【10万部突破の書籍を読んで】ゼロで死ね。
【年齢にかかわらず、健康には、惜しみなく時間とお金を投資するべきだ】と大変共感できるお金の稼ぎ方ならぬ、お金の使い方の書籍が、流行っており、健康で長く生きていくために必要な、”カラダの使い方”を身につける時代になってきていると感じて嬉しい姿勢治療家(R)の仲野孝明です。
砂漠マラソンや、ランニング仲間のSNSで昨年末から流行っている書籍を読んでみました。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
目次
【人生で一番大切なことは、思い出を作ることだ】
内容は、シンプルですがとても共感できました。
・死ぬ時に自分の貯蓄を使いきってゼロを目標に。
・人生の早い年齢で、新しい経験や思い出になることにお金を使いましょう。
・老後のためにと貯めてばかりいないこと。
・老後にお金があっても、使うことができる健康を失ってます
・健康でいるために、健康に惜しみなく時間とお金を若いうちから投資して、動ける時間を長くしましょう。
と伝えています。
著者は、自分で動けることが一番大事としています。
いろいろな経験するためには、とにかく健康が大切であると伝えてくれています。
そして、人生の早い段階で貯金をしないこと、そして早く使い始めること。
お金の話は、専門家でないので一読者として読ませていただきましたが、健康に関しての話はまさにその通りと感じるないようでした。
アメリカと日本の人生における運動の違い
著者が、アメリカ人ということもあり、人生で運動しなかったことがないため、体力が20代から劣化してきている話をされていました。
高校・大学・社会人と運動を続けている方が多いのも米国の特徴です。
コロナ前でも西海岸や東海岸関してはフィットネス人口が50%以上あるとも言われています。
日米英を比較したフィットネスジャーナルのサイトからはこんな数字がありました。
大きなジムだけで、マイクロジムと言われる小さなジムは数字に入っていない考えられますが、この数字だけでも
市場規模は、アメリカの1/3とも考えられます。
米国は、3億2千万人の人口で、41000件。約350億ドルの売上高。
日本は、1億2千人の人口で、6000件。約50億ドルの売上高。
日本での学校教育を受けていると、小学生・中学生・高校生までは運動をしていても、大学から運動していない方が私を含め多いです。
多くの方は、高校時代が、運動のピークで、大学生・社会人になると運動しない人生を歩まれています。
30代・40代で体力の減少に気がつき、運動習慣を取り戻された方は、わずか5%程度。
ほとんどの方は、運動しないまま、身体の疲れに悩まされたり、肩こりや腰痛などの痛みが慢性化する中で、老化し動かせない身体になっていきます。
今、日本人の生活習慣の中で、本気で健康寿命を伸ばしたいのなら、だれもが1週間の中で運動する時間を作る事です。
小学生・中学生はもちろん。
高校生・大学生でも運動を楽しむ時間が必要です。
スキャモンという1920年代の医学者でもあり、文化人類学者は有名な発育曲線を発表されています。
20歳までに、さまざまな器官が発育するグラフです。
このグラフような発育曲線を最大に発揮させるには、運動することそのものが一番大切です。
姿勢骨格的には、運動していないと、自分の身体を支える筋力が十分に発育させることができなくなってしまいます。
成長期に姿勢が悪い事は、致命的で、成長期こそ正しい姿勢で運動することが大切です。
遺伝子として、人類700万年の最高傑作のカラダの機能を持って生まれてきても、発育させることができず、いや、発育できないことで、使えずに老化してしまうことは、あまりにももったいないです。
人生で一番若い日、それは今日です。
今日から、運動する時間を確保してみる工夫をしてみませんか?
10分早歩きするだけでも、いつもされていない方にとっては運動になりますよ。
診療よくある長年の腰痛
診療で、”身体の違和感”や”痛”みを、長年我慢しながら生活されている方にもたくさん出会います。
今日も遠方より、新幹線でご来院になれれた59歳の男性は、歩行での股関節の長年の痛みで来院されました。
この数年で、立ち上がりの膝の痛みと、歩行での股関節の痛みが出現したときのこと。
私の書籍や動画を勉強していただき、スタンディングデスクでの仕事環境に変えて少しは楽になったとのことでした。
しかし、普段お付き合いする友人や先輩が、股関節の痛みを長期化させ結果、若くして股関節の手術になったり、杖をつきながら歩く状態になられているのを見て、同じようになりたくないお気持ちで来院されました。
ご来院後、30分ほどお話しを伺い、検査をしていく中で多くの課題や問題点が浮き彫りになりました。
数年前からと痛みが出てきたと話されていたのも、実は20歳の時から腰痛だったことを思い出されたり。
結果的には約30年、いろいろな場面でぎっくり腰になり痛みと付き合ってこられていました。
こんなお話しを伺うと、
もし、私が、30年前に出会うことができたらと考えてしまいます。
もしも、この記事を読まれていて心当たりがある方であれば
お伝えしたいことは、一点です。
ぜひ、徹底的に、痛みや違和感の原因を見つけ出してください!
【痛みや違和感を放置することは、絶対にやめるべき】です。
ご自身で納得できる原因を、真剣に見つけ出してください。
探し方は、youtubeで検索してもいいですし、病院でも整骨院でも大丈夫です。
本当の原因を見つけ出さなければいけません。
原因がわかれば、将来痛めるリスクは大幅に減ります。
“本当の原因”がみつかかると
痛みや違和感がなくなります。
出現することがあっても、自分で原因がわかり、コントロールできるようになります。
もしも、違和感が続いていたり、痛みが継続するようであれば、まだ本当の原因にたどり着いていません。
違和感や痛みを放置することは、
関節が変形し、股関節の手術や、脊柱の手術、膝の手術に発展していきます。
手術を行う症状までになると、痛みなく生涯歩いて過ごすことはかなり難しくなります。
もしかして、手術をして100%戻ると思っている方は、ぜひ検索してみてください。
”股関節 手術 術後 症状”
手術をしてもリハビリや悪化させない予防方法、筋力トレーニングが必要なことがわかるかと思います。
結果的に、少し痛みがあったり、違和感がある瞬間に徹底的に治すこと、解決することが、人生100年時代を歩いて過ごすなら必修の知識です。
人間の身体は、本来立って歩くようにできています。
その動作で痛みや違和感があることは、動物として危険なシグナルなのです。
車や電車など、簡単な移動手段で、移動できていることで、勘違いしないでください。
・歩くことに不安を感じる
・歩くことに違和感を感じる
歩けないことは、確実に健康寿命が終わりに近づいています。
著者は、一生懸命仕事をして、お金を稼ぐことで、健康を失っている方に警告をしています。
お金・時間・健康と考えた時に【健康は金より重い】と。
人生は有限です。
今すぐ、健康に過ごすためのための時間を作りましょう!
書籍より
・高齢になった時に莫大な資産を残すのではなく、死ぬ時にゼロにする気持ちで使っていきましょう。
・経験できる間に、お金を使っていろいろなことを体験しましょう。
・健康の問題は、決して先送りにしてはいけません。
・健康ほど、経験を楽しむ能力に影響を与えることはありません。
・健康は、お金よりもはるかに価値が高いです。
・健康の改善は、人生を大きく改善します。
・仕事で収入が増えても、そのお金に楽しめるだけの健康を損なってしまっている現実。
あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善することができます。
「複利は宇宙で最大の力だ」とアインシュタインは、語ったそうです。
健康の悪影響は、複利的に膨らむことが多い。ベストな健康状態から、2%マイナスだとすると、毎年低下率は年々増えていきます。
10年後、15年後には、20%減になっている可能性があります。
書籍の中に出てきた一例では、体重が増えて、膝が痛くなり、軟骨がすり減り、痛みを感じる。
その結果、膝の組織がダメになり、歩くことでも痛みや違和感があり。走ることはできなくなります。
その後経過を観察しながら、手術の適応になる。
運動不足や、体重増加につながり、そのほかの健康問題も引きおこされます。
日々の些細な健康の悪化で、歩くことができなくなります。
人間は、歩くことが基本の動物です。
動くことが苦痛になれば、制限がでてきて、経験の幅も減ってしまいます。
ぜひ、違和感や痛みがある時は、すぐに姿勢治療家のようなプロの手を借りて、本当の原因から解決してください。
毎日のちょっとした姿勢の積み重ね、骨格的に間違えた使い方で悪化させています。
健康の小さな変化、痛みや、違和感は、決してそのままにしてはいけない症状ですよ。
まだまだ力不足で、ご縁のあった方だけにしか、提供できませんが
カラダの使い方を身につけ、健康でいる時間を伸ばし、人生を謳歌してほしい。
そんな思いで仕事をしています。
大正15年から96年の臨床してきいる経験から、100歳まで動くにはどうするべきかをお伝えし解決策をお伝えします。
人生の中で、あなたと出会える時間は短いかもしれません。
でも、今すぐ行動に移せば、未来は変わります。
このブログで気づいたことをまず、実践してみてください。
過去は変えられませんが、過去の解釈と未来は変えられます!
姿勢が変わると人生が変わる。
姿勢治療家
仲野孝明
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