【呼吸の仕組み】まず、肺の大きさを知ろう
【呼吸の仕組み】を伝える時に、一番理解しやすい方法をお伝えします。
まず、肺の大きさである、肺を守っている骨【肋骨】を知ることです。
自分の肋骨の大きさを知りましょう。
その中にある【肺の大きさ】が少しイメージできますので。
毎日当たり前にできている呼吸。
しっかり意識して使えるようになると、
・酸素がよく入る。
・精神が安定する。
・心拍数が安定できる。
効果的に身体が使えるようになりますよ。
姿勢治療家の身体を学ぶ5ステップ(仮)
1)知らない、できない(無意識+無能)
↓
2)知っていても、できない(意識+無能)
↓
3)考えるとできる(意識+有能)
↓
4)考えなくてもできる(無意識+有能)
↓
5)教えることができる(無意識+有能)
まずは、考えるとできるレベルを目指しましょう!
目次
肋骨を知り、肺の大きさを理解する
1)肋骨のキワを両手で探しましょう。
前方部分は、みぞおち
側方部分は、肋骨のきわ
背中部分は、肋骨のきわ
※画像Visssible Bodyより引用
2)肋骨の高さを知り、肺の高さを知る
首の付け根の部分、ちょうどその高さに肋骨があります。
胴体の一番上から、先ほどの肋骨のキワの空間まで肺が入っています。片手を首の付け根に。
もう片方の手を、脇腹の肋骨のキワに持っていってください。
かなり、大きく感じませんか?
3)肋骨の厚みを知り、肺の厚みを知る
・胸の前、鳩尾部分から背中までの厚みまで肺があります。
片手を胸の前に手を当ててください。
もう片方の手を背中に当ててください。
この厚みだけ、肺が入っています。
この3つで囲われた部分
肋骨に覆われた全てが肺になっています。
心臓が、握り拳分だけ、中心よりやや左にあります。
肺に包まれている形状となり守られています。
肺を知って2つの呼吸を実践
この肺の大きさを最大に意識して呼吸をしましょう。
1)肋骨全体が膨らむように呼吸してみてください。
この呼吸が胸式呼吸です。
呼吸は、いつも迷ってしまいますが、
2)肋骨全体をなるべく動かさないまま、お腹を膨らますように呼吸してみてください。
この呼吸が腹式呼吸です。
腹式呼吸は、先ほどの肋骨のキワで囲まれた部分全体に横隔膜がついています。
横隔膜が息を吸って短縮することにより、お腹の腸が押されて腹部が膨らむように感じます。
横隔膜と心臓
横隔膜のすぐ上に心臓があります。
心臓は、肺にやや左側、横隔膜に挟まれた構造になっています。
心膜という膜に包まれて動いています。
構造的には、横隔膜や肺の動きで意図的に深い呼吸を行うことで、
横隔膜の動きの影響を受けやすいとおもわます。
腹式呼吸を行うことで、瞑想やマインドフルネスで必要な理由がこの解剖学的にも説明がつきそうです。
まず、3つ
【肋骨】【肺】【横隔膜】を意識して呼吸を行ってみてください。
腹式呼吸も、構造的な動きでわかると実践しやすくなります。
考えること、実践することを繰り返して、考えなくてもできるようになりましょう!
日々の実戦で、
自らの身体をより使えるようになります!
”考えなくてもできる”を目指していきましょう!
姿勢治療家の身体を学ぶ5ステップ
1)知らない、しできない(無意識+無能)→
2)知っていても、できない(意識+無能)→
3)考えるとできる(意識+有能)→
4)考えなくてもできる(無意識+有能)→
5)教えることができる(無意識+有能)
しかし、意識をすることで、使える身体になってきますよ。
姿勢治療家(R)
仲野孝明
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