしょうか?

人間は、歩く動物として設計されています。

なので、本来の歩きをベースに設計した道具が必要なのです。

そんな道具がないか、調べていたら見つけてしまいました!!!

立ち自転車です。

2005年から、開発されていたようで、2011年には商品として発売されていたようです。
エプティカルバイク
ELLIPTIGO
カリフォルニア州ソラーナビーチにある会社です。

元海兵隊員&アイアンマントライアスリートの ブライアンが作り出したそうです。

怪我により、運動できなくなり、このマシンを開発したとのこと。

練習するのが当たり前になっている習慣で、怪我により代替えの有酸素運動を探すのがほんと難しい中で開発されたとのことで多くのアスリートを拝見しているとこの、気持ちがとてもよくわかります。

ランニングができなくなった時に、スイムを勧めるのですが現実的には面倒でどうしても続かないことが多いです。

ELLIPTIGO社が開発した歴史を抜粋してみました。
2006年 アルファ (一号)
2008年 チャーリー
2008年 デルタ
2009年 エコー
2010年 8S 初市販車
2011年 3C 8C 11R 3モデル導入
2014年 Meb8S 100台限定8S復刻モデル
2015年 コンパクトスライドモデル アーク
2016年 GoStreak 発売
2018年 SUB(スタンドアップバイク)
2019年 MSUB RSUB モデル全地形対応・ロードライディング

5年ほど開発に時間をかけて市販されていました。
現在は、自転車によく似たタイプも発売されています。
日本国内では、私が調べた限りお店では取扱がなさそうです。

実際に乗っている姿をみると
自転車が大柄なので、都心部では難しいですかね。

特に、股関節の伸展ポジションが現代人にとってとてもいい運動になりますね。

 

この運動の動作は、現代人
人間にとってとっても大切な動きです。

座りっぱなしの地球人にとってとてもいい運動になると
思います。

乗ってみたいな〜。
試乗できるところないですかね〜。

姿勢治療家
仲野孝明


本ブログからお願い

この記事は、読んでいただいた方が自由に記事へ投げ銭ができるPay What You Want(あなたが払いたいと思った分だけ払っていただく)方式をとっています。「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じていただけた場合、 INVESTMENT TICKETをクリックして、投げ銭していただけると幸いです。

※金額は自由に変更できます。

投げ銭していただいた資金は、より良いブログ記事が書けるよう運営費に使わさせていただきます。もちろん価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、記事のシェアなどしていだけると嬉しいです。


■メルマガ登録|仲野孝明メールマガジン
6ヘルスを軸にした日々の気づきコラム配信中

■Youtube|姿勢治療家の「姿勢の医学」チャンネル
正しい姿勢と正しいカラダの使い方配信中

■PODCAST|姿勢が変わると、人生が変わるラジオ
毎週金曜日配信

■動画学習講座|いつでもどこでも学べる姿勢
一般社団法人 日本姿勢構造機構

■姿勢作法検定入門講座|姿勢は作法である
一般社団法人 日本姿勢構造機構


■オンラインSHOP|姿勢治療家印のグッズ販売

自分が使いたい商品をつくっちゃいました

■仲野整體東京青山|姿勢治療家HEADOFFICE
実際に治療されたい方へ

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です